濃い髭に悩んでいる方必見!髭への印象や3つの髭対策を解説

カミソリ
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濃い髭は上手に長さや形を整えると、ファッションの一部として楽しめます。一方で、お手入れに手間がかかったり、清潔感がなくなったりもしやすいため「どうにかしたい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、髭が濃くなる男性の特徴や髭の濃さを解消したい場合の対策などについて解説します。

そもそも髭が濃い男性の特徴とは?

髭が濃くなりやすい男性によく見られる特徴として、下記があげられます。

・体毛が濃い
・身内に髭が濃い人がいる
・ストレスが溜まっている
・生活習慣が乱れている
・喫煙の習慣がある
・皮脂の分泌が多い
・皮膚が厚め など

髭が濃い男性への印象

髭が濃い方の中には、「剃ってしまうか、このまま生やしてみるか」と迷っている方もいるかもしれません。

しかし、髭に対して良い印象をもつ人もいれば悪い印象をもつ人もいるので、TPOを考慮して髭を生やすかどうかを判断することが大切です。

ここでは髭に対してどのように感じる人が多いのか、良い印象をもつ人・悪い印象をもつ人それぞれの意見を紹介します。

良い印象

髭に対して良い印象をもつ人の意見として多いのが、「男らしくてかっこいい」「ワイルドさを感じる」というものです。髭を生やしているモデルや有名人などに、おしゃれでダンディな人が多いことが良い印象につながっているのかもしれません。

また、髭の成長を促す作用がある「テストステロン」は、がっしりとした骨格を形成したり筋力をアップさせたりする働きもあります。

髭が濃い人はテストステロンの分泌量が多い傾向にあり、逞しい体つきになりやすいので「男らしい」というイメージになりやすいのです。

ただし、髭に良い印象をもつ人でも、青髭や無精髭には悪い印象をもっている場合があります。

悪い印象

髭に対して悪い印象をもつ人の意見として多いのが、「清潔感がない」「ズボラな人に見える」というものです。髭は鼻や口の周辺に生えているので、汚れていそうだと思う人が多くいます。

特に青髭や無精髭は手入れをサボっているように見えるので、良くない印象をもたれがちです。

ただし、髭に悪い印象をもつ人でも、「しっかりお手入れされていて似合っている人ならOK」という場合があります。

【対策1】「テストステロン」(男性ホルモン)の過剰分泌を抑える

ヒトの体は男性ホルモンと女性ホルモンを分泌しており青年期を境に低下していきます。体の毛量は男性ホルモン(テストステロン)が起因していると考えられており、分泌量が多くなると髭が濃くなりやすい可能性があります。

生活習慣によってホルモンバランスは崩れやすく、男性ホルモンの分泌量が過剰に増えると、髭が濃くなることも珍しくありません。

まずはホルモンバランスを崩す生活を送っていないか、自分自身の生活を一度振り返ってみましょう。

ここでは、ホルモンバランスを整えるための対策を紹介していきます。

イソフラボンを積極的に摂取する

女性ホルモンに似た働きを果たしてくれる「イソフラボン」を積極的に摂取すると、髭が濃くなるのを抑制してくれると考えられます。

男性ホルモン・女性ホルモンは男女ともにもっているもので、バランスを取りながら存在しています。

このホルモンのバランスは食生活や生活習慣などで崩れやすく、バランスが崩れて男性ホルモン優位になってしまうと、女性でも髭が濃くなるかもしれません。

そのため髭を薄くするためには女性ホルモンを優位な状態にして、男性ホルモンを抑制すると効果的だと考えられます。

大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするため、積極的に摂取すれば、男性ホルモンを抑制し髭の成長を遅らせられるでしょう。

出典:厚生労働省「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

大豆そのものはもちろん豆腐や醤油、みそ、納豆、きなこなど大豆を加工した食品にも多く含まれます。

髭の濃さが気になる方は、毎日の食事に大豆製品を取り入れてみてください。

テストステロンを増やす栄養素を控える

男性ホルモンの一種であるテストステロンが増えないような、食生活を心がけることも大切です。

亜鉛は男性機能の向上や精子の生成作用があるなど、男性ホルモンと密接なかかわりがある栄養素のひとつであり、テストステロンの増加を促進してしまいます。

アメリカで行われた若年男性に対する亜鉛制限の実験では、被験者のテストステロン値が約73%低下したという報告があります。

出典:PubMed「健康な成人の亜鉛状態と血清テストステロンレベル

そのため亜鉛の摂取を控えれば、テストステロンの増加を抑えられると考えられます。

亜鉛は下記のような食品に含まれているので、日ごろからこれらの食品を多く摂取している場合は控えてみましょう。

・牡蠣
・牛赤身肉
・卵
・油揚げ
・カシューナッツなど

出典:大塚製薬「栄養素カレッジ 栄養教養学部 / カラダ整え学科 亜鉛

ただし亜鉛は必須ミネラルの一種なので、適度な摂取が必要です。不足すると貧血や免疫機能低下などのリスクが高まるため、過剰に制限しないよう注意してください。

ほかにも肉や魚に含まれるたんぱく質や、魚に多く含まれるビタミンDなども、テストステロンの増加の一因になります。

生活習慣を見直す

日々の生活習慣を見直して、テストステロンが高まらないよう注意するのも対策のひとつです。

生活習慣が乱れているとホルモンバランスが崩れやすく、男性ホルモン優位になりがちです。次に当てはまる人は要注意です。

・運動不足
・睡眠不足
・ストレスが溜まっている
・喫煙している

ホルモンバランスを整えるためには、適度に運動したり睡眠をしっかり取ったりと、生活習慣を整えることが大切です。

ただし負荷の大きい筋トレはテストステロンの分泌を促すので、ウォーキングやジョギングなど有酸素運動がおすすめです。

出典:Dクリニック東京「男性力を高めるために、日常生活で気をつけること。

【対策2】適切な髭の剃り方・ケア方法をマスターする

間違った髭の剃り方で肌へ負担がかかると、肌を守ろうとして一時的に髭が濃くなる可能性があります。

過剰な刺激を与えないよう気を付ければ、自然と元に戻るので、濃い髭や青髭が気になるあまり強く深剃りしたり1日に何度も剃ったりする場合は、適切な髭の剃り方をマスターしましょう。

正しい手順で剃る

肌に負担をかけずに剃れる、正しい手順を習得しましょう。

正しい髭剃りの手順は、下記の通りです。

1.顔を洗う
2.プレシェーブローションを塗る
3.ゆっくりと順剃り(髭が生えている方向をなぞって剃る)する
4.剃り残し部分は逆剃りで整える
5.ぬるま湯で顔を洗う
6.スキンケアする

髭はほかの体毛と比べても硬いため、洗顔やシェービング剤で柔らかくしたり摩擦を減らしたりして、肌へのダメージを減らすことが大切です。

肌を傷付けないように、優しく自己処理するのが大切です。

肌に負担をかけるケアは控える

肌に負担をかけるケアは控えましょう。

髭の処理は、毛の流れに沿って剃る順剃りが基本です。毛の引っ掛かりが少なくなり肌への負担を抑えられます。

毛穴や肌に大きな負担の掛かる逆剃りは、どうしても剃り切れない部分だけに限定しましょう。

ほかにもシェービング剤を付けずに剃る空剃りや、カミソリを強く肌へ押し付ける、何度も同じ場所を剃るなど、肌へ負担をかけるケア方法は避けるのがおすすめです。

また毛抜きを使用している場合は、カミソリで剃る以上に肌へのダメージが大きいため控えましょう。

カミソリの刃は定期的に交換する

カミソリの刃は定期的に交換して、切れ味のよい状態を保ちましょう。

カミソリの刃は使うほどに劣化していくため、次第に切れ味が低下していきます。一度で綺麗に剃れなくなると、ストロークの回数が増えて肌への負担が増えてしまいます。

そのため定期的に交換して、切れ味のよい状態を保つべきです。

交換頻度は2週間が目安です。髭の濃さや使用頻度にもよるため、切れ味が落ちてきたら交換するよう心掛けましょう。

肌に負担をかけない一枚刃カミソリを使う

肌への負担を軽減するために、一枚刃カミソリを使用するのもおすすめです。

一枚刃のカミソリは電気シェーバーよりも深剃りできる一方で、直接肌へ刃が当たることから、ダメージを与えやすいのがネックです。

深剃りと肌ケアを両立させるには、肌に負担をかけない一枚刃カミソリを選ぶのがポイントです。「HENSON SHAVING」はたわみが生じにくい構造なので、優しい剃り心地を実現します。

刃がしっかりと固定されているため、皮膚への摩擦や引っ掛かりが少なく、肌への刺激を大幅に和らげてくれます。

日焼けで目立たなくする

濃い髭による青髭が気になる場合は、日焼けで目立たなくする方法もあります。

そもそも青髭は、肌の奥にある剃った髭が透けて見えている状態なので、肌が白い人ほど青髭が気になりやすくなります。

そのため日焼けして、肌の色を濃くすれば目立たなくさせることが可能です。

日焼け前は顎ラインや鼻下などの青髭が目立つ人でも、日焼けで肌の色が濃くなると青髭がわかりにくくなります。

日焼けした肌を維持する必要があるため、日焼けサロンに通ったり日光で焼いたりする必要があるのはネックですが、青髭対策として有効な手段です。

髭を整えてファッションの一部にする

髭を整えて、ファッションの一部として楽しむのもおすすめです。

無精髭は不潔な印象を与えやすく敬遠されますが、綺麗に整えた髭は立派なファッションとして、髭が濃い人にしかできないオシャレに挑戦できます。

髭のデザインによっては、下記のような効果もあるので見た目に印象をアップさせられます。

・顔を小さく見せる
・エラの張りを目立ちにくくする
・顎が細くスマートな印象になる など

自分でカミソリを使ってデザインを整えるのが難しい場合は、サロンやクリニックで整えてもらう方法もあります。

髭が濃くて整えるのが難しい場合は、部分脱毛してデザイン性を高めるのもありでしょう。

【対策3】脱毛する

どうしても髭が濃いのが気になる、毎日のお手入れが面倒という場合は、思い切って髭を脱毛するのもひとつの方法です。髭の主な脱毛方法として下記の4種類があります。

・除毛クリーム
・家庭用脱毛器
・美容脱毛
・医療脱毛

それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介しますので、髭の脱毛を検討している方は参考にしてみてください。

除毛クリーム

除毛クリームとは、体毛のタンパク質を溶かす成分が入ったクリームです。除毛クリームで髭を処理することには、下記のようなメリットがあります。

・クリームを塗って落とすだけなので簡単に使える
・自分の都合の良いタイミングで処理できる
・ドラッグストアなどで安く手軽に入手できる

一方で除毛クリームを使って髭を処理することには、下記のようなデメリットがあります。

・効果の持続期間が短く頻繁に処理する必要がある
・顔に使用できない商品が多い
・顔に使えるものでも目や口に入ると危険

家庭用脱毛器

家庭用脱毛器とは、自宅で簡単に使えるように設計された脱毛器です。家庭用脱毛器で髭を処理することには、下記のようなメリットがあります。

・自宅で手軽に脱毛できる
・自分の都合の良いタイミングで処理できる
・美容脱毛や医療脱毛に通うよりもコストが抑えられる

しかし、家庭用脱毛器で髭を処理することには、下記のようなデメリットもあります。

・永久脱毛はできない
・業務用の脱毛器と比べてパワーが弱く、効果を実感するまでに時間がかかる
・正確に照射するのが難しく設定の調整も必要で、技術の習得に時間がかかる

美容脱毛

美容脱毛とは、主にエステサロンなどで提供されている脱毛方法です。「光脱毛」や「美容ライト脱毛」などと呼ばれることもあり、光や電気のパワーで毛根にダメージを与えて毛の生成を抑制します。美容脱毛で髭を処理するメリットは下記の通りです。

・医療脱毛と比べて機器の出力が弱いので肌トラブルが気になる方も利用しやすい
・美肌効果も期待できる
・医療脱毛より価格が安めで痛みも少ない傾向にある

一方で、美容脱毛には下記のようなデメリットもあります。

・あくまで毛の成長を抑制する方法であり永久脱毛はできない
・出力が弱い分、医療脱毛よりも効果が弱く、施術回数も多くなる

医療脱毛

医療脱毛とは、美容クリニックなどの医療機関が施術する脱毛方法です。パワーが強い医療用レーザーを用いて毛根を破壊し、毛が生えないようにします。医療脱毛で髭を処理するメリットは下記の通りです。

・永久脱毛ができる
・パワーが強い医療用の機器を使うので、少ない回数で効果が実感できる
・医療系の資格・免許保持者が施術するため安心感がある
・医療機関で施術を受けるため、肌トラブルが起きても速やかに対処・治療してもらえる

高い効果が期待できる医療脱毛ですが、下記のようなデメリットがあります。

・高額な費用がかかる
・美容脱毛よりも痛みが強い場合がある(麻酔を使える医療脱毛もある)

まとめ

髭が濃いと気になっている方は、まずは生活習慣の乱れやケア方法に間違いがないか確認し、できるところから改善していきましょう。

自己処理する場合はカミソリの切れ味と肌への負担の少なさが重要なので、宇宙工学で培った技術を活かした「HENSON SHAVING」で一枚刃の優しい剃り心地を味わってみてください。

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