「スキンヘッドが青い……」青くしないためのお手入れと、維持するコツを解説

カミソリ
この記事は約8分で読めます。

スキンヘッドにした直後は綺麗に仕上がっていたのに、「時間が経つにつれて青くなってしまった」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

スキンヘッドが青くならないための自己処理・手入れのコツや、青さを目立ちにくくする裏ワザを解説します。

スキンヘッドが青い理由

スキンヘッドが青くなる理由は下記の通りです。

・髪の断面・毛根が透けて青く見えるから
・毛量が多い・髪が太いから
・スキンヘッド歴が浅く頭皮が柔らかいから

剃った直後は綺麗なスキンヘッドでも、ある程度時間が経ってくると青く見えるようになります。それぞれの理由を詳しくみていきましょう。

髪の断面・毛根が透けて青く見えるから

肌の下にある髪の断面や毛根が透けて見えることで、青く見えてしまいます。

本来は赤黒いはずの血が流れる血管が青く見えるように、皮膚の下の黒色は青く見えやすいのです。丁寧に髭を剃っても、肌の下の髭が透けて青髭が目立つのと同じ理由で、スキンヘッドも青く見えます。

伸びてきた毛ではなく肌の下に残っている毛が原因なので、どれだけ深剃りしても完全には除去できません。

毛量が多い・髪が太いから

毛量が多いもしくは髪が太いのが原因で、青くなっている場合もあります。

皮膚の下にある黒い髪が、多い・太いほど青く見える面積は増えるため、毛量が多い方ほど青く見えてしまいがちです。

そのため、薄毛対策でスキンヘッドにした方の場合は、髪の毛が元々生えていない部分が青くならないことから、綺麗なスキンヘッドにできます。

ただし、側頭部や後頭部など、髪が残っている部分だけ青くなって悪目立ちする可能性もあるため要注意です。

スキンヘッド歴が浅く頭皮が柔らかいから

スキンヘッド歴が浅い人ほど頭皮が柔らかく、青くなりやすい傾向にあります。

頭皮は本来髪の毛に守られているため、ほかの部位に比べてデリケートで柔らかくなっているのが特徴です。柔らかい肌ほど薄い傾向にあるので、皮膚の下の髪や毛根が透けやすく、スキンヘッドにすると青く見えやすくなります。

一方で、スキンヘッド歴が長くなってくると、肌の露出時間が増え、皮膚が厚くなります。こうして透けにくくなり、青さが目立たなくなっていくのです。

スキンヘッドを青くしないためには「毎日剃る」が鉄則

青いスキンヘッドになるのを防ぐには、毎日剃るのが鉄則です。

そもそもスキンヘッドのシェービング頻度は最低でも3日に1回といわれており、こまめに頭を剃ることが大切です。

とはいえ、どれだけ深剃りしていても、髪の毛はすぐに生えてきます。ただでさえ皮膚の下の髪が青く見えているのに、髪の毛が伸びると余計に青さが目立ってしまいます。

常にツルツルの状態を保つためにも、できるだけ毎日剃るようにしましょう。理容室で剃ってもらうのは維持費や通う時間・手間がかかってしまうので、自己処理がおすすめです。

スキンヘッドが青くならない自己処理のコツ

スキンヘッドが青くならない剃り方・手入れ方法など、自己処理のコツを3つ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

また、セルフでスキンヘッドにする剃り方は、下記の記事で解説しています。

関連記事:「スキンヘッドのやり方は?セルフで行う方法と注意点を解説

剃り残しがないように綺麗に剃る

スキンヘッドが青くなるのを防ぐには、剃り残しがないようにすることが大切です。剃り残しがあると青く見えやすいだけでなく、清潔感も損なわれてしまいます。

お手入れ後に鏡で確認するだけでなく、手で触ってザラザラ感が残っている部分がないかをチェックすることが大切です。後頭部など自分で見づらい場所は、家族にチェックしてもらうのも良いでしょう。

深剃りできるアイテムを使う

深剃りできるアイテムを活用して、見えている髪や毛根の面積を減らすと、青さが目立ちにくくなります。

皮膚の下から透けて見える髪は対処できませんが、深剃りで表面に生えている髪の毛をできるだけ短く剃れれば、青さを軽減できます。

深剃りには、毛の流れに逆らって剃る「逆剃り」が有効ですが、頭皮への負担が大きくカミソリ負けを起こすかもしれません。

そこで、深剃りしつつも肌に優しい「HENSON SHAVING」の使用がおすすめです。宇宙工学を応用した精密技術で製造されており、刃がブレないことから肌に優しく、根元から深剃りできます。また軽量かつ小回りの利くカミソリなので、細部の手入れにもおすすめです。スキンヘッドが青く見えることで悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。

頭皮が硬くなるのを待つ

スキンヘッド歴が浅い場合は、頭皮が硬くなるのを待ってみるのもおすすめです。

スキンヘッド歴が長くなってくると、髪の毛によるガードがなくなった皮膚がしだいに厚くなり、青さが目立ちにくくなります。最近スキンヘッドにしたばかりという方は、焦らずに頭皮の変化を待ちましょう。

頭皮のダメージ対策で健康的な状態を維持しよう

スキンヘッドを楽しむには、頭皮のダメージ対策を徹底して健康的な状態を維持することが大切です。何のお手入れもせずに放置すると、頭皮が荒れやすくなります。頭皮の健康維持に有効な対策として、下記の4つがあげられます。

・頭皮を優しく洗浄する
・切れ味の悪いカミソリを使用しない
・紫外線対策する
・欠かさず保湿ケアする

いずれも難しいものではありません。それぞれの詳細を解説しますので、今日からさっそく取り入れてみましょう。

頭皮を優しく洗浄する

スキンヘッドであっても、頭皮から分泌された皮脂や汚れなどがついているため、きちんとシャンプーで洗いましょう。

シャンプーは頭皮への刺激が少ないものを選び、優しく洗浄してください。スカルプシャンプーや頭皮用のクレンジングなどを使うのもおすすめです。きちんとお手入れすれば頭皮の環境が整い、乾燥しにくくなります。

また、洗い終わったら泡残りがないように、十分にすすぎましょう。シャンプーが残ると、頭皮に負担がかかってしまうので注意が必要です。

シャンプーするついでに、頭皮マッサージをするのもおすすめです。頭皮マッサージを行うと頭皮の血行が促進され、健康的な状態を維持しやすくなります。

切れ味の悪いカミソリを使用しない

髪を剃る際に、切れ味の悪いカミソリを使うのはNGです。切れ味の悪いカミソリを使うと、デリケートな頭皮にダメージを与えてしまいます。

頭皮には髭よりも濃い密度で髪が生えているので、カミソリの切れ味が落ちやすい傾向にあります。髪を剃る際に少しでも引っかかりを感じたら使用を中止し、刃を交換しましょう。

関連記事:「スキンヘッドのやり方は?セルフで行う方法と注意点を解説

紫外線対策する

健康的な頭皮を維持するには、紫外線対策も欠かせません。スキンヘッドは頭皮に直接日光が当たるので、紫外線の影響を受けやすい状態にあります。

頭皮が紫外線に晒されて日焼けすると頭皮環境が悪くなり、炎症やかゆみなどの症状が生じるおそれがあります。

特によく晴れている日や日差しが強い日、屋外で活動する時間が長い日は、日焼け止めを塗ったり帽子を被ったりして、頭皮を日光からガードしましょう。

欠かさず保湿ケアする

頭皮の保湿ケアを習慣化することも大切です。

スキンヘッドにすると、髪の毛のガードがなくなるため、頭皮が乾燥しやすくなります。さらに、維持のために高頻度で剃ることで、肌の角質が削ぎ落されてバリア機能が低下するのも乾燥しやすくなる原因です。

毎日化粧水や乳液などで保湿ケアを行うと、頭皮の健康が保たれ、結果的に皮膚が強くなるスピードも早くなります。加えて、頭皮が元気でツヤがあると、光の反射の影響で青さが見えにくくなります。

頭皮が乾燥しないように、カミソリで剃った後や入浴後は、必ず保湿するようにしましょう。

また、スキンヘッドの手入れのコツは下記の記事でも解説しています。

関連記事:「スキンヘッドの手入れは大変?必要なアイテムや方法を紹介

【補足】スキンヘッドの青さを隠す裏ワザ

丁寧に自己処理していても、どうしても青さが気になる方もいらっしゃるでしょう。その場合は、裏ワザでスキンヘッドの青さを隠すのがおすすめです。

・コンシーラーで隠す
・日焼けする
・ワックスで磨く

3つの裏ワザを紹介するので、ぜひ試してみてください。

コンシーラーで隠す

男性用のコンシーラーやファンデーションなどは、スキンヘッドの青い部分を隠すのに役立ちます。

ひと口にコンシーラーといっても種類が豊富にありますが、なかでもスティックタイプは肌への密着性が高く、青い部分を隠しやすいためおすすめです。

スティックタイプのコンシーラーは、青髭のような濃く目立つ部分をカバーするのに適しており、スキンヘッドの青さを隠すのにも適しています。

特に、青みを打ち消すには、補色であるオレンジが効果的です。部位によって肌の色は微妙に異なるので、できるだけ使用したい部分の肌の色に合ったコンシーラーを使うと、自然になじみます。

ただし、男性は皮脂が多いため、場合によってはすぐに崩れてしまう可能性もあります。また、汗をかくと落ちてしまいやすいので、汗っかきな方や仕事・趣味で体を動かす方は要注意です。

日焼けする

日焼けで肌の色を濃くすることで、皮膚の下の髪が透けにくくする方法もあります。

スキンヘッドの青さは皮膚の下にある毛が透けるのが原因のため、色白の方ほど青さが強調されやすくなります。

反対に、色黒の方は青さが目立ちにくくなるので、日焼けで肌を黒くするのはスキンヘッドの青さ対策として有効です。

ただし、頭皮はほかの部位の肌と比べて代謝が早く、2〜3日ほどで元の肌の色へ戻ってしまいます。また、日焼けで色付いた肌を維持するためには、屋外で日焼けしたり、週に何回か日焼けサロンに通ったりする必要があるため、お金や時間がかかってしまうのもデメリットです。

屋外での仕事が多かったりアウトドアが趣味だったりする場合には、取り組みやすい裏ワザだといえます。

ワックスで磨く

頭をワックスで磨いて光沢を出すことで、青さをわかりにくくする方法もあります。

スキンヘッドにした頭皮へワックスを塗って磨くと、ツヤのある綺麗なスキンヘッドに仕上げられます。光の反射で青さがわかりづらくなるため、一時的には有効な裏ワザです。

まとめ

スキンヘッドが青く見える原因は、皮膚の下にある髪や毛根が透けて見えるからです。

肌が薄い方ほど透けやすく、毛量が多かったり髪が太かったりする方ほど、青さが目立ちやすくなります。

対処法としては、できるだけ毎日剃るのが有効です。また、時間が経って皮膚が硬くなれば自然と青さが目立ちにくくなるため、処理を続けながら根気強く待ちましょう。

同じカテゴリ「カミソリ」の記事一覧へ

タイトルとURLをコピーしました