肌荒れや毛穴汚れなど、肌のさまざまな悩みを抱えている男性は多いのではないでしょうか。肌トラブルが多いと、他人に与える印象も気になってしまいますよね。今回は、肌が汚くなる原因や肌を綺麗にするための生活習慣、正しいスキンケア方法を紹介します。
「肌が汚い」と思われる4つのパターンと原因
一言で「肌が汚い」といっても、そのパターンは多岐に渡ります。ここでは、肌が汚くなってしまう4つのパターンと原因を紹介します。
スキンケアの方法が間違っている
間違ったスキンケアをすると、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルや乾燥などを招きます。
例えば洗浄力の強すぎる洗顔料を使ったり、ゴシゴシと力を入れて顔を洗ったりすると、肌に必要な皮脂や保湿成分まで洗い流されます。その結果、乾燥による赤みやかゆみ、ニキビなどを招いてしまうのです。
ニキビや炎症があると、1日に何度も洗顔したくなる方もいると思います。しかし、1日3回以上洗顔すると肌の乾燥を招き、大量の皮脂が分泌されてしまうことがあるため注意が必要です。肌への負担を抑えるために、洗顔は朝と晩の1日2回までにしましょう。
紫外線対策をしていない
米国皮膚科学会の発表では、肌老化の約80%が紫外線による影響だとしています。
紫外線を浴びると肌の表皮からメラニン色素が分泌され、肌の色を濃くすることでダメージを抑えます。通常は、皮膚のターンオーバー(生まれ変わり)によってメラニンが排出されます。しかし、繰り返し紫外線を浴びるとターンオーバーが追いつかなくなり、シミになって残ってしまうのです。
また、紫外線は肌の奥深くにある真皮層にまで到達し、肌の弾力を保つエラスチンやコラーゲンを変性させます。その結果、弾力やハリが失われ、シワやたるみにつながってしまいます。
過剰な紫外線を受けると肌の乾燥も招いてしまうため、外出時は日焼け止めを使用して肌を保護することが大切です。紫外線は夏だけではなく年間を通じて地上に降り注いでいるため、1年中紫外線対策をしましょう。
カミソリ負けをしている
カミソリによって毛と一緒に肌の角質層まで削られると、乾燥やかゆみを引き起こします。肌の表面には細かいデコボコがあり、隆起している部分にカミソリが当たると皮膚に傷がつきます。傷口から細菌が侵入すると炎症を起こし、ニキビや吹き出物ができてしまうのです。
カミソリ負けによる肌荒れを予防するには、できるだけ肌への負担が少ないカミソリを使用するのがおすすめです。
超精密構造で作られたHENSON SHAVINGは、刃がしっかり固定されているため、皮膚を傷つけにくいのが特徴です。1回で綺麗に剃れるため何度も往復する必要がなく、肌への負担を抑えながら処理できます。
生活習慣が乱れている
肌は、新しい細胞が作られて古い角層が剥がれ落ちるターンオーバーという新陳代謝を繰り返しています。
通常、ターンオーバーは約1か月の周期で安定しています。しかし、睡眠不足や運動不足、過度なストレスなどで生活習慣が乱れると、ターンオーバーが遅くなってしまいます。
すると、剥がれ落ちるべき古い皮膚が皮膚にとどまり、毛穴の詰まりやニキビ、くすみなどを引き起こしてしまうのです。
男性が肌を綺麗にするための「生活習慣」とは
綺麗な肌を目指す上では、生活習慣の改善が欠かせません。ここでは、男性が肌を綺麗にするために意識したいポイントを4つ紹介します。
食事
1日3食、規則正しい食事をとることで肌荒れを防ぎ、健やかな美肌に近づけられます。
食事は、身体に必要な6つの栄養素である糖質・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂取しましょう。栄養素は単体で働くのではなく、複数の組み合わせによって作用するため、さまざまな食材を少しずつ摂取することが大切です。
ビタミン・ミネラル
美しい肌をつくるために特に意識して摂りたい栄養素は、ビタミンやミネラルです。例えばうなぎやレバー、納豆、アーモンドなどに多く含まれるビタミンB2は、ターンオーバーをサポートしてくれる働きがあります。
また、豚肉やうなぎ、マグロ、鶏のささみなどに多いビタミンB6は皮脂の分泌量を調整する作用があり、皮脂の過剰分泌によるニキビの予防につながります。
そのほか、アボカドやいも類、ナッツ類などに多いカリウムは皮膚の再生を促し、乳製品や小魚、大豆製品に多いカルシウムはターンオーバーを正常に近づけてくれます。
食物繊維
便秘が続くと、ニキビや吹き出物などの肌トラブルが起こりやすくなります。食物繊維は腸内環境を整えて便秘を解消する手助けをしてくれるため、積極的に摂取しましょう。食物繊維は、ワカメやごぼう、キウイ、きのこ、豆類などに多く含まれます。
運動
運動すると血行が促進され、肌のすみずみまで栄養や酸素が届けられます。その結果、肌のターンオーバー周期が整い、キメの整った健やかな肌に近づくのです。血流が良くなると老廃物の排出も促されるため、肌の透明感アップも期待できます。血行促進によってくすみや目の下のクマも改善すれば、若々しい印象を与えられるでしょう。
また、ストレスが蓄積するとホルモンバランスが乱れ、肌が敏感な状態になって炎症が起きやすくなります。運動はストレス解消にもつながるため、無理のない範囲で取り入れましょう。
睡眠
肌のターンオーバーを促す「成長ホルモン」は、寝ている間に分泌されます。睡眠不足が続くと肌のターンオーバーが乱れて肌荒れにつながるため、十分な睡眠時間を確保しましょう。理想の睡眠時間は個人差がありますが、一般的には7時間以上が良いとされています。
なお、肌を修復する成長ホルモンは特に「眠り始めの3時間」に大量に分泌されるため、睡眠の質を高めることも重要です。良い睡眠をとるために、寝る前のスマートフォンやタバコ、カフェインは避けましょう。アルコールも眠りを浅くする作用があるため、寝る前の飲酒も控えることをおすすめします。
男性が肌を綺麗にするための「スキンケア」とは
ここでは、男性が肌を綺麗にするスキンケアのポイントを紹介します。
泡で優しく洗顔する
洗顔時にゴシゴシ顔をこすると摩擦によって肌に負担がかかり、乾燥を招いてしまいます。手が肌に直接触れないよう、洗顔料はしっかり泡立ててから肌にのせましょう。手の平で泡立てると時間がかかるため、100円ショップやドラッグストアなどで購入できる泡立てネットを使うと便利です。
たっぷり空気を含んだ泡で顔を包み込むように優しく洗うと、摩擦を軽減できます。すすぎは30~32度程度のぬるま湯を使い、泡が残らないようにしっかり洗い流すのがポイントです。特に髪の毛の生え際や小鼻、フェイスラインなどは泡が残りやすいため、忘れずにすすぎましょう。
しっかり保湿する
洗顔後は乾燥しやすい状態になっているため、清潔なタオルやティッシュで顔の水気を取ったらすぐに保湿しましょう。
まずは適量の化粧水を手の平全体に広げ、数回に分けて顔に浸透させます。肌をパチパチ叩き込むと刺激を与えてしまうため、手の平で顔を優しく包み込んでハンドプレスしましょう。
化粧水で肌にうるおいを与えた後は、乳液やクリームを重ねます。化粧水だけで済ませると皮膚の隙間から水分が蒸発し、補った水分が逃げてしまうため注意が必要です。乳液やクリームの油分でフタをすることで水分の蒸発を防ぎ、肌内部の水分量をキープできるのです。
肌のうるおいを効果的に保つには、自分の肌質や悩みに合った製品選びも重要です。ここでは、男性の肌悩みに特化した製品を紹介します。
【ekam】アドバンスドジェル
【ekam】アドバンスドジェルは、化粧水・美容液・乳液・保湿クリーム・アフターシェーブの5役をこなすオールインワン製品です。PDRN(サーモン由来DNA-Na)など6種の美容成分配合で、べたつかない使用感ながら角質層まで浸透し、乾燥知らずの清潔感ある肌へと導きます。スキンケアが続かない方でも、1本で手軽に完結できるのでおすすめです。
まとめ
男性の肌が汚くなってしまう原因は、間違った洗顔方法やカミソリ負けなどさまざまなパターンがあります。今回紹介したポイントを参考に普段のスキンケアや生活習慣を見直し、健康的な美肌を手に入れましょう。