「脇の臭いが気になる」「清潔な印象を与えたい」などの理由から、男女問わず脇毛を処理する方は多いでしょう。しかし正しい剃り方を知らないと、ブツブツが気になったり剃り残しが出たりと、理想的なツルツルの脇にできません。
この記事では、ムダ毛を処理した美しい脇で自信をもって過ごせるように、脇毛の正しい剃り方を解説します。
脇毛を処理する2つのメリット
脇毛の処理を行うべきか悩まれている方は、まずメリットを押さえておきましょう。
清潔感を演出できる
脇毛がなくなることで、清潔感を演出できるのがメリットです。
男女問わず「ムダ毛処理」が一般化してきた影響で、多くの人にとって「ムダ毛を剃る=清潔感がある」というイメージを抱かれやすくなっています。
「脇毛の有無なんて服を着ていればわからない」と思われるかもしれませんが、高い位置にある物を取る際や吊り革を持つ際など、日常生活のちょっとした動作の際に見えることもあります。
脇毛は人目に触れやすいため、身だしなみの一環として整えておくと安心です。
脇の臭いを軽減できる
脇の臭いを軽減できるのも、脇毛を処理するメリットです。
脇の臭いは、暑い夏はもちろん厚着で蒸れやすい冬も季節を問わず気になるもの。この臭いは、雑菌の繁殖を防ぐと軽減できます。
脇毛を処理すれば「汗が溜まりにくくなる」「通気性が良くなる」ため、雑菌の繁殖が抑えられ、気になる臭いの予防につながります。
ほかにも脇汗を拭いたり制汗剤を使用したりするのも、脇毛の処理と同様に、気になる脇の臭いの改善に役立ちます。
脇毛の正しい剃り方の手順
脇毛は体毛のなかでも比較的硬い毛ですので、正しい処理方法を知らないと肌が荒れたり剃り残したりしてしまいます。
堂々と脇を見せられるように、正しい剃り方を押さえておきましょう。
STEP1.脇毛を温めて柔らかくする
まずは剃りやすいように、入浴や蒸しタオルなどで脇毛を温めて柔らかくしましょう。
前述したように脇毛は体毛の中でも硬く、そのままでは剃りにくい状態です。
加えて硬い毛はカミソリの刃に引っ掛かりやすく、毛が皮膚を引っ張って肌へダメージを与える原因にもなります。
脇の肌を痛めると、気になるブツブツができやすいため、脇毛を剃る際は肌へのダメージを抑えるための下準備が大切です。
STEP2.シェービング剤で肌へのダメージを抑える
シェービング剤を使用して、さらに肌へのダメージを抑えましょう。
シェービング剤には毛を柔らかくする成分が含まれており、脇毛を柔らかく剃りやすい状態にしてくれるため、より少ない抵抗で剃れて肌へのダメージを抑えられます。
またカミソリの刃と肌との摩擦を減らしてくれるため、カミソリ負けのリスクを最小限に抑えられます。
シェービング剤のなかでも、剃った箇所が一目瞭然になるシェービングフォームがおすすめです。脇毛はほかの部分と比べて目視しにくい箇所なので、どこを剃ったかわかりやすく剃り残しを防げます。
なお、洗顔フォームやボディーソープなどでは肌へのダメージを軽減する効果が期待できませんので、代用はできるだけ避けましょう。
STEP3.腕をしっかり上げて剃る
脇毛を剃る際は、しっかりと腕を上げて剃るときれいに剃れます。
脇はくぼみができやすい部位なので、意識的に腕を上げた状態で剃らないと、剃り残しが生まれがち。剃り残すとチクチクしやすく、見た目にも良くありません。
手を頭の後ろに回すような形で、脇を大きく開いて腕を上げると、脇のくぼみがない平らな状態にできます。
それでも剃りにくいようであれば、カミソリを持つのと反対側の手で、脇の皮膚を引っ張ってみてください。
脇に刃を当てる際は、肌荒れ・ブツブツが起こらないように、以下の点を意識して剃りましょう。
・細かくカミソリを動かして少しずつ剃る
・カミソリの刃を斜めに当てる(刃を垂直に当てると肌を傷付けやすい)
脇を目視しながら剃るのは難しいので、鏡で確認しながら行うのがおすすめです。端の方ほど見落としがちなので、脇全体を見て剃り残しがないか確認しましょう。
STEP4.保湿して肌を整える
脇毛を剃り終わったら、しっかりと洗い流します。そして、低刺激の化粧水や保湿クリーム、ローションなどで保湿しましょう。
剃毛後の肌は乾燥しておりデリケートな状態のため、そのまま放置すると色素沈着や赤み、ブツブツ、ヒリヒリといった肌トラブルにつながります。
特に脇は服や下着、腕と擦れやすい部位なので、肌トラブルが発生すると日常的なストレスになりかねません。
もし剃った箇所がヒリヒリしたり、痒くなったりするようであれば、氷や冷水で患部を冷やすのが効果的です。
ツルツルの脇にするための3つのコツ
脇を剃って清潔感を演出したいのであれば、ツルツルに仕上げたいですよね。ここでは、ツルっと美しい脇に仕上げる3つのコツをご紹介します。
剃る前に優しく洗って清潔にする
脇毛を剃る前に、優しく洗って清潔にしましょう。
石鹸やボディーソープで洗って、しっかりと汚れを落とすことで、毛穴や傷口に雑菌が侵入して肌トラブルが発生するのを防げます。
この際に気を付けたいのが、強く力を入れてゴシゴシ洗わないこと。ゴシゴシ擦って洗うと、肌にダメージを与えてしまいます。
脇毛を剃ること自体がダメージを与える行為ですので、洗浄の段階で余分なダメージを与えないように注意してください。
脇毛は多方向から剃る
多方向から剃ることで、剃り残しのないきれいな脇に仕上げられます。
基本的に、毛が生える方向は一定です。腕なら肘から手首の方向へ、足なら膝から足首の方向へといったように規則正しく生えています。
そのため深剃りしたい際は、毛の流れに逆らって剃るのですが、脇毛の場合は1本1本生えている方向が異なっているため、一定方向からのみ剃るだけでは剃り残してしまいます。
脇毛を深剃りしてチクチク感を抑えるには、上下左右などあらゆる方向から、刃を当てて剃るのが効果的です。
「米」の字を書くように、細かくカミソリを動かすことがポイントです。
日常的に保湿を心掛ける
日常的に保湿を心掛けて、気になる脇のブツブツの発生を予防しましょう。
脇のブツブツは、埋没毛が原因のひとつ。埋没毛とは、誤った自己処理により皮膚の中に毛が埋まってしまう症状のことです。
埋没毛は、ムダ毛処理で皮膚が傷つき、乾燥・肌荒れでターンオーバーが乱れることで、毛が正常に生えなかったことで起こります。
埋没毛は脇に限らず全身どこにでも発生しますが、脇は下記の発生しやすい条件が重なっている要注意な部位だといえます。
・太くて濃い毛が生えている部位
・毛の生えている方向がバラバラな部位
埋没毛を防ぐには、剃毛後だけでなく日頃から肌を十分に保湿して、乾燥や肌荒れを防ぐことが大切です。
脇毛を剃る際は肌を痛めないカミソリを使用しよう
脇毛を剃る際は肌荒れ・ブツブツを防ぐために、肌に優しいカミソリを使うことが大切です。
カミソリの刃を肌へ当てる行為は、正しい剃り方で行っても、少なからず肌へダメージを与えます。
例えば無理に力を入れたり、何度も同じところを剃ったりすると、肌への負担が増すので、軽い力でスッと一発で剃れるカミソリが理想的です。
少しでも肌への負担が少ないカミソリに買い替える際は、切れ味の良い「HENSON SHAVING」をご検討ください。
少ないストローク&軽い力で剃れるため、肌への負担を抑えながらも、しっかりと深剃りできる脇毛処理にぴったりなカミソリです。カミソリ負け・ブツブツ・剃り残しによるチクチク感の発生リスクを軽減できます。
まずは試してみたいという方はレンタルも可能ですので、剃り心地を実感してみてください。
まとめ
脇毛を処理すると清潔感が出たり脇の臭いを軽減できたりするため、性別や季節を問わず剃るメリットが大きいです。
ただし誤った方法で剃ってしまうと剃り残しが出てチクチクしたり、肌荒れ・ブツブツなどで見た目が悪くなったりしやすいため、正しい方法での剃毛を心掛けましょう。