手の甲の毛が濃いのはなぜ?理由とムダ毛の処理方法を解説

カミソリ
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「手の甲の毛が気になる」「毛が濃くなった気がする」と感じている男性は多いのではないでしょうか。本記事では、手の甲の毛が濃くなる3つの理由ときれいに処理する方法を紹介します。手の甲の毛を目立たなくする方法も合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

手の甲の毛が濃くなる3つの理由

男性の手の甲の毛が濃くなる主な理由を3つ解説します。

加齢

年齢を重ねると体毛が薄くなる傾向がありますが、部位によっては毛が濃くなることがあります。頭髪は薄くなっているのに体毛は濃くなった場合、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(テストステロンが悪玉化したもの)が増加していることが考えられます。

女性ホルモンより男性ホルモンが過剰に優位になると、体毛が濃くなる場合があるのです。

生活習慣・食生活の乱れ

生活習慣の乱れも、手の甲の毛が濃くなる原因になります。例えば、タバコに含まれる有害物質や過度な飲酒は、ホルモンバランスを乱す要因です。また、偏った食生活やダイエットによって栄養バランスが乱れると、男性ホルモンが過剰分泌されることで、毛が濃くなる場合があります。

特に、肉類中心の食事、ファストフードやインスタント食品など脂質の多い食事をしていると、男性ホルモンが増えやすいため注意が必要です。

睡眠不足

睡眠不足によって疲れやストレスが溜まると、ホルモンバランスが乱れます。その結果、男性ホルモンが過剰に分泌され、体毛が濃くなることがあります。また、寝る前にスマートフォンやPCを長時間操作すると交感神経が優位になり、睡眠の質が低下してしまいます。

適正な睡眠時間は個人差があるものの、厚生労働省は「6時間以上を目安」として睡眠時間を確保することを推奨しています。

参考:「健康づくりのための睡眠ガイド 2023」(厚生労働省)

手の甲の毛をきれいに処理する方法

ここでは、手の甲の毛を処理する方法やメリット・デメリットを解説します。

カミソリで剃る

カミソリはドラッグストアや100円ショップなどで安く手に入り、手の甲の毛が気になったときに気軽に処理できます。ただし、刃が直接肌に当たるため、皮膚を傷つけやすい点には注意が必要です。

手の甲の毛をカミソリで処理する際は、必ずシェービング剤を使用し、優しくなでるように剃るのがポイントです。力を入れると肌を傷つけて出血してしまう恐れがあるため、強く押し当てないように気をつけながら、滑らせるように剃りましょう。

なお、肌トラブルのリスクを抑えるには、肌に優しい設計のカミソリを選ぶのも重要です。「HENSON SHAVING」は刃の露出が0.033mmと髪の毛の半分程度のため、皮膚への負担を軽減しながら深剃りできます。あまり力を入れず軽いタッチで剃れる設計になっており、手の甲の毛を優しく処理できます。

電気シェーバーで剃る

電気シェーバーは、手の甲に軽く当てて動かすだけでムダ毛を簡単に剃れる製品です。刃が直接肌に当たらない構造になっているため、ダメージを軽減しながら手の甲の毛を処理できるのがメリットです。

しかし、カミソリのように深剃りできないため剃り残しが生じやすく、処理後にチクチク感を感じることがあります。剃り残しがあるからといって電気シェーバーで何度も同じ箇所を剃ると、ヒリつきやかゆみ、乾燥などの肌トラブルの原因になるため注意が必要です。

カミソリ負けしやすい人や敏感肌の人は、電気シェーバーを使う前にシェービング剤を塗ることで、肌トラブルのリスクを下げましょう。

除毛クリームで溶かす

除毛クリームは、薬剤によって毛のたんぱく質を分解する処理方法です。クリームを塗って5~15分ほど時間を置いたあとに拭き取るだけで、手の甲の毛を一度に処理できるのがメリットです。また、毛先が丸くなるため断面がチクチクせず、ツルツルに仕上がります。

ただし、除毛クリームは毛を溶かすための強い薬剤が使用されているため、肌への負担が大きく、肌トラブルを起こす恐れがあります。また、皮膚もたんぱく質でできているため、除毛クリームを使うことでムダ毛と一緒に皮膚まで溶けてしまう可能性もあります。

敏感肌・肌の弱い方は、特に肌荒れを起こす可能性が高いため、必ずパッチテストを行いましょう。

サロンやクリニックで脱毛する

サロンやクリニックで脱毛すれば根元から毛が抜けるため、自己処理よりもきれいに仕上がります。繰り返し施術を受けることで毛が生えにくくなり、自己処理による肌ダメージを抑えられるのもメリットです。

しかし、サロンやクリニックの脱毛は高額な費用がかかる点がデメリットです。1回の施術では効果を実感しにくいため、一定期間サロンやクリニックに通う負担もかかります。

クリニックの医療脱毛は、高出力のレーザーで毛根組織を破壊するため、効果を実感しやすいものの、痛みを感じやすい点に注意が必要です。サロンの美容脱毛は出力が低いため痛みを抑えられますが、効果を実感するまでに多くの回数が必要です。

手の甲の毛穴を目立たなくするには?

ここでは、毛を処理する方法以外で、手の甲の毛穴を目立ちにくくするコツを紹介します。

ハンドクリームを塗る

ハンドクリームでこまめに保湿することで、手の甲の毛穴が目立ちにくくなることがあります。毛の処理によって肌がダメージを受けると、毛穴が黒ずみやすくなります。水分が奪われると、毛穴から皮脂が過剰に分泌されて毛穴が開く原因にもなるため、しっかり保湿することが大切です。

乾燥を感じてから塗るのではなく、手を洗ったらすぐにハンドクリームを塗りましょう。

ファンデーションで隠す

手の甲の毛穴をすぐに隠したいときは、ファンデーションを薄く塗る方法も有効です。ファンデーションを厚塗りすると不自然な印象になりやすいため、薄く塗るのがポイントです。

ファンデーションを塗ることで手の甲の毛穴をカバーできるだけでなく、乾燥や紫外線から肌を保護することもできます。毛穴と一緒にくすみもカバーでき、肌のトーンが均一になることで手元がきれいに見えます。

生活習慣を見直す

生活習慣が乱れると、男性ホルモンの過剰分泌が起こり、体毛が濃くなることがあります。生活習慣を整えるには喫煙や過度な飲酒を控え、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。

高たんぱく質の肉類、脂質・塩分の多いインスタント食品のほか、甲殻類や魚卵は男性ホルモンが増えやすいため注意が必要です。逆に、男性ホルモンが増えにくい大豆製品や果物、海藻類、食物繊維の多い食品を積極的に摂りましょう。

また、ホルモンバランスを整えるには質の良い睡眠も重要です。PCやスマートフォンの操作は寝る1~2時間前にやめ、就寝前にぬるめのお風呂に入って体を温めましょう。男性ホルモンの過剰分泌を抑えるにはストレスを溜め込まないことも大切です。

紫外線対策をする

紫外線を過剰に浴びると肌のバリア機能が低下して乾燥しやすくなり、手の甲の毛穴が目立つ原因になります。紫外線によるダメージが蓄積すると、乾燥だけでなくシミやしわ、たるみを引き起こし肌を老化させてしまいます。

外出時は、メンズ向けの日焼け止めクリームやUVカット成分が配合されたコンシーラー、BBクリームなどを活用し、しっかり紫外線対策をしましょう。紫外線は一年中地上に届いているので、春〜夏だけでなく秋〜冬にも紫外線対策をすることが大切です。

まとめ

手の甲の毛が濃くなる原因は加齢や生活習慣の乱れ、睡眠不足などが挙げられます。男性ホルモンの過剰分泌を抑えるには生活習慣を整え、栄養バランスの良い食生活を心がけることが大切です。こまめな保湿や紫外線対策で肌をケアし、毛穴の目立たない手元を目指しましょう。

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