家族やパートナーと同居している場合、カミソリは1人につき1台用意するのが基本です。カミソリを共有すると、衛生面において思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
そこで今回は、他人とカミソリを共有してはいけない理由や、共有してしまったときの対処法についてご紹介します。
家族・パートナーとカミソリを共有してはいけない理由
家族間やパートナー間であったとしても、カミソリを共有するのは衛生上NGです。ここでは、共有してはいけない具体的な理由を詳しく解説します。
感染症が移る可能性があるから
シェービング中に誤って皮膚を切ってしまうと、小さな傷口から血液が付着する可能性があります。出血してカミソリに血液内の感染細胞が付いた場合、そのカミソリを他人が使用すると感染症が移るおそれがあります。
具体的な感染症としては、血液を介してうつるリスクの高いものが考えられます。
・B型肝炎ウイルス
・HTLV-1
実際に、カミソリの共有によってB型肝炎ウイルスに感染した例も報告されています。
水道水で洗っただけで、細胞が完全に死滅することはありません。感染症や衛生の観点から、家族やパートナーとカミソリを共有することは避けましょう。
使用期間がわからないから
他人のカミソリはどれくらいの期間使っていたか分かりません。カミソリは基本的に2週間(14日)に1回が交換の目安ですが、使っている期間が分からないと、刃が古くなっている可能性があります。
切れ味の鈍った古い刃で剃ると、肌に刺激を与えやすく、カミソリ負けや炎症の原因になります。剃った後に肌がヒリヒリする、強い力を込めて何度も剃らないといけないと感じる場合は刃が鈍っている可能性があります。特に、肌が敏感な方や肌荒れしやすい方は注意が必要です。
また、カミソリの使用方法、保管方法は人それぞれ異なります。使用期限が短くても保管状況が悪いと早く劣化する可能性があります。肌トラブルを避ける上でも、他人とカミソリを共有するのはNGです。
カミソリは1人1台が基本!
家族やパートナーと同居していても、各自が専用のカミソリを用意しましょう。前述の通り、カミソリを共有すると使用後に雑菌が繁殖し、肌トラブルが生じる可能性があります。
ただし、同じカミソリを用意すると誤って誰かが使用してしまうことがあるかもしれません。すぐに見分けがつくように、保管場所や印、色などで個別に識別できるようにすると便利です。
新しくカミソリを購入する場合は、自分にあったカミソリを選びましょう。
男性用カミソリ、女性用カミソリとあるように、性別によっても適したカミソリの形状は異なります。
例えば、女性用は腕や脚など広範囲を剃れるようにヘッドが楕円に設計されています。一方、男性用のカミソリは髭などの細かな部位を重点的に処理できる設計です。男性用のカミソリは広範囲を剃れるタイプではないため、女性が使用するのには適していません。
ハンドルの形状や位置も確認しながら、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
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カミソリを共有してしまったときの対処法
他人のカミソリを使って肌に傷をつけてしまったら、まずは清潔な水で洗浄し、消毒を行います。感染症などにかかっている不安がある場合は一度検査を受けることをおすすめします。感染症などのリスクを最小限にするために、医療機関を受診し適切な処置を受けましょう。
また感染リスクの対策として、替刃のストックを用意しておくと安心です。別の人が誤って使用した場合も、すぐに刃を交換すれば相互感染を防げます。
まとめ
家族間やパートナー間であったとしても、カミソリを共有するのはNGです。感染症にかかるリスクや、肌荒れが起こる可能性があるため、必ず個別のカミソリを用意しましょう。また、替刃のストックを用意しておくと万が一共有してしまった場合でも相互感染を防ぐことが可能です。
カミソリを他人と共有してしまい感染症などが不安な方は、医療機関を受診することをおすすめします。
また、個別のカミソリを使っていても肌トラブルが起こることはあります。肌に優しい正しい使い方や清潔な状態を保つお手入れ方法を覚えておくことが大切です。
カミソリの適切な使用方法やお手入れの方法については下記の記事で解説しています。