髭剃りの選び方は?自分に合った髭剃りで快適な剃り心地を手に入れよう!

カミソリ
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髭剃りは毎日行うものだからこそ、ストレスなく剃りたいものです。現在、髭剃りに悩みや不満がある場合は、カミソリやシェーバーを見直してみてはいかがでしょうか。快適な剃り心地を実現するために、希望に合った髭剃りを選びましょう。

今回は、髭剃りの種類や特徴、T字カミソリ・電気シェーバーの選び方を紹介します。それぞれのメリット・デメリットも踏まえて詳しく解説しているので、選び方に迷っている方はぜひ最後までご覧ください。

髭剃りの種類と特徴

髭剃りは大きくT字カミソリと電動シェーバーの2つに分けられます。まずは両者の特徴を解説します。

T字カミソリ

T字カミソリのメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット

T字カミソリの大きなメリットのひとつが価格の安さです。イニシャルコストもランニングコストも安いので気軽に使えます。

カミソリの切れ味を保つには、こまめにお手入れする必要がありますが、面倒に感じる方も多いでしょう。安価なT字カミソリなら、気軽に刃を交換したり使い捨てにしたりできるので、お手入れの手間から解放されます。コンパクトで電池などもいらないため、手軽に持ち運べるという利点もあります。

また、T字カミソリは小回りが利くというメリットもあります。特に1枚刃などの、刃の枚数が少ないT字カミソリは、鼻の下などの細かな部位でも剃りやすいでしょう。

さらに、T字カミソリは電動シェーバーと異なり、T字カミソリは刃を直接肌に当てて剃るので、しっかりと根元から髭を剃れます。

デメリット

T字カミソリのデメリットは、肌荒れしやすいことです。T字カミソリは刃が直接肌に当たるため、髭剃りの際に力を入れすぎると肌が傷ついてしまいます。その結果、肌に炎症が起きて赤くなったり、腫れてしまったり、ヒリヒリと痛んだりすることがあります。

特に肌が乾いていると肌が傷みやすいので、T字カミソリを使うときはシェービングフォームを使用するのが基本です。

電動シェーバー

続いて、電動シェーバーのメリット・デメリットをみていきましょう。

メリット

電動シェーバーのメリットは、肌に負担がかかりにくいことです。電気シェーバーは、ガードの役割を果たす網状の「外刃」と鋭い切れ味の「内刃」で構成されており、刃が直接肌に当たりません。そのため肌が傷つくことを防げます。

T字カミソリとは異なり、シェービングクリームを使ったり肌を濡らしたりしなくても使えるというメリットもあります。

また、肌に軽く押し当てて動かせば簡単に髭が剃れる点もメリットです。

デメリット

電動シェーバーのデメリットはコストが高いことです。本体だけでなく替え刃も高いので、頻繁に刃を交換すると費用が負担になる可能性があります。

また、外刃の網目の中に髭が入らないと剃れないので、柔らかい髭や細い髭が残りがちな点もデメリットです。

さらに電動シェーバーは、ヘッドを外してブラシで髭くずを取り除いたり、クリーナーで皮脂を落としたり、専用オイルを注油したりとこまめにお手入れしなくてはなりません。数日に1回のお手入れが推奨されている製品だと、面倒に感じることもあるでしょう。

T字カミソリと電動シェーバーどちらがおすすめ?

T字カミソリと電動シェーバーでは、どちらを使うべきか悩まれる方もいるでしょう。どちらが自分に合っているか知りたい方に向けて、先述のメリット・デメリットを踏まえ、おすすめポイントなどを具体的に解説します。

T字カミソリがおすすめの方

T字カミソリは、髭の濃さや青髭が気になる方をはじめ、深剃りしたい方におすすめです。

T字カミソリは深剃りしやすく、小回りが効いて細かい部分を剃ったり微調整したりしやすいので、サッパリと髭を剃れます。

とはいえ刃が直接当たるため、カミソリ負けを起こさないか気になる方もいるでしょう。このような場合は圧力を分散できる複数刃を選ぶ、シェービングフォームやジェルを使って摩擦を軽減させるなどすると、肌への負担を抑えながら深剃りできます。

また、T字カミソリは小さいため出張や旅行など、外出時に持って行きたい方にもおすすめです。電池・電源が不要なので場所を選びません。ランニングコストが低いので、コストを抑えたい方にも適しています。

深剃りできて肌にも優しいカミソリが理想であれば、一枚刃カミソリの「HENSON SHAVING」がおすすめです。

計算し尽くされたヘッド構造で「たわみ」を生まない必要最小限の刃の露出を実現し、肌への負担軽減と快適な深剃りを両立しています。

電動シェーバーがおすすめの方

肌が敏感でカミソリ負けしやすい方には、電動シェーバーがおすすめです。肌に直接刃が当たらないため比較的肌へのダメージが少なく、ゆらぎ肌や敏感肌の方でも使いやすくなっています。

髭の長さを簡単に調節しやすいので、不器用な方でも綺麗に仕上げられるでしょう。また少々高価ではありますが、長く使い続ければ費用を抑えられます。

替え刃の寿命も1~2年と長いため、髭剃りの頻度が高くカミソリだとコスパが悪くなる方にもおすすめです。刃を交換するのが面倒な方でも使いやすいでしょう。

T字カミソリの選び方

T字カミソリの購入を検討している方は、次のポイントを考えてみましょう。自分の使い方や好みに合わせて、ぴったりなものを選んでみてください。

刃の枚数で選ぶ

T字カミソリは、刃の枚数が増えるほど圧力が分散されて1枚の刃に掛かる負荷が減るため、肌へのダメージが軽減されます。

刃の枚数が多くなると1枚あたりの剃る力は弱くなりますが、前の刃が髭を起こしながら後の刃が剃るので、剃り残しをカバーでき仕上がりが綺麗になります。

ただし4枚刃や5枚刃などは、替え刃の価格が1〜3枚刃に比べて高くなり、ランニングコストが上がるのが難点です。

また刃の枚数が多いほどヘッドが大きくなるため、細かい部分が剃りにくくなります。肌への負担や剃り心地・使い勝手、コスパを踏まえて、自分に合う枚数を選びましょう。

関連記事:「一枚刃カミソリのメリット5選!デメリットとおすすめ一枚刃をご紹介

替え刃か使い捨てかで選ぶ

使う度に刃が劣化するので、刃を交換するのかカミソリごと捨てるのか、どちらか選びましょう。替え刃タイプ・使い捨てタイプの違いは、下記の通りです。

・替え刃タイプ
切れ味が良く、肌へのダメージを軽減できたり操作しやすいグリップだったりと、機能面に優れているのが特徴。2週間を目安に切れ味が落ちてきたら、ヘッドごと新しい刃に取り換えなければならない。

・使い捨てタイプ
コンパクトかつ軽量のため、携帯性に優れるのが特徴。ヘッドが本体と一体化しており、刃が劣化すればカミソリ本体ごと取り替える。性能や機能は劣るものの、安価で簡易カミソリとして重宝できる。

自宅用は替え刃タイプ、出先で使いたいときは使い捨てタイプと使い分けるのもおすすめです。

機能性の有無で選ぶ

カミソリのなかには機能性の高いものもあります。主な機能として、下記があげられます。

・首振りタイプ:髭剃り時の衝撃を吸収し、フィット感のある剃り心地を実現する
・横滑り防止機能:うっかり横滑りさせても肌が傷つかず安心できる
・電動タイプ:刃に振動を与えて滑らかな剃り心地を実現する
・スムース機能:肌との摩擦を軽減させカミソリ負けを防止する

剃り心地や使いやすさなど何を優先したいか考えて、適した機能を選びましょう。

使いやすさで選ぶ

しっかり深剃りしたい場合は、適度に重たいT字カミソリを選びましょう。軽すぎると髭に引っかかり、重すぎると腕が疲れてしまうためです。また、やや重めなT字カミソリは本体の重さで刃が滑るので、硬く太い髭もスムーズに剃れます。

使いやすさでT字カミソリを選ぶなら、ハンドルの持ちやすさもチェックしましょう。T字カミソリは力加減を誤ると肌を傷つけてしまうため、適度な力で剃る必要があります。

細かく力を調節するためにも、くびれがあって手になじみ、なおかつ滑り止めつきでしっかり掴めるハンドルのT字カミソリを探してみましょう。

電動シェーバーの選び方

電動シェーバーの購入を検討している方は、次のポイントを考えてみてください。毎日の使いやすさを考えて、適したものを選びましょう。

駆動方式で選ぶ

どのように刃が動くかによって、剃り心地が異なります。電動シェーバーの駆動方式は往復式・回転式の大きく2種類で、それぞれ下記のような特徴があります。

・往復式
深剃りが得意で素早く剃れる。駆動音が大きく肌へ負担がかかりやすいのがデメリット。

・回転式
肌に優しく、駆動音が静か。往復式に比べると深剃り・早剃りは苦手。

深剃りと肌への優しさ、どちらを優先的に求めるかで選びましょう。

電源方式で選ぶ

電動シェーバーの電源方式によって、使い勝手が異なります。電源方式は充電交流式・充電式・電池式の3つです。それぞれ下記のような特徴があります。

・充電交流式
コードにつないで使用するためハイパワー。コードが邪魔になるのが難点。

・充電式
コードレスのため、お風呂場や洗面所などどこでも使用可能。ただし感電防止のため給電中は使用できない。充電し忘れると使用不可になる。

・電池式
コードレスかつ充電せずとも使用可能。コンパクトな製品が多く、出張や旅行に便利。価格も手ごろで購入しやすい。

それぞれ使い勝手が異なるため、どこで使用するのか・パワーが必要なのかなど、自分に合った方式を考えるのが大切です。

洗浄方法で選ぶ

電動シェーバーは内部に剃った髭が溜まっていくので、定期的な洗浄が大切です。洗浄を怠ると嫌な臭いの原因になったり、不衛生な刃によって肌トラブルを引き起こしたりする可能性があります。

基本的に水洗いOKなものが多く手入れしやすいものの、なかには自動で洗浄してくれるタイプもあります。

毎日使うものなので、洗浄しやすいかどうかは重要な問題です。清潔さを保ちやすいものを選びましょう。

防水機能の有無で選ぶ

手軽に電動シェーバーを使いたい場合は、防水機能の有無もチェックしましょう。防水機能つきであれば浴室で使える上に水洗いもできるので、お手入れの手間が軽減できます。

なお、電動シェーバーには「ウェットタイプ」がありますが、これはシェービングクリームやジェルの使用がOKというだけの場合もあり、防水機能つきとは限りません。

購入前に製品の説明書を読み、浴室で使用可能か、IPX7のような防水性能を示す規格を取得しているかなどを確認しましょう。

まとめ

ひと口に髭剃りといっても多種多様で、各メーカーからさまざまな商品が発売されているため、どれを選ぶべきか悩まれる方が多いでしょう。

深剃りしたい方や外出時に持っていきたい方はT字カミソリ、肌が敏感な方や長期的なコストパフォーマンスを重視したい方には電動シェーバーがおすすめです。あなたが重視する特徴を考えた上で、最適な商品を選んでみてください。

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