髭剃り後は肌ケアが大切!おすすめのアイテムやケア方法を紹介

カミソリ
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髭剃り後の赤みやかゆみ、ブツブツなど、肌トラブルにお悩みの方もいるのではないでしょうか。肌を守るためには髭剃り後の正しいケアが必要ですが、そもそもどのようにケアをしたら良いのかわからないという方も少なくありません。

そこで今回は、髭剃り後におすすめのケア方法について紹介します。髭剃り後のスキンケアをしっかりと行い、肌トラブルを防ぎましょう。

髭剃り後は肌ケアが重要!

髭剃り後は皮膚がデリケートな状態なので、早めにケアすることが重要です。髭剃りをするとカミソリの刃による刺激が加わり肌は敏感になりやすく、乾燥を招くことがあります。乾燥が進むと肌がヒリヒリしたり、赤みがみられるようになったりするなどの肌トラブルを引き起こす原因になりかねません。

髭剃り後のケアを怠ると肌トラブルや乾燥肌を引き起こしやすくなるため、アフターシェーブローションや保湿剤などを使用して肌を保護し、必要なうるおいを届けることが大切です。

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髭剃り後のケアを怠るとどうなる?

髭剃り後に肌のケアをせず放置すると、尋常性毛瘡(カミソリ負け)ができてしまうこともあるため注意が必要です。

カミソリ負けした肌は、ニキビのようなポツポツができやすくなり、痛みをともなうこともあります。また、肌が乾燥してカサカサになったり、赤みが出たりする場合もあるでしょう。

さらに乾燥が悪化すると肌がヒリヒリしたり、皮がむけたり、湿疹が出たりと肌トラブルが引き起こされることもあります。肌を守るためにも、髭剃り後はお手入れを忘れずに行うようにしましょう。

髭剃り後の肌ケアにはアフターシェーブローションがおすすめ

髭剃り後、スキンケアをせずに放置すると肌の乾燥が進みやすくなるため、すぐに保湿するようにしましょう。特に髭剃り後の肌には、保湿効果が期待できるアフターシェーブローションがおすすめです。ここからは、アフターシェーブローションについて詳しく解説します。

アフターシェーブローションとは

髭剃り後に使用する男性向けに開発されたスキンケア製品のことをアフターシェーブローションといいます。髭剃り後のデリケートな肌を保護して、うるおいを与える働きがあります。

肌の刺激を和らげる効果が期待できるため、髭剃り後に肌がヒリヒリするなどでお悩みの方にぴったりです。アフターシェーブローションの使用により、髭剃り後の肌の乾燥や刺激を防ぐ効果が期待できます。

アフターシェーブローションと化粧水との違いは?

アフターシェーブローションと化粧水は、共通して肌にうるおいを与えるためのスキンケア製品ですが、使用目的や配合成分に違いがあります。

アフターシェーブローションの主な役割は、髭剃り後の肌を保護して鎮静化させることです。抗炎症成分が配合されているため、肌トラブルを招きやすい男性の髭剃り後のケアに適しています。化粧水に比べてベタつきが少なく、さっぱりとした使い心地です。

また、アフターシェーブローションは化粧水と同じく保湿する役割があるので、化粧水を重ねづけする必要はありません。肌の乾燥が気になる場合は、スキンケアの最後に乳液やクリームなどを重ねづけすると保水力を高めることができます。

一方、化粧水は一般的に女性向けに開発されているものが多く、クレンジングや洗顔後に肌を整えたり、うるおいを与えたりすることが主な目的です。化粧水には保湿成分や美容成分が多く含まれているため、肌の保湿や美容効果を高める役割があります。

アフターシェーブローションの使い方

アフターシェーブローションの使い方は下記の通りです。

1.適量を手の平に取る
2.両手の平に広げる
3.肌に押し込むイメージでハンドプレスし、丁寧になじませる
4.乾燥などが気になる部分に重ねづけする

「適量」は100~500円玉程度とされていることが多いですが、製品によって異なります。製品の説明書に記載されている量を守りましょう。

髭剃り後の肌に合うアフターシェーブローションの選び方

アフターシェーブローション選びに迷ってしまうときは、保湿成分や抗炎症成分が含まれているか確認することが大切です。ここでは、髭剃り後のスキンケアにおすすめのアフターシェーブローションの選び方について解説します。

1.保湿成分が配合されているか

アフターシェーブローションを選ぶときは、保湿成分が含まれているか確認しましょう。髭剃り後は肌が乾燥しやすい状態なので、しっかりと保湿できるものを選ぶことが重要です。

保湿成分が配合されているアフターシェーブローションを使うと、肌にうるおいを与えることができるため、しっとりとした肌をキープしやすくなります。

保湿成分(グリセリンやBGなど)が多く配合されているものを探すポイントは、商品パッケージの成分表の最初のほうに記載されているかどうかです。配合されている成分が多い順に記載されるため、選ぶ際の参考にしてみてください。

2.抗炎症作用はあるか

髭剃り後は肌が炎症を起こすことがあるため、抗炎症作用のある成分が含まれているアフターシェーブローションを選ぶことをおすすめします。

肌を落ち着かせて炎症を和らげる成分が配合されていると、肌トラブルを防ぐことができます。肌トラブルが気になる方は、抗炎症成分の「グリチルリチン酸2K」などが含まれているアフターシェーブローションを選ぶと良いでしょう。

3.使用感は好みか

アフターシェーブローションを選ぶときは、好みの使用感のものを選ぶことをおすすめします。テクスチャーや香り、つけ心地などは、スキンケア製品によって異なります。

しっとりタイプやさっぱりタイプなど、自分が求める使用感に近いものを選ぶことが大切です。さまざまな製品から選びたいという方は、手軽に試せるサンプル品やミニボトルなどを選んでみるのもおすすめです。

髭剃り後の肌ケアは化粧水でも代用可能

アフターシェーブローションがないときは、化粧水でも代用できます。化粧水を使う場合は、乳液をプラスしてしっかりと保湿しましょう。ここからは、肌質に合った化粧水の選び方について紹介します。

化粧水は自分の肌質にあったものを選ぼう

髭剃り後のケアは、化粧水で代用しても問題ありません。乾燥肌や敏感肌、脂性肌など、自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切です。タイプ別のおすすめ化粧水の特徴は下記の通りです。

乾燥肌の場合

乾燥肌の方は、肌に十分なうるおいを与えるために、保湿効果の高い化粧水を選ぶことが重要です。肌が乾燥するとかゆみやつっぱり感がみられやすいので、保水力のある成分やうるおいを与える成分が豊富に含まれているものが適しています。

特に、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどの保湿成分が配合された化粧水がおすすめです。

敏感肌の場合

敏感肌の方は、刺激の少ない化粧水を選ぶことが大切です。もともと肌が敏感な方は、カミソリ負けしやすかったり、頻繁に肌トラブルが起きやすかったりします。

肌荒れしている状態で通常の化粧水を使うと、刺激が強すぎてしまうので、刺激の少ない無香料や無添加の化粧水、低刺激性の成分を含むものを選ぶようにしましょう。アルコールや界面活性剤が含まれていないものも安心して使用できます。

脂性肌の場合

脂性肌の方は普段から皮脂が多いため、余分な皮脂を抑える効果のある化粧水が適しています。さっぱりとしたつけ心地で毛穴を引き締める効果があるものや、抗菌成分が含まれているものがおすすめです。

ベタつきやニキビなどが気になる方は、オイルフリーやアクネケアの成分が配合された化粧水も有効です。

化粧水とあわせて乳液も使うと◎

化粧水は肌に水分を与えて保湿する働きがありますが、肌の水分を閉じ込めるためには乳液も重要です。

乳液は化粧水の後に使用することで、肌の水分をキープしながら蒸発を防ぎ、肌を柔らかく保つ効果が期待できます。化粧水と乳液を活用して、肌の水分バランスを整えながら、乾燥による肌トラブルを予防しましょう。

ただし、乳液には油分が含まれているため、使用するときは皮脂の多い鼻やおでこ、あごなどは薄めに塗り、皮脂の少ない目元や口周り、フェイスラインはしっかりと塗るなど、使い分けることをおすすめします。

髭剃り後に肌トラブルが起こったときの対処法

髭剃り後にきちんとケアをしていても、肌トラブルが起きてしまうことがあります。そのようなときに、どう対応すれば良いのか悩む方もいるのではないでしょうか。そこで、髭剃り後に肌トラブルが起こったときの対処法を紹介します。

患部が熱い場合は冷やす

肌がヒリヒリして熱をもっている場合は、炎症が起きているため患部を冷やしましょう。冷水のシャワーや氷水で濡らして絞ったタオルを当てて、5分ほど冷やします。

肌への刺激になるので、シャワーやタオルを強く当てるのは避けてください。また、タオルはコットン素材のやわらかいものを使うのがおすすめです。

熱感が治まらなかった場合は20分ほど時間を空けて、再度冷やします。ただし、症状が悪化する場合があるので冷やしすぎは禁物です。

症状が落ち着くまで髭剃りを控える

肌トラブルが起きたときはできるだけ髭剃りを控え、症状が落ち着くのを待ちましょう。髭が気になるからといって剃り続けると炎症が進行し、どんどん症状が悪化するリスクがあります。

仕事や外出の予定があるなどで髭剃りを控えるのが難しい場合は、予定がある日だけ剃って休日は控えるなど、肌を休ませる期間を設けましょう。

現在使用しているカミソリや電気シェーバーが肌に合っていない可能性もあるので、肌に負担がかかりにくいものに変えてみるのもおすすめです。

保湿をしっかりする

髭剃り後に肌トラブルが起こるのは、カミソリや電気シェーバーの刃で肌表面の角質層がダメージを受けるからです。その結果、肌のバリア機能が低下して肌が敏感になり、乾燥しやすくなります。

また、紫外線の影響を受けやすくなったり、炎症やかゆみなどの症状が起きたりもするので、しっかりと保湿しましょう。

丁寧に保湿ケアを行うと、肌のバリア機能が改善しやすくなります。乾燥がひどい部分には、化粧水やクリーム、ワセリンなどを重ねづけするのが効果的です。

市販薬を使用する

患部を冷やす、保湿する、カミソリを変えるなどいろいろ試しても症状が落ち着かないときは、市販薬を使ってみましょう。下記のような成分が配合されている市販薬なら、髭剃り後の肌荒れ改善の効果が期待できます。

【抗炎症成分】
・グリチルリチン酸
・フラジオマイシン硫酸塩

【殺菌成分】
・イソプロピルメチルフェノール
・クロルヘキシジングルコン酸塩

ただし、症状に適さない薬を使うと、かえって肌荒れがひどくなるおそれがあります。自己判断せずに、薬剤師や登録販売者の有資格者に相談してみましょう。

医療機関を受診する

髭剃り後に肌トラブルが起きたときに、ケアの方法が間違っていると、余計に症状が悪化する場合があります。下記のような場合は、誤ったケアをしている可能性が高いので医療機関を受診しましょう。

・長期間肌荒れが続いている
・市販薬を使っても症状が良くならない
・ケアをしているのに症状が悪化した
・患部が腫れたり膿んだりしている
・発熱やリンパの腫れなどの症状が出ている

医療機関を受診すれば、医師が肌の状態を確認して症状に合った治療をしてくれます。治療が遅れると肌に跡が残ってしまうことがあるので、できるだけ早めに受診することが大切です。

まとめ

髭剃り後は肌がデリケートな状態なので、赤みやヒリヒリ感などを引き起こしやすくなります。肌トラブルを防いで肌を健やかに保つためには、髭剃り後の肌ケアが欠かせません。

髭剃り後のお手入れには、アフターシェーブローションがおすすめです。アフターシェーブローションを使うと、保湿効果はもちろん、炎症を鎮める効果も期待できます。

アフターシェーブローションを選ぶときは、保湿成分や抗炎症作用があるか、好みの使用感か確認しましょう。アフターシェーブローションが手元にない場合は、化粧水でも代用できます。自分の肌質に合わせて適切なスキンケアを行い、肌トラブルを防ぎましょう。

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