髭剃りが臭いのはなぜ?臭いを除去する方法とお手入れ

カミソリ
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カミソリや電動シェーバーなどを使っていて、「何か臭うな」と感じたことはありませんか?髭剃りが臭いと感じるのは、カミソリや電動シェーバーのお手入れ方法に問題があるかもしれません。

今回は、髭剃りの臭いの原因や臭いを除去する方法、臭いを防止するお手入れのコツを紹介します。

髭剃りが臭い原因は?

髭剃りをすると髭くずが発生します。そこに汗や皮脂などが混ざり合い、カミソリや電動シェーバーに汚れとして付着するのですが、この汚れを放置してしまうことが臭いの原因です。

カミソリや電動シェーバーに皮脂などの汚れが付着した状態で放置すると、雑菌が繁殖して臭うことがあります。雑菌が繁殖したカミソリや電動シェーバーをそのまま使用しますので、衛生面もよくありません。

特に電動シェーバーは臭くなりやすいです。電動シェーバーの構造上、内部に髭くずがたまりやすいのもありますし、カミソリと比べて刃の交換頻度が低いことも理由に挙げられます。

電動シェーバーの刃の交換時期は外刃が約1年、内刃は約2年が目安となるため、長期的に同じ刃を使い続けることから、汚れがたまり雑菌が繁殖しやすいです。

関連記事:カミソリの刃の交換時期はいつ?適切なタイミングと長持ちさせる秘訣

洗っても取れない髭剃りの臭いを除去する方法

替え刃の交換頻度が低い電動シェーバーは特に臭くなりやすいと紹介しました。すでに電動シェーバーから臭いを感じている場合は水洗いだけで臭いをとるのは難しいでしょう。

洗っても取れない臭いを除去したいなら重曹を使った方法がおすすめです。ここでは臭くなりやすい電動シェーバーの臭いを除去するステップを紹介します。

1.重曹を準備する

まず、重曹を準備します。重曹は、炭酸水素ナトリウムや重炭酸ソーダともいわれる成分です。通常は白い粉の状態で販売されており、食品を膨らますときなどに使用されるほか、掃除のアイテムとしても使われています。

水洗いで落ちない臭いは、弱アルカリ性の重曹を使って落とすのがおすすめです。臭くなった電動シェーバーの内部をきれいに水洗いしても、水だけでは簡単に落ちません。

重曹は弱アルカリ性の性質をもち、酸性物資である油分を分解することから、電動シェーバーの内部に溜まった皮脂汚れに効きます。これによって電動シェーバーの臭いを除去する効果が期待できるでしょう。

また、重曹は食品や医薬品にも使われているため、安全に使用できます。スーパーなどさまざまな場所で販売されているため簡単に入手できるのもポイントです。

なお、髭剃りの際に洗顔やジェルなどを併用する人もいるかもしれません。石鹸カスなどはアルカリ性の汚れであるため、同じアルカリ性の性質をもつ重曹ではよく落ちないことがあります。石鹸カスなどの汚れが多いときは、酸性のクエン酸を使うのがおすすめです。

2.重曹水を作り浸け置きする

コップ1杯に対し小さじ1杯を目安に重曹水を作ります。

電動シェーバーはそのまま重曹水に浸せませんので、ヘッドを取って、外刃と内刃を取り出しましょう。シェーバーの刃を取り出すときに髭クズがシェーバーの中にたまっている場合は、ブラシなどを使って払い、きれいにします。

分解した電動シェーバーの刃は、先に作った重曹水の中に刃全体がつかるようにして置きましょう。浸け置きは3分~10分程度が目安です。

浸け置きしても臭いが取れていないときは、もう少し長い時間浸け置きしても問題ありません。それでも臭いが取れない場合は、重曹水への浸け置きを何度か繰り返します。

3.重曹水を洗い流す

次に、電動シェーバーの刃を重曹水から取り出し、水で丁寧に洗い流します。重曹は素材によっては変色の原因になったり、成分が残ったままだと重曹が浮き出て白い汚れの原因になったりすることがありますので、重曹が残らないようにしっかり洗いましょう。

4.しっかり乾燥させる

重曹水に浸した電動シェーバーの刃を水洗いしたら、すぐに組み立てずに、分解した状態のまましっかり水気が切れるよう1日ほど自然乾燥させます。水分が乾かないうちに組み立ててしまうと、雑菌が繁殖する原因になるためです。

自然乾燥させる場所には、風通しがよく湿気の少ない場所を選びましょう。浴室のように水気のある場所で乾かそうとすると、しっかり乾かずに雑菌が繁殖する原因になってしまいます。

どうしてもすぐに使用する予定があり乾燥を早めたい場合は、キッチンペーパーなどを活用すると良いです。ドライヤーは熱により刃を変形させることなどもありますので、ドライヤーの使用はおすすめしません。

5.シェーバーオイルを塗る

重曹水でのメンテンナンス後は、以前に差したオイルが流れ落ちてしまっていますので、電動シェーバーの刃を乾燥させた後にシェーバーオイルを塗っていきます。使用するオイルの量は、刃1枚に対して1滴が目安です。

分解した電動シェーバーを組み立てて、シェーバーの刃にオイルを落としたら、シェーバーを少し動作させてオイルをなじませましょう。余分なオイルが出てきたら、ふき取ってきれいにします。

シェーバーオイルは電動シェーバー購入時に付属品として付いてくることが多いです。刃の腐食を抑え、切れ味を維持してくれますので、長く使用するためにもメンテナンスの最後にシェーバーオイルを使用するのが良いでしょう。オイルで刃が滑らかになることで、摩擦による肌トラブルの防止にもなります。

電動シェーバーの臭いがどうしても気になるときは

電動シェーバーは構造上、臭いを感じることも多いです。どうしても臭いが気になるときは、カミソリを使って髭を剃るのも良いでしょう。1回きりの使い捨てタイプなら臭いが気になることもありません。

また、替え刃タイプも刃の交換頻度は1週間から2週間ほどと、電動シェーバーよりも交換サイクルは短いです。交換頻度の低い電動シェーバーと比べて衛生状態を保ちやすいため、臭いに悩まされる心配も減るでしょう。

臭いを第一に考えるなら使い捨てタイプも良いですが、髭を剃る頻度は高いため、毎回使い捨てだとコストがかさみやすい問題もあります。コスパを考えるなら替え刃タイプも検討してみましょう。

コスパの良い替え刃タイプのカミソリをお探しなら、HENSON SHAVING(ヘンソンシェービング)がおすすめです。

替え刃1カ月(4週間)当たりのコストは120円のため、ほかの替え刃タイプのシェーバーと比べて高コスパで使えます。コストが抑えられるため、替え刃の交換に悩まされることなく衛生状態を保ちながら髭剃りができるでしょう。

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髭剃りの臭いを防ぐお手入れのコツ

カミソリよりも電動シェーバーの方が臭いやすいと説明しましたが、使い方次第ではカミソリからも嫌な臭いが発生することがあります。ここでは、臭いを防止するためのお手入れの方法を、電動シェーバーとカミソリに分けてみていきましょう。

電動シェーバーのお手入れ

電動シェーバーを使用した後は、毎回ヘッドを取って、ブラシを使い内部の髭クズなどを払います。内刃や外刃は取り外して水洗いしましょう。汚れが気になるときは、必要に応じてハンドソープなどを使ってきれいにしていきます。

しっかり洗ったらキッチンペーパーなどを使って拭き、風通しの良い場所に置いて自然乾燥させましょう。

カミソリのお手入れ

カミソリ使用後は流水を使って髭クズやジェルなどの汚れを流水で洗います。洗い流すときは、目詰まりがないか確認してしっかり洗いましょう。

洗い終わったら余分な水気を切り、風通しの良い場所で乾燥させます。水気を切る際は刃がもろくなりますので、タオルでは拭かないようにしましょう。

関連記事:正しいカミソリの洗い方は?毛詰まりの取り方も解説

まとめ

髭剃りで感じる不快な臭いは、電動シェーバーやカミソリの刃にたまった皮脂汚れなどが原因の可能性があります。汚れをためないためにも、使用時にはしっかり水洗いをして清潔を保つようにしましょう。

刃の交換頻度が低い電動シェーバーの臭いが気になるときは、今回紹介した重曹水を使ったり、衛生を保ちやすいカミソリを使ったりしてみましょう。例)替え刃タイプのカミソリを検討されている方には「HENSON SHAVING」がおすすめです。替え刃1カ月(4週間)当たりの価格は120円のため、コストを抑えながら、衛生的に髭を剃ることができます。

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