肌の調子が良くないため、乳液を使ってみたいと考えている男性もいるかもしれません。乳液を取り入れることでどのようなメリットがあるのでしょうか。
今回は、メンズスキンケアでの乳液の役割や使い方、選び方について紹介します。
メンズスキンケアにも必要?乳液の役割
乳液は、メンズスキンケアでも大切な役割を果たします。
1つ目の役割として、肌の乾燥を防ぎます。乳液には油分が多く含まれているため、化粧水などで補給した水分の蒸発を防止して肌の潤いを保ってくれるのです。
また、男性の肌は、表面がべたついていても水分量が少ないことから、肌の内部は乾燥していることもあります。水分を肌に留めるためにも乳液は重要です。
2つ目の役割として、水分と油分のバランスを整えます。皮脂の過剰な分泌が抑えられるため、べたつきやテカリに悩んでいる方にもおすすめです。
さらに、乳液は肌トラブルの防止にもなります。乳液に含まれる保湿成分が肌を保護してくれるためです。男性の髭剃り後のケアにも向いています。
メンズスキンケアで押さえておきたい髭剃り後のケアについては、下記の記事で詳しく解説しています。
関連記事:髭剃り後のケアは大切!ヒリヒリするときに行うおすすめのケア方法を紹介
乳液を使うタイミング
乳液を使うタイミングは、基本は化粧水のあとです。乳液の主な役割は肌の水分の蒸発を防ぐことのため、洗顔後に化粧水で水分を補ってから使います。化粧水が肌になじんだあとに、水分が出ていかないように乳液で保護するイメージです。
日焼け止めを使用する場合は、乳液が先です。乳液が肌になじむように数分待ってから日焼け止めを塗っていきます。
【4ステップ】乳液の正しい使い方
メンズスキンケアでの乳液の正しい使い方を4ステップに分けて紹介します。
ステップ1.化粧水を使う
乳液の役割でも紹介したように、乳液の使用は基本的に化粧水のあとです。化粧水で肌の水分を補ってから使用します。
必ずしも化粧水のステップは必要ではないものの、肌の状態を整えて水分を補うのに化粧水は適しています。お風呂上がりで肌が潤っているとき以外は、化粧水で水分を取り入れるのがおすすめです。
化粧水は、手のひらで少し温めて、やさしく押さえながら浸透させていきます。肌に水分をチャージするには、しっかりなじませることが大切です。
十分に化粧水をなじませるために、化粧水を使用する前には洗顔などで肌を清潔にしておきましょう。
ステップ2.適量の乳液を手に取る
化粧水を使ったあとは、適量の乳液を手に取ります。商品によって使用量が異なるため、パッケージなどに記載されている使い方の説明から適量を確認しましょう。
乳液の目安量は、1円玉~10円玉のサイズ程度です。目安量よりも少ないと、乳液が顔全体に十分に行き渡らない可能性があります。摩擦が起きてしまうため、適量よりも少ない量での使用はおすすめしません。
乳液の使用量が多すぎるのも良くありません。量が多すぎると、べたつきの原因になります。
なお、乳液を手で広げずに、コットンを使って使用する場合は、コットンに直接適量を取り出します。乳液がコットンに吸い取られる分も考慮して、やや多めに取り出すのがポイントです。
ステップ3.乳液を広げる
乳液は、頬や目の周り、口元などの乾燥しやすい部分から塗り広げます。乾燥が気になる場所は量を調節しながら、ほかの部分よりも少し多めに乳液を使うのがポイントです。顔の内側から外側に向かって広げていきましょう。
乳液を手で広げるときはハンドプレスでなじませます。乳液を含ませた手を肌に優しく押し当てるようにして浸透させる方法です。
乳液をコットンで塗り広げる方法もあります。コットンはムラなく広げられるため、ムラが気になる方におすすめです。乳液をなじませたコットンを人差し指と小指ではさんで、肌に密着させるようにして広げます。
ステップ4.乳液をなじませる
乳液を全体に広げたら肌になじませていきます。手のひらを使ったハンドプレスにより、やさしく押し付けながらなじませるのがポイントです。べたつきを感じなくなるまでハンドプレスを繰り返します。
【NG】間違った乳液の使い方
乳液を使う際に注意したいのは摩擦です。スキンケアを素早く終わらせるために、こするように塗り広げてしまいがちですが、強くこすることによる摩擦で肌を傷つけてしまいます。できるだけ摩擦を起こさないようハンドプレスでなじませるようにしましょう。
適量を守らないのもNGです。効果がありそうだという理由で適量よりも多く使ってしまいがちですが、多く使用しても期待以上の効果を得られるわけでもありません。
かえって、肌トラブルを起こしたり皮脂が詰まりニキビの原因になったりするため、規定量を超えて塗りすぎないように注意しましょう。
また、量が多いと判断して規定量よりも少なくするのもおすすめしません。乳液の規定量は乾燥を防止する役割を果たすためのものです。適量を下回ると乾燥を招くおそれがあります。
メンズ向け乳液の選び方
メンズスキンケアでの基本の乳液の使い方を紹介してきました。しかし、使い方だけでなく、どのような商品を選ぶのがベストか迷っている方もいるでしょう。ここでは、メンズ向けに乳液の選び方のポイントを3つ紹介します。
1.肌質に合わせて選ぶ
人によって肌質は異なり、肌の悩みにも個人差があります。肌の悩みに対処するためにも、自分の肌質に合った乳液を選ぶのがおすすめです。
例えば、乾燥が気になる場合は、保湿力のある成分やオイル成分が含まれた乳液を選びます。肌荒れが気になる場合は、医薬部外品の有効成分が含まれるものなど、肌荒れ防止に役立つ乳液を取り入れるのがおすすめです。
2.使用感で選ぶ
乳液を日常的に取り入れるには、毎日でも使いたいと思えるように、心地良く使えるかどうかも大事です。
男性の場合、べたつきがない使用感を好む方が多い傾向にあります。べたつきが強いと、長さによっては肌に髪が張り付いてしまうなど不快感を覚えることもあります。
べたつきが気になる場合は、粘り気の少ない乳液を選びましょう。さっぱり使える乳液であれば、べたつきによる不快感に悩まされにくくなります。
3.刺激の少なさで選ぶ
水分と油分のバランスが崩れた肌は、あらゆる刺激を受けやすく、かゆみなどの肌トラブルを抱えやすくなります。肌荒れしやすい方やニキビなどの肌荒れに悩んでいる方、カミソリ負けしやすい方は、刺激の少ない成分を意識するのがおすすめです。
刺激の少なさを測る基準のひとつとして、アレルギーテストの実施の有無があります。購入前にパッケージや商品紹介ページなどで、アレルギーテストが行われているか確認しておきましょう。
サンプルやテスターなど実際に使用できる機会があれば、一度試してみて、かゆみなど肌が反応しないか試してみるのもおすすめです。
なお、オーガニック製品は刺激が少ないイメージを抱く方もいますが、植物エキスが含まれるため、人によっては肌が反応することもあります。香料やエタノールなど特定の成分に反応する可能性もありますので、自分の肌に合わない成分を知っておくことも大切です。
まとめ
乳液には、肌の水分が出ていかないようにする役割や水分と油分のバランスを整える役割があります。乾燥に悩んでいる方や肌悩みがある方は、メンズスキンケアに乳液を取り入れてみてはいかがでしょう。
肌が傷つくことで肌トラブルに発展することもあるため、肌へのやさしさを考えるなら、髭剃りを見直すのもおすすめです。
HENSON SHAVINGは、航空宇宙プロジェクト用の部品を製造してきた技術による精密機械加工がされたシェーバーです。
刃の角度と露出をマイクロ単位で調整したことで、しっかり剃れるにもかかわらず肌を傷つけにくい構造になっています。精密構造で刃がしっかり固定されているため、刃が肌に食い込みにくく、刺激が抑えられているのも特徴です。
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