髭剃りの頻度は1日1回?髭剃りの回数を減らしたいときの対処法!

カミソリ
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身だしなみを整えるのに欠かせない髭剃りですが、他人と比べることがないため「毎日剃るべき?」「1日に何度も剃るのは良くない?」など疑問や悩みを抱える方も多いでしょう。

そこで今回は、髭剃りの適切な頻度や回数を減らしたい場合の対処法を紹介します。あなたに合った髭剃りの頻度を把握するとともに、回数を減らす方法を押さえて、肌へのダメージを減らしながら身だしなみを整える術をマスターしてみてください。

髭剃りの頻度はどのくらいが適切?

髭剃りは毎日行う人もいれば、週に2~3回の人、または1日に何度も剃る人もいらっしゃるでしょう。

人それぞれ頻度は異なるものですが、どのくらいの頻度が自分にとって適切なのか知っておくと、肌への負担を軽減して肌トラブルのリスクを抑えられます。

基本的には1日1回

基本的には1日1回程度にとどめておくのが、無難だといえます。

髭が生えてくる速さや濃さ、量などは個人差が大きいため、適切な頻度について明確な答えはありません。

とはいえ、多くの人が毎日髭を剃っている傾向にあります。メンズタイムズが全国20~59歳の男性4,000人を対象に行ったアンケートでは、約半数に当たる49%が毎日剃っていると回答し、どの年代でも割合が高い傾向にありました。

髭が濃い場合1日1回ではすぐに生えてきてしまうため、朝晩など2回剃る方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、カミソリの刃は肌にダメージを与えるため、頻度が増えるほど肌に負担がかかりやすく、肌荒れや炎症などの原因になりがちです。

肌への負担を軽減するために、髭剃りは1日1回までにしましょう。

肌が弱い・髭が薄い場合は2~3日に1回

髭剃りの頻度は1日1回が目安ですが、肌が弱い場合や髭が薄い場合は2~3日に1回程度でも良いでしょう。

体質によって髭の生え方や濃さは異なるので、あなたの髭の伸びるペースに合わせて剃るのがベストです。

例えば、1日経っても髭があまり伸びない人や、多少伸びてもそれほど目立たない人であれば毎日剃らなくてもかまいません。2~3日に1回程度など、少ない頻度で十分でしょう。

リモートワークや育児などで外出が少ない場合や、多少伸びていても気にならないのであれば、週に1回でもかまいません。

特に肌が荒れやすい人は毎日髭を剃ると、カミソリ負けや肌荒れなど肌トラブルに悩まされやすいため、無理に毎日剃る必要はないでしょう。

関連記事:カミソリ負けをすぐに治す4つの方法をご紹介!

髭剃りの頻度を少なくするには?

「毎日髭を剃るのが面倒」「こまめに剃ると荒れやすい」など、髭剃りの頻度を少なくしたい方は多いでしょう。

できるだけ髭剃りの頻度を抑えるために、3つの方法を紹介します。

しっかりと深剃りする

しっかり深剃りして、できるだけ髭を短くすると髭剃りの頻度を抑えられます。

髭を剃ってもある程度残っている場合、当然ながら伸びるスピードは速くなります。反対に深剃りして短くすれば、伸びるスピードが遅くなるため髭剃りの頻度を減らせます。

とはいえ下手に深剃りすると肌を傷つける可能性もあるため、肌をいたわりつつ綺麗に深剃りするためには、カミソリ選びと深剃りのコツを押さえることが大切です。

肌に負担をかけず深剃りするなら、宇宙工学で培われた精密技術を活用したHENSON SHAVINGがおすすめです。

刃の露出を最小限に抑えているため、肌への刺激を抑えながらもしっかり剃れるよう設計されています。

また具体的な深剃りのコツについては、記事後半で別途解説します。

青髭を隠す

髭が濃く青髭が目立つため、高頻度で剃らざるを得ない場合は、青髭が目立たないよう隠してしまうのも手です。

髭剃りは面倒だが青髭が気になるから何度も剃るのであれば、メンズ用のファンデーションやコンシーラーなどで青髭を隠してしまえば、無理に剃らずに済むかもしれません。

深剃りしてもすぐに生えてくる場合や隠しきれないほど髭が濃過ぎる場合は、デザイン髭としておしゃれに転用することもできます。

自分で行うのが難しい場合や似合うデザインがわからない場合は、ヘアサロンや理容室などに行き、プロにデザインしてもらいましょう。

食生活から男性ホルモンを抑える

食生活を改善して男性ホルモンを抑えることで、髭を生えにくくする方法もあります。

そもそも髭が生えにくい体質に改善できれば、髭を剃る頻度も少なくできると考えられます。髭は男性ホルモンの分泌量が多くなると、濃くなっていくとされています。

出典:厚生労働省「知っていますか?男性のからだのこと、女性のからだのこと〜健康で充実した人生のための基礎知識〜

ホルモンバランスは食生活によって変化しやすいため、食生活を改善して男性ホルモンの働きを抑えられれば、髭が生えにくくなり剃る頻度を減らせるかもしれません。

例えば大豆に含まれるイソフラボンには男性ホルモンを抑制し、髭の成長を遅らせる作用があると考えられています。

出典:厚生労働省「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

髭を生えにくくして剃毛の頻度を抑えたい場合は、大豆や大豆製品(豆腐・みそ・納豆など)を積極的に摂取するよう食生活を改善してみましょう。

髭剃りにおすすめのタイミングとは

髭の伸び方には個人差があるので、髭剃りのベストタイミングは人によって異なります。朝と夜のどちらで剃っても問題はありませんが、それぞれに押さえておくべきポイントやメリットがあります。

どのようなポイントやメリットがあるのかを把握した上で、朝と夜のどちらで剃るかを考えてみましょう。

髭剃りのベストタイミングについて詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。

関連記事:髭剃りのタイミングのベストは?朝と夜はどちらがよい?

朝に剃る場合

朝に髭を剃ることには下記のようなメリットがあります。

・髭が伸びやすいとされている6~10時の間にケアできる
・出かける前に髭剃りすることで、日中に髭が短い状態を保てる
・睡眠後は肌のハリが良いので髭を剃りやすい

上記のようなメリットがあるため、日中に仕事や学校がある方や髭が伸びるのが早い方は、朝に剃るのがおすすめです。

ただし、起きた直後は顔がむくんでいて深剃りしにくい場合があるので、起床後15~20分ほど待ってから剃ったほうが良いでしょう。また、お酒を飲み過ぎた翌朝は、肌のコンディションが悪く肌荒れしやすいためおすすめできません。

夜に剃る場合

夜に髭を剃ることには下記のようなメリットがあります。

・時間的に余裕があり、ゆっくり丁寧に髭を剃れる
・入浴時に剃れば、シャワーで髭を洗い流せるので手間が省ける
・入浴中は髭が柔らかくなるので剃りやすい

上記のようなメリットがあるため、朝に髭を剃る時間がない方や日中の髭の伸びがあまり気にならない方は、夜に剃るのがおすすめです。

ただし、入浴中のふやけた肌で逆剃りすると、肌が傷つく場合があるので注意が必要です。また、髭の伸びが早い方が夜に剃ると、起床時にすでに髭が伸びていてもう一度剃ることになったり、日中に髭が伸びてしまったりする場合があるため、朝に剃ることをおすすめします。

髭をしっかりと深剃りする4つのコツ

髭をしっかりと深剃りすれば、剃る頻度を少なく抑えることが可能といっても、上手く深剃りできない方が多いのではないでしょうか。

綺麗に深剃りする4つのコツを紹介するので、髭剃り習慣に取り入れてみてください。

髭を柔らかくしてから剃る

温めたタオルを顔に当てたり入浴したりして温めると、毛が柔らかくなり深剃りしやすくなります。

髭は銅線並みの硬さがあるため、乾いた状態だとカミソリの刃に引っかかり剃りづらさがあります。

髭に水分を含ませて柔らかくすることで、剃るときに力をそれほど入れる必要がなく、肌へのダメージも抑えられます。また水分が肌も保湿してくれるため、肌荒れやカミソリ負けなどの肌トラブルも防ぐことができます。

忙しい朝に入浴や蒸しタオルの用意が難しい場合は、洗顔をして髭に水分を含ませたりしてから剃るのもおすすめです。

洗顔で汚れを落とすことで、肌の傷から細菌が侵入するのを防ぐ効果もあります。

シェービング剤を使用する

シェービング剤を使用するのも、髭を柔らかくして剃りやすくするのに効果的です。

シェービング剤は滑りを良くして肌へのダメージを軽減するだけでなく、髭を柔らかくしてくれる効果もあります。

前述のように髭を柔らかくすると少ない力で綺麗に剃れるため、肌への負担をできる限り減らして深剃りできるアイテムです。

また肌の炎症を抑える成分や肌を保湿する効果もあるため、髭剃り後の肌荒れ防止にも有効です。

順剃り・逆剃り・張り手を駆使する

髭は部位によって生えている方向が異なるため、すべて同じ方向に剃っても綺麗に剃り切れません。しっかりと深剃りしたいなら、順剃り・逆剃り・張り手を駆使して髭を剃りましょう。

1.順剃りで全体的に剃る

まずは「順剃り」で髭を全体的に剃っていきましょう。順剃りとは毛の流れに沿って剃る、肌への負担が少ない剃り方です。

1.頬やもみあげなどの面積が広い部分の髭を剃る
2.太い髭が生えがちな口周りを剃る

順剃りは剃り残しが目立つ場合があります。しかし、剃り残しはこの後の逆剃りや張り手で綺麗にできるので、ここで無理に力を込めて剃るのは避けましょう。

2.逆剃りで剃り残しを除去する

順剃り後に剃り残しが目立つ場合や、触るとザラザラしていて気になる場合は「逆剃り」を行いましょう。逆剃りとは、髭が生える方向に逆らって剃る剃り方です。カミソリやシェーバーの刃で髭を立たせて剃るので、順剃りよりも深く剃れます。

ただし、順剃りよりも肌に負担がかかりやすいので、剃り残しやザラザラが気になる部分だけに行うようにしましょう。

1.髭が生える方向とは逆向きにカミソリやシェーバーを当てる
2.カミソリやシェーバーのヘッド全体が肌に当たるよう調整する
3.力を入れすぎないよう注意しながらゆっくり剃る

カミソリやシェーバーのヘッド全体が肌に当たるようにすると、肌に負担がかかりにくくなります。

3.張り手で仕上げる

さらに綺麗に仕上げたい場合は、逆剃り後に「張り手」を行いましょう。張り手とは、カミソリやシェーバーを持つ手と反対の手を使って肌を引っ張り、肌表面を平らにして剃る方法です。肌を引っ張ると髭が立つので、より細かく髭を剃れます。

ただし、張り手も肌に負担がかかりやすいので範囲は最小限に、できるだけ力を入れないよう注意しながら剃りましょう。

定期的にカミソリの刃を交換する

カミソリの刃は定期的に交換して、鋭い切れ味を維持しましょう。

カミソリの刃は使っていくうちに劣化して、切れ味が落ちていきます。切れないカミソリで深剃りしようとすると、何度も刃を当てる必要があり、肌に大きな負担がかかるため2週間を目安に交換を心がけましょう。

切れ味の悪いカミソリは肌への負担が大きくなるだけでなく、溜まった汚れや雑菌で肌トラブルの原因となったりするおそれもあります。

関連記事:カミソリの刃の交換時期はいつ?適切なタイミングと長持ちさせる秘訣

まとめ

髭剃りの適切な頻度は一概にいえませんが、1日1回が標準的。髭が濃いと1日に2回以上剃りたくなるかもしれませんが、肌荒れや炎症などの原因になりかねません。

どんなに髭が濃くても、髭剃りの回数は1日1回が無難で、どうしても目立つ場合は深剃りしたり目立たないようカバーしたりしましょう。

肌をいたわりつつ綺麗に深剃りしたいのであれば、宇宙工学で培われた精密技術を活用したHENSON SHAVINGがおすすめです。

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