今さら聞けない!髭剃りに蒸しタオルを使う理由は?

カミソリ
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カミソリで髭の自己処理をしたときに血が出たりかゆみを感じたりして、困る方も少なくありません。また「きれいに髭を剃れない」と悩む方もいるのではないでしょうか。そのようなときに蒸しタオルの使用がおすすめです。

床屋で髭剃りする前にも蒸しタオルは使われていることから多くのメリットがあると考えられます。

そこで今回は、髭剃りに蒸しタオルを使用する理由から、簡単な蒸しタオルの作り方まで解説します。

髭剃りに蒸しタオルを使うと良い4つの理由

蒸しタオルを使用すると、いつもよりも快適な剃り心地を得られます。その主な理由は、以下の4つです。

・髭が柔らかくなる
・カミソリ負けを防止できる
・毛穴の汚れを落とせる
・リフレッシュできる

それぞれ詳しく解説します。

髭が柔らかくなる

毛の内側は空洞になっており、水分が浸透すると3割~4割ほど膨張することで硬い髭よりも剃りやすくなります。

関連記事:髭が硬い4つの理由と解決方法を徹底解説!

カミソリ負けを防止できる

カミソリ負けは、シェービングにより肌表面の角質層を傷付けることで、肌のバリア機能が低下して発生します。

肌が乾燥していてバリア機能が低下している状態で髭を剃ると、小さな刺激でも敏感に反応しやすく、「肌がヒリヒリする」「赤みが出る」といったカミソリ負けの症状が出やすくなります。

蒸しタオルを使えば、乾燥した肌に水分が行き渡り、肌への負担を軽減できます。肌への負担を抑えるには、シェービングクリームの使用やシェービング後の保湿も大切です。

関連記事:カミソリ負けの対処法は?自分でできる方法や予防法も解説

毛穴の汚れを落とせる

蒸しタオルによって毛穴を広げて詰まった汚れを落とせるため、肌を清潔にできます。肌の内側は汗や皮脂などの汚れ・雑菌が付着しており、そのまま剃ると汚れ・雑菌を広げる可能性があります。

カミソリによる細かな傷口から雑菌が侵入すれば、肌荒れの原因になるため、顔全体を清潔に処置してから剃るのがシェービングの鉄則です。

また毛穴が広がることで、アフターケアで使用する化粧水が浸透しやすくなるのも、蒸しタオルを使用するメリットです。

リフレッシュできる

温かい蒸しタオルを顔に当てると、ホッと安らぎリフレッシュできるのもメリットのひとつです。

床屋・理容室などで顔に蒸しタオルを当てられて、心地良かった経験がある方もいらっしゃるでしょう。

顔に蒸しタオルを当てると、頭がすっきりしたり心が落ち着いたりと、溜まった疲れを癒せます。

朝に行えばリフレッシュできたり、夜寝る前なら心身ともにリラックスして気持ちよく眠れたりなど、副次的効果ではあるものの、QOLのアップにつながります。

簡単!髭剃りを快適にする蒸しタオルの作り方

蒸しタオルが快適なシェービングに効果的だとわかっても、どのように作れば良いのかわからない方が多いでしょう。

実はたった4ステップで簡単に作れます。ぜひ試してみてください。

・STEP1.清潔なタオルを濡らす
・STEP2.濡らしたタオルを袋に入れる
・STEP3.電子レンジで温める
・STEP4.2~3分ほど顔に当てる

STEP1.清潔なタオルを濡らす

清潔なタオルを全体的に水でしっかり濡らし、少し緩めに絞りましょう。

強く絞り過ぎてしまうと水分が足らなくなるので、ある程度は水分を残しておくのがコツです。

ただし過度に水分量が多いと、高熱になり過ぎるため、水が滴り落ちない程度を目安に絞るのが大切です。

清潔なタオルを使うべきですが、新品のタオルは毛羽立ちやすいため避けるのが無難。熱が逃げにくい厚手のタオルで、ゆっくりと肌を温めるのがおすすめです。

STEP2.濡らしたタオルを袋に入れる

タオルを軽く絞ったら、そのままビニール袋に入れましょう。

20CCほど水を加えてから、電子レンジで温めます。ビニール袋の口は開いていても閉まっていても大丈夫ですが、口を閉じる場合は、爆発しないように袋の口を少し開けて、中の空気を逃がすことが大切です。

また、電子レンジに対応している袋かどうか必ず確認しましょう。

水と一緒にアロマオイルを1滴垂らしておくと、良い香りが蒸気とともに拡散されて、よりリラックス効果が高まります。

STEP3.電子レンジで温める

準備ができたら、電子レンジの500~600Wで60秒ほど温めましょう。

60秒はあくまでも目安で、ワット数やタオルの大きさ、水分量などによっても異なるため都度調整する必要があります。

60秒温めても、まだぬるいと感じるようなら、30秒ずつ時間を追加していきましょう。

1度に温め過ぎると、過度に高温となったタオル・蒸気で火傷を負う危険があるため、少しずつ様子を見ながら調整するのがコツです。

STEP4.2~3分ほど顔に当てる

ほどよく温まったら、タオルを取り出して2~3分ほど顔に当てます。

蒸気で火傷しないよう注意しながら、タオルを広げて顔に当てましょう。あまりに熱そうな場合は、少し冷ましてから使用してください。

タオルが冷めてくるタイミングが、終了の目安です。顔全体を覆うと息苦しくなってしまうので、鼻周辺は空間を開けましょう。

蒸しタオルの代わりに「お風呂で髭剃り」もおすすめ

蒸しタオルは簡単に作れますが、ある程度時間もかかるため「毎日作るのはめんどう」という場合は、「入浴中」や「お風呂上がり」に髭を剃るのもおすすめです。

入浴には、蒸しタオルの使用と同じく以下のような利点があるため、入浴中・入浴後に剃ると、滑らかな剃り心地の実現・カミソリ負けの防止につながります。

・髭が柔らかくなる
・清潔な状態を保てる

ただしシャワーや湯気だけでは、髭を柔らかくするには不十分な可能性があるので、できれば湯船につかるのがおすすめです。

剃りたい部分を湯船に浸けたり、お湯をかけたりして、しっかりと髭に水分を含ませましょう。

お風呂で髭を剃る際の注意点

お風呂で髭を剃る際の注意点として、お風呂場にカミソリを放置しないよう気を付けてください。

湿度の高いお風呂場にカミソリを放置していると、錆びやカビ、雑菌などが発生しやすく不衛生です。

不衛生なカミソリだと、いくら洗顔後に剃っていても、微細な傷口から汚れや雑菌が侵入しやすく、ニキビや肌荒れの原因になります。

カミソリを清潔に保てるよう洗浄するのはもちろんですが、使用後のカミソリをしっかりと乾燥させて、湿度の低い別の場所で保管することも大切です。

まとめ

髭を剃る前に蒸しタオルを使用するのは、髭に水分を含ませて柔らかくしたり、毛穴の汚れを取ったりする効果があります。

「滑らかに剃りやすくなる」「カミソリ負けしにくくなる」ので、蒸しタオルを使用すれば、毎日のシェービングがより快適になります。

ちなみに髭剃りをより快適にするなら、髭に水分を与えるだけでなく、カミソリやシェービング剤といったシェービンググッズにこだわるのも大切です。

宇宙工学の技術を活かした精密構造の「HENSON SHAVING」なら、刃がぶれず肌への刺激を最小限にとどめてくれます。

お試しレンタル」を実施しているので、肌への優しさと深剃りを両立したカミソリが気になる方は、ぜひ気軽に試してみてください。

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