髭が硬い4つの理由と解決方法を徹底解説!

カミソリ
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髭が濃いとお悩みの方の中には、「自分は人よりも毛が硬いのでは…?」と感じている方もいるのではないでしょうか。髭の量や太さ、生え方は人それぞれですが、髭が硬いと、さまざまなデメリットを感じることもあるかもしれません。

この記事では、髭が硬くなる原因や対策を詳しく解説します。

髭が硬い理由

水分を含まない髭は黄銅銭(または真鍮)と同じくらいの硬さがあるといわれています。黄銅銭で身近なのは5円玉です。髭がチクチクするのは、5円玉ほどの硬さがあるためと考えると納得できるのではないでしょうか。

一方で、黄銅銭ほど髭が硬くない方もいます。

髭の硬さになぜ個人差が生じる理由は、大きく分けて以下のふたつです。

・男性ホルモン(テストステロン、ジヒドロテストステロンなど)の分泌量が多い
・髭の不適切な処理方法

それぞれ、詳しい内容をみていきましょう。

男性ホルモンの分泌量が多い

まず、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンの分泌量が多い方は、髭が硬くなったり、太くなったりします。

男性ホルモンの分泌量が過剰になる原因は、遺伝・生活習慣の乱れ・ストレス・加齢の4つです。

【1】遺伝
男性ホルモンの分泌量や、その作用の影響をどれほど受けるかは遺伝による影響が強いとされています。親族の体毛が濃い場合は遺伝的な理由が考えられるでしょう。

【2】生活習慣の乱れ
下記のような生活習慣は男性ホルモンの分泌量を過剰にするため、髭が硬くなる原因となります。

・食生活が乱れている
・喫煙している
・睡眠不足
・運動不足

特に気を付けたいのが食生活。普段から特に動物性たんぱく質や脂質の多い食事をしている方は要注意です。

【3】ストレス
強いストレスを感じると自律神経の乱れによりホルモンバランスが崩れるため、男性ホルモンの分泌量が過剰になるケースもあります。

【4】加齢
男性ホルモンの分泌量は一定ではありません。一般的には、40~50歳頃が最も男性ホルモンの分泌が活性化するといわれています。

髭を不適切な方法で処理している

肌に強い刺激を与えるような方法で髭の処理をすると、肌を保護するバリア機能が働いて髭が硬くなることがあります。

刺激の強い髭の処理方法には以下が当てはまります。

・シェービング剤を使わない
・繰り返しカミソリの刃を押し当てる
・古くなった刃を使い続ける
・髭を抜く

特に、髭を抜く行為は肌に刺激が強く、毛を硬くするばかりでなく、埋没毛などの肌トラブルを生じやすくします。

髭が硬いと困ることが多い!?

髭が硬くなる原因をご紹介しましたが、髭が硬いことでどのようなデメリットが生じるのでしょうか。髭が硬いために起こりやすい3つの問題を取り上げます。

髭剃りの手間・費用が多い

髭が硬いとカミソリの刃に毛が引っかかりやすく、スムーズに剃れません。1回でうまく剃れず何度も同じところを剃っている方もいるのではないでしょうか。朝に髭剃りをする方だと、時間がかかってしまうのは大きなデメリットですよね。

また、硬い髭は柔い髭と比べて、カミソリの刃が欠けやすい点がデメリットです。カミソリの切れ味が落ちるのが早いと交換する頻度が増えるため、その分費用もかかってしまいます。

カミソリ負けしやすい

髭が硬いと、髭剃りのときに刃が引っかかり肌に傷がつきやすくなります。うまく剃れないことで何度も同じ場所を剃ることになり、摩擦が生じてしまうためです。

肌に掛かる摩擦が多いと、カミソリ負けしやすくなります。カミソリ負けとは、髭剃り後に生じる肌のかゆみや痛み、出血などのあらゆる肌トラブルのことです。

カミソリ負けで傷ついた肌に細菌が入り込むと、ニキビのようなブツブツが生じることもあるでしょう。尋常性毛瘡ともいわれる症状で、人によっては痛みを感じたり、膿が出てきたりすることもあります。

青髭になる

髭が硬い方は青髭になりやすいです。青髭とは、皮膚内の髭が透けることによって青く見える状態をいいます。

青髭が目立つと、口周りがくすんで見えたり、剃り残しのように髭が目立って青く見えたりして、疲れた印象や清潔感にかけた印象を与えてしまうこともあるでしょう。

髭が硬い人におすすめしたい7つの対策

ここまでご覧になった上で、「自分は髭が硬いのかも…」と感じたら、これからご紹介する7つの対策を試してみてはいかがでしょうか。「髭が濃い」「青髭が気になる」などのお悩みにもおすすめです。

1.男性ホルモンを抑制する栄養素を取り入れる

男性ホルモンの抑制に役立つ栄養素を積極的に取り入れていきましょう。

栄養素主な食材
亜鉛亜鉛 レバー、牡蠣、煮干しなど
イソフラボン豆腐、納豆、おから、きな粉など

亜鉛を摂取する際は、吸収を助けるビタミンB6(牛肉、豚肉、魚の赤身など)も同時に摂取することをおすすめします。

2.適度な運動を心掛ける

適度な運動で汗をかくと、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンの排出が促されます。

ジヒドロテストステロンはAGA(男性型脱毛症)の原因にもなるため、健康な髪を保つためにも重要です。

また、運動習慣をつけることは生活習慣病予防にも最適です。運動不足を感じている方は汗をかく程度のトレーニングを始めてみてはいかがでしょうか。

3.良質な睡眠をとる

自律神経を整え、ホルモンバランスを正常にするためにも、良質な睡眠をとるようにしましょう。

就寝の2~3時間前に入浴をするとスムーズな入眠や深い眠りにつながるといわれています。38℃程度のぬるま湯なら25~30分、42℃程度の熱めのお湯なら5分程度、または40℃程度のお湯で半身浴をするのがおすすめです。

また、現在使用している寝具の見直しも検討しましょう。

良質な睡眠につながる寝具の特徴は以下のとおりです。

・吸湿性、放湿性が良い
・保温性に優れている
・適度に硬い(身体が沈み込まない)
・身体にフィットしやすい

なお、強い光は睡眠を妨げるため、就寝前のスマートフォン・パソコンなどの使用は控えましょう。

4.禁煙する

男性ホルモンの過剰な分泌を抑えるには、禁煙をするのが好ましいでしょう。循機能の改善や虚血性心疾患、脳梗塞などの予防にもつながるため、これまで「やめたいけどタイミングがつかめなかった」という方は本記事をきっかけに始めてみることをおすすめします。

自分一人ではなかなか難しい場合は、禁煙補助薬や禁煙外来、禁煙治療用アプリなどを取り入れるのもひとつの手です。

5.抑毛ケアを取り入れる

抑毛ローションや抑毛クリームといった、毛の成長を抑制するケアを取り入れるのもひとつの方法です。

いずれも毛の成長を抑えるもので、髭を柔らかくできる可能性が期待できます。保湿ケアにもつながるので、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルが気になる方にもおすすめです。

6.脱毛する

完全に髭をなくしたいなら、脱毛も検討しましょう。施術を繰り返すことによって、だんだん髭のボリュームが減り髭自体もなくなっていきます。

ただし、ほかの方法と比べると多額のコストがかかる点に注意が必要です。脱毛の方法にはいくつかありますが、方法によっては痛みを感じたりすることもあります。

また、髭の濃さに応じて、十数回ほど継続してクリニックやサロンに通わなければならない場合もあります。ある程度の期間が必要である点は押さえておきましょう。

7.髭の処理方法を見直す

髭を定期的に剃る場合は、できるだけ刺激の少ない適切な方法を覚えましょう。

髭は水分を含ませ温めることによって柔らかくなります。乾燥した状態だと硬いまま処理することになり肌を傷つけやすくなるので、髭剃り前にシェービング剤やホットタオルなどで髭を柔らかくしてから剃るのもおすすめです。カミソリの刃が髭に引っ掛かるのを防いでくれます。

基本的な髭の剃り方については以下の記事で詳しく解説していますので、頬の髭剃りをする際のご参考にしてください。
髭剃りのやり方は合っている?正しい方法と深剃りのコツ

また、肌への負担が少ないカミソリに変えるのも有効です。肌への刺激が少ないカミソリをお探しなら、HENSON SHAVINGをぜひお試しください。

HENSON SHAVINGは刃の露出を最小限にすることによって、刃がたわみにくく、肌に刃が食い込まないため、傷つきにくい構造になっています。刃が長時間肌に触れないため、肌トラブルの防止にも役立つでしょう。

まとめ

髭が硬くなる理由には、男性ホルモンの分泌量や外的刺激などがあります。髭が硬いと刃に引っかかりやすくなってスムーズな髭剃りができなかったりして、肌への負担が大きくなってしまいます。

現在、髭が硬いとお悩みであれば、本記事を参考に生活習慣や髭剃りの方法を見直してみましょう。

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