サウナ後はスキンケア必須?サウナが肌に悪いといわれる理由も解説

カミソリ
この記事は約7分で読めます。

「サウナは気持ち良いだけじゃない!」と、近年のサウナブームで全国のサウナ施設が賑わいをみせています。多くの男性が体験しているのは、単なる娯楽にとどまらず、肌にもうれしい効果が期待できるということです。

今回は、サウナによって期待できる美肌効果と、その効果を最大限に引き出すための正しい入り方を紹介します。

サウナで期待できる美肌効果とは

サウナ好きの男性が増えている昨今、「サウナは肌に良いの?」という疑問をもつ方も多いでしょう。ここではサウナで期待できる美肌効果について解説します。

血行促進

サウナの高温環境に身を置くと、体は体温調節のために血管を拡張させ、血行が促進されるといわれています。これにより酸素や栄養が肌に届きやすくなり、全身の新陳代謝が活発になると考えられるのです。

血行が良くなると肌の血色が改善され、毛穴の汚れなどの排出も助けられるため、血行不良や古い角質によるくすみ改善にも効果が期待できます。

ヒートショックプロテイン(HSP)の分泌

サウナの熱刺激を受けると、「ヒートショックプロテイン(HSP)」と呼ばれるたんぱく質が分泌されることが知られています。HSPは、傷んだ組織を修復する働きをもつたんぱく質で、いわば体内の修復システムを活性化させる役割を担っているのです。

また、HSPは紫外線や酸化などの外部ストレスから肌を守るためにも役立つといわれています。日々の紫外線や大気汚染にさらされる現代男性の肌にとって、HSPの分泌促進は肌あれやエイジングサインの予防につながる可能性があります。

特に30代以降の男性にとって、自然にHSPの分泌を促せるサウナは魅力的な選択肢といえるでしょう。

サーチュイン遺伝子の活性化

サウナと水風呂の温冷交互入浴を行うと、サーチュイン遺伝子(別名:長寿遺伝子)によって生成されるたんぱく質が活性化するといわれています。サーチュイン遺伝子には抗老化機能があるとされており、肌のハリ低下などのエイジング悩みにもアプローチできると期待されています。

サウナの後に水風呂に入る「ととのい」の習慣は、多くのサウナー(サウナ愛好家)が実践していますが、このサーチュイン遺伝子の活性化という点でも一役買っているようです。単なる気持ち良さだけでなく、スキンケアの観点からも期待できる温冷交互浴は、男性の美容習慣として取り入れる価値がありそうです。

ストレス軽減

サウナの熱にはリラクゼーション効果も期待できます。日々のストレスを抱える現代男性にとって、サウナでのひとときは貴重なリラックスタイムとなるでしょう。ストレスが軽減されれば、ストレスホルモンの分泌も抑えられ、結果として肌のコンディションを整えやすくなると考えられています。

サウナが肌に悪いと言われる理由

サウナにはさまざまな美容効果が期待できる一方で、肌に負担を与えることもあります。ここでは、サウナが肌に悪いと言われる理由を紹介します。効果を最大化し、デメリットを最小化するための知識として覚えておきましょう。

肌が乾燥しやすくなる

サウナ内は高温のため肌の水分量が急速に失われていきます。大量に汗をかくことでさらに水分が失われ、肌は乾燥状態へと変わっていきます。

特に、男性の肌は女性よりも肌の水分量が少なく、乾燥しやすいのが特徴です。元々乾燥肌の方や、アトピー体質の方は、サウナで肌の乾燥が悪化する可能性があるため注意しましょう。

肌のバリア機能が低下する

肌が乾燥状態になると、肌表面のバリア機能が低下します。バリア機能とは、外部の刺激から肌を守る機能のことです。この機能が低下すると、乾燥の悪化、かゆみ、肌荒れといった症状が現れやすくなります。

また、バリア機能の低下により細菌やウイルス、アレルギー物質などの異物が侵入しやすくなる可能性も高まります。サウナが好きな男性でも、肌トラブルを抱えている時期は控えるのが賢明です。

皮脂の過剰分泌を促す

サウナに入ることで皮脂の分泌が過剰になることもあります。特に男性は女性に比べて皮脂腺が発達しているため、サウナの熱で皮脂分泌が活性化されやすいのです。

汗や皮脂などの老廃物がそのまま肌に残っていると、ニキビやかゆみ、炎症を引き起こす可能性があります。特に脂性肌の方は、サウナ後のケアを怠らないようにすることが大切です。

サウナに入る前にやるべきこと

サウナに入る前に適切な準備をすることで、肌への負担を減らし、美肌効果を最大化することができます。ここではサウナに入る前にやるべきことを紹介します。

水分補給をする

サウナでは大量に汗をかくため、体内の水分を十分に保っておくことが大切です。脱水症状を防ぐため、サウナに入る前からしっかりと水分補給を行いましょう。

水やスポーツドリンクなどを適量飲んでおくことで、サウナ中の体調不良を防ぐのにつながるだけでなく、肌の乾燥も多少は軽減できます。「水分補給は運動時だけ」と思いがちですが、サウナの前にも必ず行いましょう。

軽い運動をする

サウナ前に軽い有酸素運動や筋トレをしておくと血行がより促されます。運動で温まった状態でサウナに入ることで、より効率良く発汗できるでしょう。

ただし、ハードすぎる運動は体に負担がかかりますので、あくまでも軽めの運動にとどめましょう。ストレッチや軽いジョギング程度が理想的です。

肌を清潔にする

サウナに入る前には必ずシャワーを浴びて、体と顔を清潔にしましょう。日焼け止めやメイク、BBクリームなどを使用している方も、きちんと落としておくことが大切です。

さらに、軽めの化粧水などで肌に水分補給をした状態でサウナに入ることで、肌のダメージを軽減できる可能性があります。特に乾燥肌の男性は、このひと手間が後々の肌トラブル予防につながるでしょう。

サウナ後には丁寧なスキンケアを

サウナ後に丁寧なスキンケアをすることで、サウナによる肌への負担を抑え、美肌効果を高められます。ここではサウナ後のスキンケアのコツを紹介します。

化粧水で保湿する

サウナで失われた肌の水分は、まず化粧水を使用して補いましょう。500円玉程度の量を手に取り、顔を包み込むような感じで肌に化粧水をなじませます。

肌に化粧水がしっかりなじんだら、同じ工程を最低3回は行って肌に水分を補給しましょう。肌が柔らかくなっているサウナ上がりだからこそ、丁寧に行うことが美肌への近道です。

美容液と乳液で水分を閉じ込める

化粧水の後は美容液を使用し、肌に栄養を補給します。保湿効果や肌荒れ予防効果のある美容液を使用するのも良いでしょう。その後は乳液を使用し、化粧水・美容液が肌に留まるように蓋をして、うるおいを閉じ込めます。

美容液選びにお悩みの方は「【ekam】アドバンスドセラム」をご検討ください。PDRN(鮭のDNA由来成分)を配合することで、サウナで整った肌に贅沢な保湿成分が浸透します。うるおいとハリ・ツヤを与えながら、引き締まったシャープな印象へと導きます。

一方、手軽に効率的なケアを求める方は、オールインワンアイテムを使用するのもおすすめです。「【ekam】アドバンスドジェル」は、化粧水から乳液までの役割を1本でカバーし、同じくPDRN配合でしっかりと保湿ケアができます。忙しい現代男性のサウナ後スキンケアに重宝するでしょう。

関連記事:
【メンズ向け】乳液の使い方や選び方は?
メンズに美容液はいらない?種類ごとの特徴やメリットも紹介

髭剃りも肌に優しく

サウナから上がって、ついでに髭剃りをする方もいるかもしれません。サウナ後は肌が柔らかくなっているため、髭剃りには適した時間ですが、肌への負担を抑えるためには、髭剃り選びにこだわることも重要です。

例えば「HENSON SHAVING」のカミソリは、精密構造でしっかり剃れて肌にも優しい仕様です。刃の露出は0.033mmで皮膚を傷つけづらいのに深剃りでき、しっかり刃が固定されブレないので、肌への負担を最小限に抑えながら効率的に髭を剃ることができます。

サウナの美肌効果を最大限に引き出すためにも、アフターケアには特にこだわりましょう。適切なケアを行うことで、サウナが男性の肌質改善にもたらす効果を存分に享受できるはずです。

まとめ

サウナには血行促進効果、ヒートショックプロテイン(HSP)の分泌促進、サーチュイン遺伝子の活性化、ストレス軽減など、肌にうれしい効果が期待できます。一方で乾燥や皮脂過剰分泌などのデメリットもあるため、入浴前の水分補給や肌の清潔維持、そして入浴後の丁寧な保湿ケアが重要です。サウナ習慣を取り入れて、心身のリラックスとともに美肌効果も実感してみませんか。

同じカテゴリ「カミソリ」の記事一覧へ

タイトルとURLをコピーしました