シェービング後に、かゆみや痛み、赤みなどの症状があるといったカミソリ負けに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。カミソリ負けの状態を放置すると、色素沈着の黒ずみの原因になってしまいます。
今回は、カミソリ負けの具体的な症状や対処法、予防する方法についてご紹介します。
カミソリ負けにはどんな症状がある?
シェービングをすると肌に目に見えない細かな傷ができ、肌トラブルに発展しやすくなります。カミソリ負けは肌が弱い方や敏感肌の方だけでなく、誰にでも起こる可能性があるため注意が必要です。
カミソリ負けをすると以下のような症状が起こります。
・ヒリヒリした痛み
・赤いブツブツ
・ニキビ
・出血
・色素沈着、黒ずみ
・肌のカサつき
カミソリの刃で肌表面の角質層が傷つくと、肌のバリア機能が低下します。バリア機能は乾燥や摩擦、紫外線などの外的刺激を防ぐために重要な役割を担っています。そのため、バリア機能が低下した肌は炎症が起こりやすく、ヒリヒリとした痛みが生じるのです。
また、肌の角質層にできた細かい傷口から細菌が侵入して炎症を起こし、赤いブツブツができてしまうこともあります。赤い発疹は尋常性毛瘡(じんじょうせいもうそう)という感染症の場合も考えられます。ひどくなると膿が生じる場合もあるので注意しましょう。
さらに、カミソリ負けを放置すると症状が悪化して色素沈着や黒ずみなどになってしまうことがあるため、早めの対処が必要です。
カミソリ負けしたときの対処法
ここでは、カミソリ負けによる色素沈着や黒ずみを防ぐための対処法をご紹介します。肌にヒリヒリとした痛みや赤いぶつぶつが生じたら、できるだけ早めにケアしていきましょう。
患部を冷やす
カミソリ負けは肌が炎症を起こして熱を帯びている状態です。まずは炎症を抑えるために、冷たいタオルや保冷剤、冷たいシャワーなどを患部にやさしく当てて冷やしましょう。冷やすことで痛みやかゆみを和らげ、赤みを軽減することで、回復を促すことができます。
また、症状が落ち着くまではシェービングを避け、極力肌に刺激を与えないようにすることが大切です。
丁寧に保湿する
患部を冷やしたあとは化粧水や乳液、クリームなどで保湿ケアをしましょう。
乾燥は肌トラブルを悪化させる原因になります。保湿を怠ると炎症やかゆみが悪化しやすくなるため、肌荒れの原因を取り除くことが大切です。
カミソリ負けによる痛みやかゆみが生じている場合は、鎮静効果のあるアイテムを選びましょう。アルコールや香料、防腐剤などは肌への刺激になりやすいため、エタノールやパラベンを含むアイテムは避けてください。おすすめは、炎症を防ぐ・鎮める効果のあるグリチルリチン酸ジカリウムやトラネキサム酸が含まれるものです。
また、肌にうるおいを与える成分にはヒアルロン酸やセラミド、グリセリン、スクワランなどがあります。保湿アイテムを購入する際の参考にしてみてください。
症状がひどいときは皮膚科を受診する
自分で対処してもなかなか痛みやかゆみが治らない場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。医師によるカウンセリングでは、肌の状態に合わせて最適な治療法を提案してもらえるため、早めの回復が期待できます。皮膚科では抗菌薬や保湿剤などで治療してもらうことが可能です。
カミソリ負けの状態を放置すると症状が悪化するだけでなく、色素沈着を起こして黒ずみが残ってしまう可能性もあります。一度色素沈着を起こしてしまうと、回復するまで時間が必要になるため、症状が改善しない場合は皮膚科を受診しましょう。
予防が肝心!カミソリ負けを防ぐ方法
ここでは、カミソリ負けを予防する方法について具体的に解説します。
肌へのダメージを軽減するためにも、普段から以下のポイントに注意してシェービングしましょう。
カミソリは常に清潔な状態に保つ
カミソリの刃先は常に清潔な状態にすることが大切です。使用後はしっかり洗浄し、風通しがよい場所で乾燥し保管しましょう。
カミソリをお風呂場や洗面所などの湿気の多い場所に放置しておくと、サビや菌が繁殖しやすくなります。カミソリ負けは、毛を剃ったときにできる小さな傷から菌が入り込むことが大きな原因です。カミソリ負けが起こりやすい方は保管方法を見直しましょう。
また、シェービング後は刃先にカットした毛が目詰まりすることもあります。とくに複数刃の場合は目詰まりしやすく、そのまま使用することで剃り味が悪くなってしまいます。使用後は必ず流水で洗い流したり、コップなどに水を溜め刃先を左右に振ったりして洗いましょう。その後は余分な水分を振り落としてから、風通しがよい場所でしっかり乾かしてください。
清潔な状態を保っておくと、カミソリを長持ちさせることにもつながります。使用後は使いっぱなしにせず、常に衛生面がよい状態をキープできるよう心がけましょう。
刃の露出が少ないカミソリを使用する
複数刃などの刃の露出が大きいカミソリはたわみやすく、肌に直接当たる時間が長くなります。長時間刃が肌に当たり続けると必要以上に肌に食い込むため、肌荒れの原因になってしまいます。
カミソリ負けしやすい場合はカミソリ自体を見直し、肌への負担が少ないカミソリに買い替えることをおすすめします。
一枚刃のHENSON SHAVINGは、計算され尽くしたヘッド構造により、たわみを生まない必要最小限の刃の露出を実現しています。肌への負担を軽減しつつ、深剃りもできるため、カミソリ負けしやすい方は一度お試しください。
カミソリの刃は定期的に交換する
カミソリの刃は使用するうちに劣化し、徐々に剃り心地が悪くなります。剃り心地が悪いカミソリを何度も同じ部分に当てると、皮膚が傷つきやすくなるため注意が必要です。
カミソリ負けを防ぐために、常に切れ味のよい清潔なカミソリを使いましょう。切れにくいと感じたら、早めに刃を交換することが大切です。しかし、複数刃の替刃は専用のものが必要になるため、長い目で見るとコストがかかってしまいます。
HENSON SHAVINGなら市販の両刃も使用可能です。例えば、市販の1枚30円の刃を一週間に一度刃を変える場合、替刃のランニングコストは一日約4〜5円になります。コストパフォーマンスに優れているため、カミソリを経済的に使いたい方にもおすすめです。
まとめ
カミソリ負けによる肌のかゆみや乾燥、赤みを感じた際は、放置せずに早めの対処が必要です。特に毎日のように髭を剃る男性は、カミソリ負けに日常的に悩まされている方も多いかもしれません。正しい対処法で症状が悪化しないようにケアしましょう。
今回ご紹介したHENSON SHAVINGは、肌への刺激を抑えながらもしっかりと深剃りできます。カミソリ負けしやすい方にはもちろん、敏感肌の方にも向いています。さらに、市販の替刃を仕様できるためコストパフォーマンスにも優れています。
気になる方は、HENSON SHAVINGの商品ページをご覧ください。
カミソリを正しく使って、健康的な肌を手に入れましょう。