カミソリは、使い方を誤るとカミソリ負けにより皮膚を傷める原因になります。そこで今回は、カミソリの正しい使い方や替え時、おすすめのカミソリについて紹介します。正しい使い方を覚えることで、カミソリの効果を最大限に発揮し、肌トラブルを防ぐことができます。
カミソリの使い方
カミソリを使うと髭が綺麗に剃れますが、肌に負担がかかりやすいため正しい方法で使用しましょう。基本的な使い方は下記の通りです。
1. プレーシェービングする
2. シェービング剤を肌になじませる
3. 「順剃り」「逆剃り」を使い分けて剃る
4. しっかり濯ぐ&アフターケアを行う
各工程について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.プレシェービングをする
プレシェービングとは、髭剃りの時に肌へのダメージを減らすための準備のことです。具体的には、洗顔料で顔を洗って肌の汚れを落としたり、顔全体を蒸しタオルで温めたりすることが含まれます。プレシェービング用のローションなどを使用すると、さらに効果的です。
プレシェービングを行うことで、カミソリ負けを防止するだけでなく、カミソリの刃を傷めないようにすることにも役立ちます。正しいプレシェービングを行うことで、髭剃りの際の肌トラブルを最小限に抑えることができます。
2.シェービング剤を肌になじませる
プレシェービングを終えたら、シェービング剤を肌になじませます。シェービング剤にはカミソリの刃を滑りやすくし、カミソリの刺激から肌を守る効果があるので毎回使用しましょう。
また、シェービング剤にはいくつか種類があるので、それぞれの特徴を把握して自分に合うものを選んでください。
クリームタイプ | ・肌に直接塗るか、水を加えて泡立ててから使う ・洗い流しやすく後処理が簡単 ・クリームで肌が覆われるので髭の状態を確認しづらい |
フォームタイプ | ・泡で出てくるため、そのまま肌に乗せる ・泡で肌がガードされるのでダメージを受けにくくなる ・スプレー缶に入っておりチューブ入りのシェービング剤よりも残量がわかりにくい |
ジェルタイプ | ・ジェルをそのまま肌に塗る ・保湿成分が含まれているので肌荒れしにくくなる ・カミソリにジェルが詰まることがある |
ジェルフォームタイプ | ・ジェルで出てくるが、肌に乗せると泡に変わる ・保護力が高くカミソリ負けしにくくなる ・泡で肌が覆われるので髭の状態を確認しづらい |
洗顔兼用タイプ | ・通常の洗顔料と同じく泡立てて使う ・洗顔も同時にできるので時短になる ・乾燥肌や敏感肌だと刺激を感じやすい |
シェービング剤の代わりに石鹸を使う方がいますが、髭剃りに石鹸はNGです。肌がふやけたり必要以上に皮脂が落ちたりして、余計に肌に負担がかかってしまいます。
3.「順剃り」「逆剃り」を使い分けて剃る
カミソリを使用する際のポイントは、最初は毛の流れに沿った順剃りで頬から顎、顎から顎下にかけて剃っていくことです。カミソリのヘッド全体を肌に当てながら、優しく動かすことが大切です。
ただし、逆剃りは剃り残しが気になる部分だけにしてください。逆剃りは肌へのダメージが強いため、敏感肌の方は順剃りで止めたほうが良いでしょう。
また、カミソリを強く当てすぎると出血をする可能性があるため、特にカミソリを初めて使う方は注意が必要です。適切な剃り方を守り、肌に優しく対応することで快適な髭剃りができます。
4.しっかり濯ぐ&アフターケアを行う
剃り終わった後はぬるま湯で顔をしっかりと洗い、アフターケアを行いましょう。シェービング後の肌は敏感で乾燥しやすいため、「アフターシェービングローション」を使用するのがおすすめです。このローションには保湿成分が含まれており、肌を整えます。
敏感肌の方は、アルコールフリーの化粧水や、敏感肌用の化粧水を使ってしっかりとケアしましょう。肌に優しい成分を含んだ化粧水を使用することで、シェービング後の肌トラブルを防ぐことができます。
アフターケアを怠らずに行うことで、肌を健やかに保ち、快適なシェービング体験を楽しめます。
関連記事:髭剃り後のケアは大切!ヒリヒリするときに行うおすすめのケア方法を紹介
カミソリで髭を剃る際は「カミソリ負け」に要注意
カミソリで髭を剃ると、カミソリ負けを起こす場合がある点に注意が必要です。カミソリ負けとは、カミソリによって肌がダメージを受けて炎症を起こし、ヒリつきやかゆみなどの症状が現れることです。下記のようなときにカミソリ負けが起こりやすくなります。
・肌が乾燥している状態で髭を剃った
・髭剃りのときに力が入りすぎている
・何度も同じところを剃っている
シェービング剤を使って肌を潤わせると、摩擦が減ってカミソリ負けが起こりにくくなります。また、綺麗に剃りたいからといって力を入れすぎないように気を付け、軽い力で滑らせるように剃りましょう。
切れ味が落ちたカミソリを使うのもNGです。切れ味が落ちていると髭が綺麗に剃れないため、ついつい力を入れてしまったり何度も同じところを剃ったりしてしまいます。定期的にカミソリの刃を交換し、切れ味が良い状態を保つようにしましょう。
下記の記事でカミソリ負けについてさらに詳しく解説していますので、ぜひこちらも参考にしてください。
関連記事:カミソリ負けしないためには?肌荒れや痛み・痒みの原因と予防方法を解説
カミソリの交換時期とお手入れ方法
先述の通り、切れ味が落ちたカミソリを使うとカミソリ負けを起こしやすくなります。そのため、日ごろからカミソリをお手入れし、定期的にカミソリの刃を交換して切れ味を維持することが大切です。
しかし、刃を交換するタイミングやお手入れ方法がわからない方もいるのではないでしょうか。そこで、カミソリの刃の交換時期と普段のお手入れ方法を紹介します。
カミソリの交換時期
カミソリの刃の交換は2週間に1回が目安です。といっても、人によって髭の濃さは異なり、毎日髭を剃る方もいれば数日に1回という方もいます。また、髭の硬さや剃り方でもカミソリの刃が劣化するスピードが変わるので、14回に1回を目安にすれば問題ありません。
ただし、切れ味が落ちたと感じたり使用中に痛みを感じたりした場合は、目安の期間が来るのを待たずに刃を交換しましょう。
また、カミソリを落としたり硬い物にぶつけたりしたときは、すぐに刃を交換してください。衝撃で刃がズレたり傷んだりした場合、そのまま使うと肌がダメージを受けるおそれがあります。
最後に使用してから長期間経っているカミソリや、長く湿気が多い場所に放置していたカミソリも、劣化が進んでいる可能性があるので使わないようにしましょう。
カミソリの刃の交換時期や長持ちさせる方法について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
関連記事:カミソリの刃の交換時期はいつ?適切なタイミングと長持ちさせる秘訣
カミソリの適切なお手入れ方法
カミソリの切れ味を保つには、日々のお手入れも欠かせません。髭剃り中は、数回剃るごとに流水で剃った髭や皮脂などの汚れを洗い流しましょう。
こまめに洗い流さないと目詰まりを起こし、切れ味が落ちてしまうためです。カミソリの裏側から水を流すと、綺麗に汚れが落ちていきます。
汚れを洗い流さないまま使い続けて奥まで詰まると、綺麗に取り除くのが難しくなるため注意が必要です。そのまま放置すると刃の切れ味や耐久性が低下するおそれがあるので、お湯で洗って詰まりを除去しましょう。
詰まりを取り除こうとして、洗面台などにコンコンとぶつけるのはNGです。カミソリは繊細な作りをしているため、ぶつけたときの衝撃でダメージを受ける場合があります。
また、カミソリを使用した後にタオルで水分を拭き取る方がいますが、カミソリがダメージを受けて劣化が進むので自然乾燥させましょう。このとき浴室などの湿気が多いところに置くと刃が錆びる場合があるため、湿気が少ないところで保管することが大切です。
一枚刃カミソリ「HENSON SHAVING」なら肌に優しい&コスパ抜群!
カミソリには、4枚刃や5枚刃などの豊富な種類がありますが、中でも一枚刃は肌への負担が少なく深剃りできるためおすすめです。ここでは、一枚刃カミソリ「HENSON SHAVING(ヘンソンシェービング)」の特徴について解説します。
関連記事:一枚刃カミソリのメリット5選!デメリットとおすすめの一枚刃をご紹介
しっかり剃れるのに肌に優しい
HENSON SHAVINGは、人工衛星の製造に必要な「AS9100航空宇宙規格」という規格を持った工場で精密に加工された一枚刃のカミソリです。刃がしっかり固定されているため刃先がブレにくく、お肌への刺激を最低限に抑えてくれます。
そのため、敏感肌の方や女性のムダ毛処理にもおすすめです。今ならLINE登録すると500円分のクーポンをプレゼントしています。新商品などのお得な情報も発信しているため気になる方はLINE登録からしてみることをおすすめします。
替刃のランニングコストは1日4〜5円
HENSON SHAVINGには専用の替刃が必要なく、市販の替刃を使用できるため、経済的な面でも実用的です。安価な替刃であれば1枚あたり約30円で入手できますので、1週間に1度のペースで刃を変えても、1日当たりのランニングコストは4〜5円と非常に低く抑えられます。
さらに、カミソリ本体を購入する際には5枚の替刃が付属しているため、初回の購入時から長期間使える点も魅力的です。複数刃のカミソリは専用の替刃が必要で、市販されている安価な替刃とは合わない場合もあります。
そのため、5枚刃のカミソリの場合、1か月で刃を交換することが一般的ですが、これと比較するとHENSON SHAVINGを使うことで、2年間でおよそ24,000円以上も替刃にかかるコストを節約することができるでしょう。
まとめ
今回は、カミソリの使い方について解説しました。肌へのダメージを抑えるために事前の準備を欠かさず、正しい方法で行いましょう。今回紹介したHENSON SHAVINGであれば、肌への刺激を抑えながらもしっかりと深剃りできるので、敏感肌の方にもおすすめです。