髭が生えた男性はダンディーな印象があり、魅力的です。これから髭を伸ばしてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、今までに髭を伸ばした経験がないと本当に合うのか不安を感じるかもしれません。今回は、髭を伸ばすメリット・デメリットや注意点についてご紹介します。
髭を伸ばす3つのメリット
まずは、髭を伸ばす主なメリットを3つご紹介します。
ファッションの一部として楽しめる
1つ目は、ファッションとして楽しめることです。髭も、服やアクセサリーのように自分らしさを表現できます。
髭のデザイン次第では、奇抜な服装やカラフルな服装との組み合わせも違和感なく着こなせるでしょう。髭を伸ばすことによって、ファッションの幅が広がり、新たなジャンルに違和感なくチャレンジできるかもしれません。
髭を伸ばしたりデザインを変えたりすると顔の印象も大きく変わりますので、イメチェンしたい方にもおすすめです。
髭のデザインについては、下記の記事でご紹介しています。気になる方はご覧ください。
「髭の種類には何がある?似合う髭のデザインや整え方は?」
簡単な手入れで済む
毎日髭をすべて剃るよりも、少ない手入れで済みます。
髭を伸ばしたいときは、基本的にしばらく髭を剃るのをストップします。ある程度髭が伸びないと好みの髭にスタイリングできないためです。しっかり伸ばすために1ヶ月ほど時間を置くこともあります。
髭がある程度伸びてきたら、好きな髭のデザインにカットします。その後のお手入れは、髭を整えて、不要な部分をカットしたり剃ったりするだけです。長い髭はコームで梳いて髭の流れを整えます。
スタイルにもよりますが、髭を伸ばすと毎日髭をお手入れする必要がなくなります。3~5日程度の間隔ですむため、髭剃りのわずらわしさから開放されるでしょう。
もともと毛が濃くすぐ伸びてくる方であれば、髭を伸ばした方がお手入れは楽に感じられるかもしれません。
ニキビのような肌荒れを抑制できる
肌表面は角質層に覆われています。誤った髭剃りなどで肌を守る角質層が必要以上に削られたり、傷ついたりすると、肌トラブルの原因になりやすいです。
髭剃りによって引き起こされる肌荒れをカミソリ負けともいいます。
髭剃り直後に出血や傷がなくても、肌が赤みを帯びたり、かゆみの症状が出たり、ニキビのような赤いブツブツになったりすることもあるでしょう。髭剃り直後でなくても肌荒れするのは、角質層が傷つくことで肌を守るバリア機能が低下するためです。
デザイン髭にすると、髭を剃る面積は少なくなります。また、デザインによっては毎日剃る必要がなくなるため、カミソリ負けによる肌トラブルを抑えられるメリットがあります。
髭を伸ばす2つのデメリット
髭を伸ばすことにはデメリットもあります。下記にご紹介する注意点も押さえておきましょう。
印象を悪くする可能性がある
髭を伸ばすデメリットは、ほかの人から見たときに清潔感がないと思われる可能性があることです。特に、しっかり整えられていない伸ばしっぱなしの髭は印象が悪くなることがあります。
就職活動中の方などは面接官などから好ましく思われないこともあるでしょう。ほかの人から意図しないイメージをもたれることもあります。
また、髭を苦手に感じる方が一定数いることも理解しておいてください。特に、男性から見た髭の印象と、女性から見た髭の印象は異なる可能性があります。
清潔な状態を保ちにくくなる
清潔な状態を保ちにくくなるのも髭を伸ばすデメリットです。手入れがされていない髭は細菌が発生しやすく、臭いが出てくることもあります。
髭があるとつい手で触れてしまうこともありますが、目に見えない汚れや細菌などが付着する大きな原因になります。
また、髭が伸びていること自体が汚れを寄せ付けやすくなります。食べ物や飲み物を口にするときなど髭に汚れが付きやすくなるためです。
髭を完全に剃るよりも、衛生上の問題が起こりやすくなるのが髭を伸ばすデメリットです。
髭を伸ばすときの注意点・ポイント
髭を伸ばすことはメリットがある反面、他人からの印象を下げたり不衛生な状態になりやすかったりとデメリットも生じます。本当に髭を伸ばしたいのかはよく検討されると良いでしょう。
最後に髭を伸ばしたいと考えている方へ向けて、髭を伸ばすときの注意点やポイントを解説していきます。
適度に整える
髭自体を好まない方もいますが、清潔感を保てれば周囲からの印象が下がることはないでしょう。
清潔感を保つには、「伸ばしっぱなし」の状態を避けることが大切です。
好みのスタイルに仕上げるために髭を伸ばしている段階でも、ある程度不要な部分は剃って適度に整えるようにしてください。
手順やポイントは下記の通りです。
1.髭を整えるための道具を準備する
まずは、道具を準備しましょう。
・カミソリまたは電気シェーバー
・シェービング剤
2.髭をカットして整える
髭のデザインに合わせてハサミでカットしていきます。
髭剃りは基本シェービング剤を使いますが、毛が柔らかいとカットしにくいため乾いた状態で行ってください。
このとき、
・長さを均一に揃える
ことを意識しましょう。
3.不要な部分を剃る
お風呂の湯気や蒸しタオルなどで髭を湿らせた後、シェービング剤を塗って髭を剃っていきます。初めて髭を伸ばす方は、メイク用のペンなどでデザインの目安を書いておくと剃りやすくなります。
またデザイン髭をきれいに作りたいときは、深剃りできて小回りが利く「HENSON SHAVING」をお試しください。38gの軽量設計ですので、細かいデザインもきれいに剃ることができます。また肌荒れしにくいよう精密に設計しているのもポイントです。
4.保湿する
髭を伸ばしていると細菌が発生しやすくなります。肌荒れもしやすい状態ですので、化粧水→クリームの順番でしっかりと保湿をしましょう。くすみ、敏感肌などの肌悩みがある場合は、美容液を取り入れるのもおすすめです。
自分に合ったスタイルを取り入れる
輪郭や彫りの深さによって似合う髭のデザインは異なります。また、髭の濃さや密度は個人差があるため、中にはチャレンジできないスタイルもあるでしょう。
周囲からの印象を落とさずに髭を伸ばすには、自分に合ったスタイルを見つけることも大切です。
まずは、なりたい自分をイメージしましょう。理想と自身の髭の生え具合、顔立ちなどを意識して、イメージに近くなるようなスタイルを考えていきます。
輪郭別のおすすめデザインは下記の通りです。
丸顔→顎鬚のみ、アンカー、バルボ、ショートボックス
ベース型→サークル、ロワイヤル、ゴーティ
面長→チンストラップ、フジ、コンチネンタル
まとめ
髭を伸ばすメリットは、次の通りです。
・手入れを簡単に済ませられる
・肌荒れを抑えられる
一方で、デメリットもあります。
・清潔な状態を保ちにくい
デザイン髭に挑戦したい方は、メリットだけでなくデメリットも押さえておくことが重要です。
今回ご紹介した髭の整え方や自分に似合うデザインの選び方を参考に、なりたいスタイルを見つけてみてください。