メンズメイクのシェーディングとは?基本の入れ方とコツを解説

カミソリ
この記事は約7分で読めます。

「顔立ちをもっと良く見せたい」「メイクに興味はあるけど派手にはしたくない」という悩みを抱える男性に注目されているのが「シェーディング」です。顔の気になる部分に巧みに影を作ることで、自然な立体感を演出できます。今回は、さりげなくイメージアップを図りたい方におすすめの方法を紹介します。

シェーディングとは?どんな効果がある?

シェーディングとは、顔の気になる部分に影を作って立体的に見せるメイクテクニックです。シェーディングを行うことで、顔の凸凹を強調し、シュッとした引き締まった印象を与えられます。自然な陰影を作ることで、周りに気づかれにくく、でも確実に顔立ちを良く見せることができるのがシェーディングの魅力です。

輪郭や骨格を矯正する

顔型には、エラが張ったベース型や頬骨が強調されるひし形など、気になる特徴が見受けられる場合があります。また加齢とともにフェイスラインが垂れ下がったり、肥満で丸顔になったりと、輪郭の悩みは尽きないものです。

例えば、ベース型の顔の方は、あごから耳下にかけてシェーディングパウダーをふわっとつけることで、エラの張りの目立ち具合を軽減させることができます。また、頬骨の尖りが気になる方も、シェーディングを重ねることで、フェイスラインに丸みのある柔らかさが出て、バランスの良い輪郭に見せることが可能です。

余白を小さく(狭く)見せる

額が広くて悩んでいる方は、生え際にシェーディングを入れることで、額の広さを視覚的に軽減できます。特に薄毛が気になり始めた方や、もともと額が広めの方は、シェーディングで生え際を前に出すような効果を得られるでしょう。

また、目の下から口までの中顔面の距離が長く感じる場合も、適切な位置にシェーディングを入れることで、顔のバランスを整えられます。顔の比率が整うことで、自然と印象も良くなり、対人関係にも良い影響を与えてくれるかもしれません。

シェーディング塗布部分以外の凸部分を高く見せる

シェーディングの効果は、塗った部分を引っ込めるだけではありません。影の効果を利用して、シェーディングを塗っていない箇所を引き立たせる強調法も重要です。

特に鼻のシェーディング(ノーズシャドウ)は、鼻の側面に影を入れることで、何もつけていない中央の鼻筋を強調し、高く見せる効果があります。彫りの深い顔立ちに憧れている方は、シェーディングをうまく利用することで、顔の印象をグッと変えることができるでしょう。オンラインミーティングでも映える、シャープな印象を作り出すことができます。

目力をアップさせられる

目元にシェーディングを使うと、アイシャドウを使用したときのように目力をアップさせられます。特に、二重幅を広く見せたい場合や、目の疲れで目元がくすんで見える場合には効果的です。

手持ちのシェーディングで気軽に印象を変えることができるため、その日の気分や予定に合わせて調整することも可能です。さりげなく目元を引き締めることで、集中力のある表情や知的な印象を与えることができるでしょう。

メンズシェーディングの種類と特徴

ここではメンズシェーディングの種類と特徴について紹介します。

メンズメイクを始めたばかりの方は、どのタイプを選べば良いか迷うことも多いでしょう。具体的には、パウダータイプ、スティックタイプ、練り状タイプの3種類があります。

・パウダータイプ:最もオーソドックスな粉タイプのシェーディングです。化粧ブラシでつけて、ナチュラルからしっかりまで調整がしやすいのがこのタイプです。初心者にもおすすめで、失敗しにくい特徴があります。

・スティックタイプ:棒状になったシェーディングです。希望の場所に線で描いた後に、指やスポンジでぼかします。持ち運びに便利で、外出先での使用にも適しています。

・練り状タイプ:粘土のような質感でねっとりしているタイプです。指や専用のブラシでとり、肌へなじませます。少し上級者向けのシェーディングですが、しっとりとした仕上がりが特徴で、乾燥肌の方にもおすすめです。

シェーディングの基本的なやり方

シェーディングを入れる場所を誤ると、効果が得られません。ここでは、初心者の方にも理解しやすいように、フェイスライン、鼻ライン、生え際ラインの3箇所に分けて紹介します。正しい位置に適切な量のシェーディングを入れることで、ナチュラルかつ効果的な仕上がりになるでしょう。

フェイスライン

フェイスラインには、あご先から耳下に向かってシェーディングを施します。顔と首の境目にある、顎骨のラインに沿うように塗るのがポイントです。特にあごのラインをシャープに見せたい方は、あご先から塗り始めると、色のグラデーションがつきやすくなり、自然な仕上がりになります。

エラ張りが気になる方は、耳の下あたりを中心に、頬骨に向かって薄くグラデーションをつけるようにブラシを動かすことで、顔全体のバランスが整います。オフィスでも違和感のない、ナチュラルな仕上がりを心がけましょう。

鼻ライン

いわゆるノーズシャドウと呼ばれる技法です。眉頭から鼻先にかけてシェーディングを入れることで、鼻筋を通したような効果が得られます。眉頭から目の間部分は、鼻の凸凹に合わせて、やや内側に入るように塗ることがコツです。

特に眉頭付近を濃くし、鼻先に向かって薄くなるように塗ると、より深い彫りが強調されるでしょう。初めての方は薄めに入れて、徐々に調整することをおすすめします。濃すぎると不自然な印象になるので注意しましょう。

生え際ライン

生え際ラインは、前髪を立てたり分けたりするスタイルに適した部分です。額の生え際ラインに沿ってシェーディングを施すことで、額の広さを目立たなくすることができます。

髪の毛側は濃く、額に近づくにつれて薄くなるようにシェーディングを入れると、自然な仕上がりになります。

シェーディング前のスキンケアも大切に

シェーディング前のスキンケアも、顔を魅力的に見せるための重要なポイントです。メイクの下地となる肌が整っていないと、せっかくのシェーディングも台無しになってしまいます。ここでは、メンズのスキンケア方法について紹介します。

髭剃りは丁寧に

髭を剃るときに皮膚表面がカミソリの刃先で傷つくと、カミソリ負けや肌荒れの原因になってしまうため、丁寧に行うことが大切です。

HENSON SHAVING」は、精密構造でしっかり剃れて肌にも優しいシェーバーです。刃の露出が0.033mmと皮膚を傷つけづらいのに深剃りできる設計になっており、刃がしっかり固定されてブレないため、肌への負担を減らすことができます。

髭剃り後もきちんとアフターケアをして、すこやかな肌を保ちましょう。

洗顔で肌を清潔に

重要なスキンケアは、毎日の「洗顔」です。毛穴につまった皮脂、肌についた汗やほこりをすっきりと洗い流すことで、清潔な肌を保ちましょう。特に皮脂分泌の多いTゾーン(額、鼻、あご)は念入りに洗うことがポイントです。

すすぎは、洗顔料が残らないように十分に行うことが大切です。洗顔料が残ると肌荒れの原因になるだけでなく、その後につけるメイクの密着度も下がってしまいます。

保湿アイテムで肌に潤いを

洗顔で肌を綺麗にしたら、保湿アイテムでしっかりと肌をうるおしましょう。

「化粧水」は肌表面の角質に水分を与える役割があります。手のひらに取って優しく肌になじませることで、乾燥を防ぎましょう。

「美容液」は肌に必要な成分に絞り、集中的に補給できるアイテムです。化粧水と乳液の間に使用することで、肌悩みにアプローチできます。 例えば、「【ekam】(エカム)アドバンスドセラム」なら、エイジングケア成分PDRNにより、ハリ・ツヤのある健やかな肌を目指せます。

「乳液」には人工的な皮脂膜として肌に水分・油分を与え、うるおいをキープしてくれる役割があります。特に乾燥しやすい季節や、エアコンの効いた環境で過ごすことが多い方は、しっかりと保湿することでシェーディングの仕上がりも良くなるでしょう。

また、上記のような使い分けが負担になる方には、化粧水から乳液までを1本で完結できる「【ekam】(エカム)アドバンスドジェル」がおすすめです。乾燥・ベタつきから肌を守りながら、クリアで整った肌に仕上げてくれます。

関連記事:
【メンズ向け】乳液の使い方や選び方は?
メンズに美容液はいらない?種類ごとの特徴やメリットも紹介

紫外線から肌を守る

日焼け止めやBBクリームなどを使って、紫外線によるダメージから肌を守ることも重要です。紫外線は、日焼けはもちろん、シミやしわ、乾燥、炎症といった肌ダメージを引き起こす厄介者です。

夏場だけでなく、一年中降り注ぐため、UVケアは一年を通して欠かさず行う必要があります。

特に外回りの多いビジネスマンは、朝のスキンケアに日焼け止めを取り入れることで肌の老化を防ぎ、若々しい印象のキープを目指せるでしょう。

男性のUVケアについては、下記の記事もご覧ください。

関連記事:「メンズが日焼け止めを毎日塗るべき理由|塗り方&選び方も解説

まとめ

シェーディングは、顔の気になる部分に影を作って立体的に見せるメイクテクニックです。エラの張りや頬骨の尖り、広い額などさまざまな悩みに対応し、フェイスラインを整えたり、鼻筋を通したり、目元の彫りを深く見せたりする効果があります。

パウダー、スティック、練り状の3種類があり、初心者には扱いやすいパウダータイプがおすすめです。正しい位置に適切な量を入れることが重要で、事前のスキンケアも丁寧に行うことで、より自然で効果的に仕上がります。

明日からさっそく試して、あなたも魅力的な印象を手に入れてみませんか。

同じカテゴリ「カミソリ」の記事一覧へ

タイトルとURLをコピーしました