メンズスキンケアの正しい順番とスキンケアの役割を紹介

カミソリ
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スキンケアを始めてみたいと考えているものの、何をどの順番で取り入れれば良いか悩んでいませんか。今回はメンズ向けに、代表的なスキンケア用品の役割と正しい使用順について紹介します。

メンズスキンケア用品の役割

メンズスキンケアを始める前に、スキンケア用品の特徴を知っておくことが大切です。

代表的なメンズスキンケア用品として、洗顔料、化粧水、美容液、乳液・クリーム、日焼け止めのそれぞれの役割について紹介します。

洗顔料

洗顔料は、肌を清潔に保つ役割があります。目には見えなくても、外気に触れると、肌にはさまざまな汚れが付着しているものです。肌に付着した汚れやほこり、汗など、洗浄成分が肌の汚れを取り除いてくれます。

洗顔料は、男性が気になりやすい余分な皮脂を取り除く役割もあります。汚れや皮脂は、放置すると肌トラブルの原因にもなるためしっかり取り除いておくことが大切です。

化粧水

化粧水は、肌に水分を与える役割があります。水分不足からくる乾燥を防ぐだけでなく、乾燥を原因としたバリア機能の低下を防ぐことで、肌へのダメージの軽減にもつながります。

特に、男性は肌の水分量が女性と比べて少なめです。見た目は皮脂で潤っているように見えても、肌の内部は乾燥している可能性があります。化粧水でしっかり水分を補うことが大切です。

ほかにも、化粧水には、皮脂の分泌を整える役割、その後のスキンケア用品の浸透を良くする役割もあります。

美容液

美容液は、化粧水と乳液(クリーム)のベーシックケア用品にプラスして使用するスペシャルケアアイテムです。ベーシックケアで不足する栄養を補う役割があるほか、特定の悩みをケアする役割があります。

特に、保湿や年齢に応じたお手入れに美容液は適しています。ベーシックケアだけではもの足りない場合に取り入れたいアイテムです。女性向けの製品が多いですが、男性向けの美容液も増えてきています。

メンズ向けの美容液については下記の記事で詳しく紹介しています。

関連記事:メンズに美容液はいらない?種類ごとの特徴やメリットも紹介

乳液・クリーム

乳液やクリームは、油分が含まれたスキンケアアイテムです。肌表面の水分が蒸発しないようにする役割があります。肌の乾燥を防いだり、乾燥による肌トラブルを防いだりするスキンケア用品です。

乳液は、水分と油分がバランス良く含まれたアイテムです。適度な保湿で肌を保護します。クリームは、乳液よりも油分が多いアイテムです。乾燥が気になる場合は、クリームか、乳液+クリームのセット使いをおすすめします。

メンズ向け乳液の使い方や選び方は、下記の記事で詳しく取り上げています。

【メンズ向け】乳液の使い方や選び方は?

日焼け止め

日焼け止めは、紫外線から肌を保護するスキンケア用品です。紫外線の影響が肌に及びにくくすることで、紫外線を原因とした肌トラブルを防止できます。

紫外線による肌への影響として代表的なのが、日焼けによる炎症、乾燥、光老化(紫外線を原因とした肌の老化現象)などです。

紫外線は、量の違いはあるものの、年間を通じてくもりや雨の日も地上に降り注いでいます。屋内でも窓ガラスを通り抜けるため、紫外線による肌トラブルを防ぐためにも日焼け止めなどでケアすることが大切です。

日焼け止めには、PAやSPFの記載があります。いずれも紫外線をどのくらい防止できるかの指標で、PAはUV-Aを、SPFはUV-Bを防ぐ指標です。PAとSPFは、日に当たるシーンごとに使い分けるのがおすすめです。

【洗顔編】メンズスキンケアの正しい順番

洗顔は、就寝中に付着した汚れや汗、外気にさらされて付着した汚れなどを取り除きます。ここでは、メンズスキンケアの洗顔のステップを6つに分けて詳しく紹介します。

ステップ1.手を清潔にする

洗顔をする前に、まずは手を清潔にしなければなりません。さまざまなものを触った手には雑菌や汚れが付着しているため、せっけんやハンドソープで手をしっかり洗いましょう。

洗顔前に丁寧に手を洗うことで、雑菌の顔への付着を防げます。また、手洗いは、手の油分を取り除く役割もあり、余分な油分が洗い流されることで、後に使用する洗顔料の泡立ちを良くします。

ステップ2.顔をぬるま湯で洗う

洗顔料で顔を洗う前に、ぬるま湯を使って予洗いします。予洗いでは、顔の表面の余分な油分を取り除きます。

ぬるま湯の温度は、人肌よりも少し冷たく感じる程度が目安です。油分を落とすことが目的のため、皮脂が気になる部分は、指の腹を使ってやさしく、重点的に洗います。

ステップ3.洗顔料を泡立てる

次に、洗顔料を取り出して、水を加えて泡立てます。手のひらを使って、こすり合わせるようにして泡を作ります。素早く泡立てたい場合は、泡立てネットもおすすめです。

すぐにへたってしまう泡ではなく、下にしても落ちないようなきめ細かい泡を作りましょう。泡立てが面倒な場合は、フォームタイプの洗顔料が便利です。

ステップ4.泡で顔を洗う

十分に洗顔料を泡立てたら、泡で顔を包み込むように洗います。手で直接こすらずに、泡をクッションにして転がすように顔全体に広げていくのがコツです。

手を使って汚れをかき出すのではなく、泡で汚れや皮脂を浮かすイメージで洗います。鼻周りなどの皮脂が気になる部分は重点的に洗うようにしましょう。

ステップ5.しっかりすすぐ

ぬるま湯を使って、顔全体を濡らして泡を落としていきます。すすぐ際のお湯が熱いと肌の乾燥を招いてしまうため、温度には注意しましょう。予洗いと同じように人肌よりも低めの温度が目安です。

鼻やフェイスラインなどはすすぎ忘れやすいため、意識して、すすぎ残しのないように丁寧に洗っていきます。

ステップ6.タオルで水分を取り除く

顔の水分を、タオルでやさしく取り除きます。タオルでゴシゴシと拭くのは良くありません。こすらないように、肌に押し当てるようにして拭き取ります。

【保湿編】メンズスキンケアの正しい順番

肌を保湿する際に使用するスキンケア用品の順番を4つのステップに分けて紹介します。

ステップ1.化粧水を塗る

化粧水で肌の水分を補います。適量を手に取って、手のひらを使って顔の中心から外側にかけて広げていきます。使用量は製品にもよりますが、500円玉くらいが目安です。こすらないように、手で押さえ込むようにしてやさしくなじませます。

手ではなくコットンを使って化粧水を塗っていく方法もあります。コットンを使用する場合は、手に取るよりも少し多めに化粧水を取り出し、指の間に挟んで全体になじませます。

ステップ2.美容液を塗る

美容液は、必要に応じて取り入れます。製品によって使用するタイミングが異なるため、パッケージの説明書きなどで確認しておきましょう。

基本的には、化粧水の後です。ただし、導入美容液(ブースター)など化粧水の前に使う製品もあるため、使い方を確認した上で取り入れましょう。

美容液は、顔全体、または気になるところに部分的に塗って使います。2種類以上を使用する場合は併用が可能か確認した上で、油分の多い美容液をあとに使用するのがポイントです。

ステップ3.乳液・クリームを塗る

油分の多い乳液やクリームを使って、化粧水で補った水分が蒸発しないようにします。化粧水や美容液がなじんだ後に使うのがコツです。

乳液やクリームは保湿が目的のため、乾燥しやすい部分から塗っていきます。乾燥が気になる季節はクリーム、気にならない時期は乳液のように使い分けるのもおすすめです。

ステップ4.日焼け止めを塗る

朝のスキンケアでは、肌を保護するために日焼け止めを塗るのがおすすめです。日焼け止めは、顔に少量を置いて、全体に塗り広げていきます。額や鼻など日焼けしやすい部分は重ね塗りをするなど重点的に行いましょう。

また、日焼け止めは、時間の経過とともに期待する効果が減少していきます。日中はこまめな塗り直しを心がけましょう。

帰宅後など日焼け止めを取り除く際は、クレンジングやせっけんを使って洗い流します。

まとめ

スキンケア用品を効果的に使用するなら、それぞれの役割を踏まえた上で、適した順番で取り入れることをおすすめします。

男性は日常的に髭剃りをすることも多いかと思います。スキンケアに力を入れるなら、髭剃りも見直すと良いでしょう。髭剃りの仕方や使用するアイテムによっては、肌への負担を抑えられます。

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