「眉毛の形が気に入らない」とお悩みの際に、眉毛を全剃りする方法があります。好きな形の眉毛を書くことができるため、メイクや気分に合わせてデザインを変えられます。
しかし、眉毛がまったくなくなると人相が変わってしまいます。生えそろうまで一定期間かかるため、戻したいと思ってもすぐには元に戻りません。
この記事では、眉毛を全剃りするメリット・デメリットを解説するとともに、全剃り後に後悔した際の応急処置方法や、眉毛を整える方法を紹介します。
眉毛を全剃りするメリット
まずは、眉毛を全剃りするメリットを2つ紹介します。
・眉毛を処理する手間を省ける
自眉を全部剃ると、メイクの自由度が上がるのと同時に日々のお手入れも楽になります。
好きな形の眉毛を描ける
眉毛を全剃りすると、すっぴんの眉毛(自眉)の形に捉われず自由にメイクしやすくなります。
眉毛の形状や濃さには個人差があります。例えば左右非対称だったり眉が濃かったりすると、眉のデザイン幅が狭く、理想のメイクをするのは難しいでしょう。
眉毛を全部剃ってしまえば自由に描けるため、上がり眉や下がり眉など形も自由自在で、太さも好きに変えられます。
また気分やファッション、髪型、トレンドなどに応じて、眉毛のデザインを臨機応変に変更できるのもメリットです。
眉毛を処理する手間を省ける
眉毛を全剃りすることで、日々の処理の手間が省けます。
眉毛は定期的に切ったり剃ったりして、細かく形を整える必要があり面倒です。
一方、全剃りはカミソリで剃ってしまうだけで、簡単に処理が終わります。細かな手入れは必要なく、定期的にカミソリで剃るだけで済むため、手間と時間を最小限に抑えられます。
眉毛を全剃りするデメリット
眉毛を全剃りするメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。
・目に汗が入りやすい
・常にメイクする必要がある
・メイクが落ちやすい
思い付きで全剃りして後悔しないように、デメリットも把握しておきましょう。
剃り跡や生えかけの眉毛が目立ちやすい
剃り跡や生えかけの眉毛が目立ちやすくなります。
剃り跡・生えかけの眉毛が目立つと不自然に思われやすく、場合によっては眉毛が二重に見えるかもしれません。
特に眉毛が濃い人や肌の色が白い人は、剃った毛の断面が肌の下で黒く透けて見えやすくなってしまいます。
目に汗が入りやすい
眉毛がなくなることで、目に汗が入りやすくなるのもデメリットです。
眉毛には汗をせき止める役割があり、目に汗が入るのを防いでくれます。しかし、全剃りすると眉毛の汗を止めるクッション機能がなくなるため、汗が直接目に入るようになります。
日常生活や運動・仕事で汗をかくと目に沁みやすくなり、不快に感じるシーンが多くなるでしょう。
常にメイクする必要がある
自眉がなくなると、常にメイクする必要性が生じます。
眉毛がないと怖い印象を与えることも多いため、気軽にすっぴんで出歩きにくくなります。
ちょっとコンビニへ行くだけでも眉毛を描く必要があり、メイクの手間が増えてしまいます。短時間の外出でもメイクが必要になると、出かけるのが面倒になるかもしれません。
メイクが落ちやすい
メイクが落ちやすくなり、メイク直しが増えるのもデメリットだといえます。
眉毛を全剃りしていると、雨や汗などの水分がアイブロウに直接当たるため、眉毛があるときと比べメイクが落ちやすくなります。
朝にバッチリメイクで出かけても、夕方には落ちてしまっていることも考えられ、こまめにチェックしたり、メイクを直したりすることを手間に感じるでしょう。
眉毛が生えるのにかかる期間
剃ってしまった眉毛が生え揃うまでには、早くても1ヶ月半ほどかかります。
毛が生えるには、毛周期と呼ばれる以下のようなサイクルがあります。
・退行期:毛の成長が止まる期間(3週間ほど)
・休止期:毛が抜け落ちて新しい眉毛と入れ替わる
個人差もありますが、眉毛の場合は伸びるのに約1ヶ月半以上必要です。毛周期のタイミングによってはそれ以上かかる可能性もあるため、剃る際は後悔しないように、よく考えてから行うべきです。
眉毛の全剃りで後悔した際の対処方法
眉毛を全剃りしてから後悔した場合には、以下のような応急処置をしましょう。
・つけ眉毛を貼る
髪型や帽子で隠す
全剃りした眉毛が目立たないように、髪型や帽子で隠すのもひとつの手です。
視線が気になるようでも、前髪を下ろせば眉毛を隠せます。髪の毛が短い場合は、ウィッグで眉毛を隠すのもありです。
また、帽子やフレームの太いメガネ・サングラスなどで、眉毛を隠すのもおすすめです。
ビジネスシーンならフレームが太めのメガネ、プライベートならニットキャップやベースボールキャップなどを深めに被ると、眉毛が隠れやすくなります。
つけ眉毛を貼る
貼るだけで眉毛が生えているように見せられる「つけ眉毛」を活用するのもおすすめです。
つけ眉毛は、薄いシートに人工の毛が生えていて、ボディシールのように肌へ貼るだけで、本物の眉毛が生えているようにみせられます。
落とし方も簡単で、オイル系のクレンジングを馴染ませると剥がせます。
使用期間は商品によって異なりますが、なかには3週間~1ヶ月ほど使用できるものもあり、眉毛が生えそろうまでのつなぎにぴったりです。
眉毛のデザインは複数用意されているので、自分に合うものを選べます。
全剃りしなくてもいい!眉毛をきれいに整える方法
眉毛を全剃りしなくても、きれいに整える方法があります。
・眉毛を整えるなら「眉毛サロン」
・理想の眉毛をキープしたいなら「眉毛アートメイク」
3つの方法を紹介するので、あなたに合ったものを選んでみてください。
眉毛を隠したいなら「眉潰し」
眉潰しは、眉毛の一部または全部を肌色で塗り潰す方法です。
専用商品が、日本舞踊やコスプレのメイク用などに販売されており、自眉がどこかわからなくなるほどに隠すことができます。
眉毛の潰し方は、以下のとおりです。
2.つけまつ毛用の糊、もしくは専用の眉潰しアイテムで毛を平たく固定する
3.固定した眉の上にファンデーションを塗る
眉毛を整えるなら「眉毛サロン」
眉毛サロンで整えるのもひとつの手です。
眉毛サロンは、理想の雰囲気や輪郭に合わせて、プロがデザインしてくれるため、左細眉や太眉、平行眉、アーチ型眉など理想の眉毛に近づけます。
ただし、きれいな眉毛を維持するには定期的に通わなくてはならないのが難点です。加えて、あくまでも自眉を整えてもらう方法なので、足りない部分は自分で描き足す必要があります。
理想の眉毛をキープしたいなら「眉毛アートメイク」
理想の眉毛をキープしたいなら、眉毛アートメイクに挑戦するのもありです。
アートメイクは、肌の浅い部分へ染料を挿入する美容施術です。
1本ずつデザインできるので、水濡れや摩擦に影響されない自然な眉毛をキープでき、メイク時間を短縮できます。
肌のターンオーバーにより約1~3年で消えてしまいますが、時代に合ったデザインに変更できるメリットもあります。
まとめ
眉毛を全剃りすると、自由に眉毛をデザインしやすくなったり、毎日の処理が楽になったりするメリットがあります。
一方で、剃り跡の目立ちや常にメイクする必要があるなどのデメリットもあり、後悔してしまう方も少なくありません。
眉毛が生えそろうには1ヶ月以上かかるため、メリット・デメリットを踏まえたうえで実行しましょう。
眉毛も含めムダ毛処理には、手軽で剃り残しにくいカミソリがおすすめです。なかでも「HENSON SHAVING」は、肌に優しく深剃りできるため、肌荒れを抑えつつムダ毛を処理できます。
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