首の髭が気になって剃ろうとするものの、うまく処理できなかったり、カミソリ負けしてしまったりなどで悩まれていませんか。上手く剃れないのは、剃り方が正しくないからかもしれません。
今回は、正しい首の髭の剃り方や肌荒れを防止するための注意点をご紹介します。
首髭はカミソリ?電気シェーバー?
首の髭を剃るのに、電動シェーバーが良いのか、カミソリが良いのか迷う方もいるかもしれません。
電動シェーバーは肌への負担が少ないものの、剃り方によってはうまく刃があたらず剃り残しができることがあります。
一方、刃が露出しているタイプのカミソリは深剃りしやすいことから剃り残しができにくいです。しかし、誤った剃り方をすると肌が傷つくおそれがあります。
首の髭をしっかり深剃りしたい方はカミソリ、皮膚が弱くできるだけ肌を傷つけたくない方は、品質の良い電動シェーバーを利用するのが良いでしょう。
【5STEP】正しい首の髭の剃り方
首は皮膚が薄いため、誤った髭の剃り方をすると肌を傷つけてしまうことがあります。太い動脈(頸動脈)が通っている部分ですので、自己処理の仕方には十分注意しましょう。
ここでは、正しい首の髭の剃り方を5つのステップで解説します。
STEP1:洗顔して清潔にする
まず、洗顔をして首や首周辺の肌を清潔にします。汚れなどを洗顔でしっかり除去して、タオルで水気を拭き取りましょう。
汚れや皮脂が付着したままだと、肌が傷ついた際に雑菌が繁殖し、肌トラブルを起こすリスクが高まります。下準備として丁寧に行ってください。
STEP2:温めて髭をやわらかくする
髭を十分に柔らかくするために、首の髭全体に蒸気をあてられる蒸しタオルを用意しましょう。首髭に全体を包むようにして数分ほど当て、髭に水分がよく浸透するまで待ちます。
自己処理をする前に髭を柔らかくしておくことで、カミソリが滑りやすくなり、肌荒れ予防になるだけでなく、剃り残し防止にもなります。なお、蒸しタオルはタオルを濡らしてレンジで数秒から数十秒ほど温めるだけで簡単に用意できます。
入浴時に剃るのもおすすめです。お湯や蒸気で髭が柔らかくなった状態で剃れますし、肌が清潔な状態ですので雑菌が入り込みにくいメリットがあります。
STEP3:シェービング剤を使う
肌への摩擦を抑え、肌荒れを防止するためにも、これから剃っていく部分にシェービングジェルやシェービングフォームなどのシェービング剤を塗っていきます。
寝ている髭はしっかり起こしてシェービング剤を塗り込み、数分置いて浸透させるのが肌を傷つけない自己処理のコツです。
STEP4:髭を処理する
下準備ができたら首の髭を剃っていきます。
カミソリで剃る場合は、毛の流れに沿って剃るのが基本です。首の髭は顎下から首に向かって生えていますので、その流れに沿うようにしてカミソリの刃を当てて剃ります。
電動シェーバーも基本は順剃りです。凹凸の多い部分は、手で引っ張ってならしながら剃っていきます。
髭の生え方に合わせた剃り方を順剃り、髭の流れに逆らって剃る方法を逆剃りといいますが、カミソリで首の髭を逆剃りするのはおすすめしません。肌を傷つけやすく、デリケートな首を傷つけるおそれがあるためです。
そのため、順剃りして残った部分のみを逆剃りで処理するようにしましょう。髭の生える方向に完全に逆らって剃るのではなく、少し斜めにして剃るのがコツです。
首の髭と一緒にほかの髭も処理するときは、首の髭は最後に剃るのが良いでしょう。首はデリケートな部分のため、できるだけトラブルが起きないようにコンディションが整ってから剃るのがベストです。
STEP5:保湿をする
首の髭を処理したあとは、ローションなどでアフターケアをしましょう。
できるだけ肌への負担がないように下準備をして、できるだけ肌への負担が少ない方法で剃っても、目に見えない傷から肌トラブルの原因になることもあります。肌を保湿することでバリア機能の低下を抑え、肌トラブルを予防できます。
首の髭を処理するときの注意点
首はほかの部分と比べるとカミソリ負けが起こりやすい部分です。それは、顔を覆っている皮膚と比べて首の皮膚は薄く、デリケートなためです。
また、首回りは顔や肩などの筋肉に囲まれており、連動して動けるよう可動域が広く作られています。そのため、首の皮膚は伸縮性があり、よく伸びる性質をもちます。
実際に首の髭を剃っているときに、皮がよく伸びるために剃りにくいと感じたこともあるかもしれません。これは、首の皮が伸びて刃が皮膚をうまく捉えられないことが原因です。
また、のどぼとけのある首の中心は凹凸が多い部分でもあります。ゴツゴツして刃を当てにくいため剃り残しができやすいです。さらに、首回りは髭が不規則に生えやすいことから、うまく刃を当てられずにきれいに剃れないことがあります。
そこで最後に、首の髭をきれいに、そして安全に処理するためのポイントや注意点をご紹介します。
カミソリで強く押し付けるのはNG
首は皮が伸びやすいことから剃り残しができやすく、剃り残しを無理に処理しようとして強く刃を当てがちな部分です。しかし、首の皮膚は薄く外からの刺激に弱いため、髭を剃るときは優しく刃を当てるようにしましょう。
首の髭は生える方向がまばらのため、あらゆる角度から刃を当てることになりますが、意図しない方向に力が加わることで出血してしまうこともあります。
刃を強く当てるなど刺激の強い方法で処理すると肌トラブルの原因になりかねませんので注意しましょう。
また、何度も刃を当てるのも強いダメージが加わる原因です。首に髭が生えてくる頻度や濃さにもよりますが、できれば首の髭は頻繁に剃らないようにしましょう。一回の髭剃りで何度も刃を当てないようにすることも大切です。
とはいえ、カミソリや電気シェーバーによっては剃り残しができやすかったり、剃りにくかったりすることがあるかもしれません。
そんな方に試してほしいのがHENSON SHAVINGです。
HENSON SHAVINGは、必要最低限の刃の露出に抑えた計算されたヘッド構造で、たわみにくいのが特長です。一回できれいに剃りやすいため、何度も肌を往復することなく肌への負担を軽減しながら処理できます。
裏側の溝により目詰まりしにくい構造で、刃に詰まった毛による摩擦を押さえて剃れるのも剃りやすさの理由です。
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毛抜きやピンセットで抜くのはNG
首の髭は少ないから、濃い髭が気になるから、などの理由で首の髭を抜いている方もいるかもしれません。しかし、毛抜きやピンセットなどでの処理は想像以上に肌へのダメージが大きいです。
髭を毛穴から無理やり抜くため、毛穴が押し広げられたときに雑菌が入り込んで肌荒れが起こりやすくなります。
除毛クリームの使用はおすすめしない
除毛クリームの使用には注意が必要です。除毛クリームはたんぱく質を溶かすことで根本から毛を取り除きやすくするものですが、肌質によっては皮膚まで溶かしてしまうことがあります。先ほどもご紹介したように、首はほかの部位と比べて肌が薄く繊細なため、敏感肌でない方も肌荒れすることがあります。
まとめ
首は、顔と比べて皮膚が薄く伸びやすい性質があることから、髭剃りで肌が傷つきやすく剃りにくい部分でもあります。誤った髭剃りは肌トラブルの原因にもなりかねませんので、正しい自己処理の方法を覚えましょう。
また、首の髭の処理に適したアイテムを選ぶことも重要です。カミソリと電気シェーバーのどちらを使うかお悩みの方は、下記の記事も参考にしてみてください。
「カミソリと電動シェーバーは何が違う?どっちがおすすめ?」