髭の処理が面倒だから髭を抜こうかと考えたことがある人は少なくないのではないでしょうか。「髭を抜くと生えなくなる」という説もありますが、実は髭を抜くことで肌に大きなダメージを与えてしまいます。
今回は髭を抜くことで起こりがちなデメリットや、肌への刺激を抑えながらも綺麗に髭がなくなる方法を紹介するので、濃い髭や肌荒れで悩まれる方はぜひ参考にしてみてください。
髭は抜くよりも剃る方が肌への負担が少ない!
髭を抜くと肌に大きな負担がかかるため、抜かずに剃るようにしましょう。「髭を抜くと生えなくなる」と思われるかもしれませんが、抜くだけでは脱毛になりません。
毛を生やす細胞である毛母細胞を停止させるには、外傷や手術など外部からの強い刺激が必要。髭を抜く程度で毛根は死滅しないため、自力での脱毛は不可能です。
また効果がないばかりか、引き抜く際に皮膚へダメージを与えやすいのもネックです。髭は毛のなかでも太くしっかりしているので、引き抜く際のダメージも大きくなりやすく、かゆみや出血、炎症など肌トラブルのリスクが高まります。
実際、メンズ医療脱毛クリニック「メンズエミナル」が医師を対象に「間違ったヒゲ処理」に関する調査を行った結果「毛抜きで抜く(46.5%)」という回答が一番多い結果になっています。
なかには髭を抜くのが気持ち良い人や、癖になっている人もいるかもしれませんが、メリットがないうえに肌トラブルにつながりやすいため控えるのが賢明です。
どうしても髭が気になる場合は、抜くよりも剃って処理するのがおすすめです。
剃るのもカミソリの刃が肌に触れるため、少なからず肌へダメージを与えてしまいますが、抜くのに比べるとダメージは少なくなります。加えて正しい剃り方やケアなどを覚えることで、肌への負担をより抑えることができます。
髭を抜くと肌トラブルにつながりやすい!5つのデメリット
髭を抜くと肌トラブルにつながりやすく、身だしなみを整えるはずが肌の調子を悪化させてしまい本末転倒です。
具体的にどのようなデメリットがあるか紹介するので、習慣的に髭を抜いている方は注意してください。
肌へのダメージが強い
髭を抜くために引っ張る力が加わると、肌に大きな負担がかかってしまいます。
特に口周りやフェイスラインは皮膚が薄いため、ちょっとした刺激でも負担がかかりやすく、髭を抜くと大きなダメージを受けてしまいます。
髭を抜く刺激で赤みやかゆみが出やすいばかりか、太い髭を無理に引き抜けば、出血や炎症を起こす可能性もあるため要注意です。
また髭を抜くことで毛穴に負担がかかると、ダメージを受けた肌が修復しようとして皮膚そのものが厚くなったり肌表面がブツブツしたりするケースも。肌を修復しているはずなのに、外見上は肌荒れしているように見えてしまいます。
色素沈着しやすい
髭を引き抜く際のダメージにより、色素沈着を引き起こす場合もあります。
一般的に色素沈着は紫外線による外部刺激から、肌を守ろうとメラニン色素が過剰分泌される影響とされますが、髭を引き抜く際のダメージでもメラニンの過剰分泌が発生するリスクがあります。
色素沈着は一時的なもので、時間の経過により薄くなるケースもありますが、頻繁に髭を抜いたり習慣化していたりしてダメージが蓄積されると、黒ずみが残ってしまうかもしれません。
また髭を抜いた際に発生した内出血が治る過程で、色素沈着が起こることもあります。
いずれにせよ色素沈着につながる可能性があるため、髭やムダ毛は抜かない方が良いでしょう。
さらに肌が傷ついた状態で衣類やマスクなどの摩擦を受けると、メラニン色素が沈着して黒ずみに。色素沈着がより悪化してしまうかもしれません。
黒ずみの改善には時間がかかるため、肌への負担は最小限に抑えるのが理想です。
埋没毛になりやすい
肌表面が黒くブツブツに見える、埋没毛になりやすいのもデメリットです。
埋没毛とは、引き抜かれた髭が皮膚の下に埋もれたまま、内側で成長してしまう状態のこと。埋もれ毛とも呼ばれます。
髭を抜いた際のダメージにより、角質層が厚くなったり毛穴を塞いでしまったりして、成長した毛が皮膚表面に出られなくなるのが原因です。
肌表面が黒くブツブツに見えて見た目の印象が悪化することに加え、ザラザラとした肌触りがコンプレックスになりやすいため注意が必要です。
基本的には自然に治るものですが、無理に引き抜くと炎症や色素沈着の原因になりかねません。
毛穴が開く
髭を抜くと毛穴が開いてしまうのも問題です。毛穴が開くと、毛穴のなかに雑菌が侵入したり皮脂や角質が蓄積したりして、ニキビができてしまう場合があります。
無理に髭を抜いたことで毛穴がダメージを受け、ダメージを修復しようとして皮膚が厚くなったり、ブツブツができたりすることもあるでしょう。
さらに開いた毛穴から水分が蒸発して肌が乾燥したり、赤みやかゆみなどの肌トラブルに悩まされたりする可能性もあります。
毛嚢炎を引き起こす
髭を抜いた後の毛穴に雑菌が入ると、毛嚢炎(もうのうえん)になるリスクもあります。毛嚢炎とは、毛穴内部にある毛嚢(毛根を包む組織)が細菌感染によって炎症を起こすことです。患部が赤く腫れる、軽い痛みを感じる、膿んでしまうなどニキビに似た症状が出ます。
適切に治療せず放置していると炎症がひどくなって、痛みが強くなったりしこりのようなものができたりすることがあるため注意が必要です。
髭剃り後にニキビに似たものができて1週間以上改善しない場合、少しずつ症状が悪化している場合は、毛嚢炎の可能性があるので皮膚科医に相談してみましょう。
髭を抜くのが癖になっているときの対処法
肌に良くないとわかってはいるものの、髭を抜くのが癖になっていて、ついつい抜いてしまう方もいるでしょう。そこで、髭抜きが癖になっている場合の対処法を4つ紹介します。
髭を抜く前に処理をする
髭を抜く癖をやめたいときは、日頃からカミソリや電気シェーバーで処理して、髭がない状態を維持しましょう。
髭が伸びていなければ抜きようがないので、徐々に癖が落ち着いていくはずです。少しでも髭が伸びると気になって抜いてしまう可能性があるため、気になり出す前に処理するようにしましょう。
髭脱毛をする
髭がない状態をつくるなら、髭脱毛するのもおすすめです。自分で剃るよりもお金はかかりますが、定期的に自己処理する手間が省けます。
髭脱毛が受けられる場所は、クリニックやエステサロンなどです。クリニックでは、医療用レーザーで毛根を破壊するため永久脱毛が叶います。ただし、施術中に痛みを感じることがあるでしょう。
一方、エステサロンは「光脱毛」の場合が多く、減毛・抑毛の効果しか期待できません。しかし、医療用レーザーでの施術と比べると痛みが少ないのが特徴です。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、どちらが自分に向いているかを考えてみましょう。
マスクをして髭を抜かないようにする
マスクを着用し、髭に触れないようにするのも効果的です。せっかく髭のことを忘れていたのに、髭が手に触れたことで抜きたい衝動に駆られる方もいるのではないでしょうか。このようなときは、マスクをしていれば髭が手に触れないため衝動を抑えやすくなります。
また、髭に手を伸ばすたびにマスクに手が触れるので、無意識に髭を触ってしまう癖も直せるでしょう。
ストレスを解消する
ストレス発散目的で、髭を抜く癖がついている方もいます。なぜストレスを感じているのか原因を探り、ストレス解消を試みてみましょう。趣味の時間をつくる、運動するなど自分に合う解消方法を探すことが大切です。
頻繁に髭を抜いてしまう、わかっているのにやめられないという場合は、抜毛症になっている可能性も考えられます。早めに精神科や心療内科を受診し、適切な治療を受けましょう。
少しでも肌への負担を抑えながら綺麗に剃る方法
髭を抜くと肌トラブルにつながりやすく、見た目を損ねてしまう可能性が高いため、髭の処理はカミソリで行いましょう。
とはいえカミソリでも少なからず肌へダメージを与えるので、少しでも肌への負担を抑えながら綺麗に剃る方法を紹介します。
切れ味の良いカミソリを使う
切れ味の良いカミソリを使って、肌への負担を軽減しましょう。
切れ味の鈍ったカミソリは何度も剃る必要があったり、強く力を入れてしまったりするため、肌へ負担をかけやすくなります。
カミソリの刃はこまめに取り替えて、切れ味の良い状態を保つのがベスト。定期的な交換は雑菌の繁殖やサビ・カビの発生による炎症予防にもつながります。
切れ味の良いカミソリを探しているなら「HENSON SHAVING」がおすすめです。宇宙工学で培われた精密技術によって、刃の露出が最小限に抑えられているため、肌への刺激を抑えられるようになっています。
肌への負担が軽いにもかかわらず、しっかり剃れるカミソリです。
毛の流れに沿って剃る
毛の流れに沿って剃ると、肌への負担を抑えられます。
腕の毛なら肘から手首の方向へ、スネなら膝から足首の方向へといったように、毛の生え方には一定方向の流れがあり、髭にも同じく毛の流れがあります。
毛の流れに逆らって剃ると負担が大きく肌を傷つけやすいので、なるべく毛の流れに逆らわずに剃るのがおすすめです。
ただし、どうしても気になる箇所がある場合は、その部分だけ毛流れに逆らって剃るのが良いでしょう。
毛の流れに沿うと滑らかに剃れるため、無駄な力が入らないのもポイント。カミソリに余分な力が入らず、肌へかかる圧力を最小限に抑えられます。
摩擦や抵抗を弱める
摩擦や抵抗を弱めて、肌にかかる負担を和らげる方法もあります。
カミソリは肌に直接金属の刃を当てるため、何もしない滑りの悪い状態では肌を傷つけやすいのが難点です。
シェービング用のクリームやジェルをつければ、滑りが良くなり摩擦による肌への負担を抑えられます。
また髭を柔らかくしてくれるのもポイントで、硬い髭が柔らかくなることで、必要以上に力を込めなくても剃れるためダメージを抑えられます。
ほかにも水分を含ませたり温めたりすることで髭が柔らかくなりスムーズに剃れるので、入浴や蒸しタオル後に剃るのもおすすめです。
まとめ
髭を抜くと肌荒れしやすく、色素沈着や黒いブツブツが見える埋没毛になりやすいため、髭やムダ毛の処理は抜かずに剃るのがおすすめです。
カミソリで剃る場合でも少なからず肌へのダメージはあるものの、抜くよりもダメージを抑えることができます。
肌へのダメージを少しでも抑えながら綺麗に剃りたい方は、剃り方のコツを押さえるとともにダメージが少ないカミソリ「HENSON SHAVING」を使用してみてください。
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