「スキンヘッドが青い…」きれいに仕上げる剃り方と手入れのコツを解説

カミソリ
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スキンヘッドにした直後はきれいに仕上がっていたのに、「時間が経つにつれて青くなってしまった」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

スキンヘッドが青くならないための自己処理・手入れのコツや、青さを目立ちにくくする裏ワザを解説します。

スキンヘッドが青い理由

スキンヘッドが青くなるのは、髪の断面・毛根が透けて見えるのが大きな原因です。

・髪の断面・毛根が透けて青く見えるから
・毛量が多い・髪が太いから
・スキンヘッド歴が浅く頭皮が柔らかいから

以上のような理由から、剃った直後はきれいなスキンヘッドでも、ある程度時間が経ってくると青く見えるようになります。それぞれの理由を詳しくみていきましょう。

髪の断面・毛根が透けて青く見えるから

肌の下にある髪の断面や毛根が透けて見えることで、青く見えてしまいます。

本来は赤黒いはずの血が流れる血管が青く見えるように、皮膚の下の黒色は青く見えやすいのです。丁寧に髭を剃っても、肌の下の髭が透けて青髭が目立つのと同じ理由で、スキンヘッドも青く見えます。

伸びてきた毛ではなく肌の下に残っている毛が原因なので、どれだけ深剃りしても完全には除去できません。

毛量が多い・髪が太いから

毛量が多いもしくは髪が太いのが原因で、青くなっている場合もあります。

皮膚の下にある黒い髪が、多い・太いほど青く見える面積は増えるため、毛量が多い方ほど青く見えてしまいがちです。

そのため、薄毛対策でスキンヘッドにした方の場合は、髪の毛が元々生えていない部分が青くならないことから、きれいなスキンヘッドにできます。

ただし、側頭部や後頭部など、髪が残っている部分だけ青くなって悪目立ちする可能性もあるため要注意です。

スキンヘッド歴が浅く頭皮が柔らかいから

スキンヘッド歴が浅い人ほど頭皮が柔らかく、青くなりやすい傾向にあります。

頭皮は本来であれば髪の毛に守られているため、ほかの部位に比べてデリケートで柔らかくなっているのが特徴です。柔らかい肌ほど薄い傾向にあるので、皮膚の下の髪や毛根が透けやすく、スキンヘッドにすると青く見えやすくなります。

一方で、スキンヘッド歴が長くなってくると、肌の露出時間が増え、皮膚が厚くなります。こうして透けにくくなり、青さが目立たなくなっていくのです。

スキンヘッドを青くしないためには「毎日剃る」が鉄則

青いスキンヘッドになるのを防ぐには、毎日剃るのが鉄則です。

そもそもスキンヘッドのシェービング頻度は最低でも3日に1回といわれており、こまめに頭を剃ることが大切です。

とはいえ、どれだけ深剃りしていても、髪の毛はすぐに生えてきます。ただでさえ皮膚の下の髪が青く見えているのに、髪の毛が伸びると余計に青さが目立ってしまいます。

常にツルツルの状態を保つためにも、できるだけ毎日剃るようにしましょう。理容室で剃ってもらうのは維持費や通う時間・手間がかかってしまうので、自己処理がおすすめです。

スキンヘッドが青くならない自己処理のコツ

スキンヘッドが青くならない剃り方・手入れ方法など、自己処理のコツを3つ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

また、セルフでスキンヘッドにする剃り方は、以下の記事で解説しています。

関連記事:スキンヘッドのやり方は?セルフで行う方法と注意点を解説

深剃りできるアイテムを使う

深剃りできるアイテムを活用して、見えている髪や毛根の面積を減らすと、青さが目立ちにくくなります。

皮膚の下から透けて見える髪は対処できませんが、深剃りで表面に生えている髪の毛をできるだけ短く剃れれば、青さを軽減できます。

深剃りには、毛の流れに逆らって剃る「逆剃り」が有効ですが、頭皮への負担が大きくカミソリ負けを起こすかもしれません。

そこで、深剃りしつつも肌に優しい「HENSON SHAVING」の使用がおすすめです。宇宙工学を応用した精密技術で製造されており、刃がブレないことから肌に優しく、根元から深剃りできます。また軽量かつ小回りの利くカミソリなので、細部の手入れにもおすすめです。スキンヘッドが青く見えることで悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。

頭皮が硬くなるのを待つ

スキンヘッド歴が浅い場合は、頭皮が硬くなるのを待ってみるのもおすすめです。

スキンヘッド歴が長くなってくると、髪の毛によるガードがなくなった皮膚がしだいに厚くなり、青さが目立ちにくくなります。最近スキンヘッドにしたばかりという方は、焦らずに頭皮の変化を待ちましょう。

欠かさず保湿ケアする

頭皮の保湿ケアを習慣化することも大切です。

スキンヘッドにすると、髪の毛のガードがなくなるため、頭皮が乾燥しやすくなります。さらに、維持のために高頻度で剃ることで、肌の角質が削ぎ落されてバリア機能が低下するのも乾燥しやすくなる原因です。

毎日化粧水や乳液などで保湿ケアを行うと、頭皮の健康が保たれ、結果的に皮膚が強くなるスピードも早くなります。加えて、頭皮が元気でツヤがあると、光の反射の影響で青さが見えにくくなります。

頭皮が乾燥しないように、カミソリで剃った後や入浴後は、必ず保湿するようにしましょう。

また、スキンヘッドの手入れのコツは以下の記事でも解説しています。

関連記事:スキンヘッドの手入れは大変?必要なアイテムや方法を紹介

【補足】スキンヘッドの青さを隠す裏ワザ

丁寧に自己処理していても、どうしても青さが気になる方もいらっしゃるでしょう。その場合は、裏ワザでスキンヘッドの青さを隠すのがおすすめです。

・コンシーラーで隠す
・日焼けする
・ワックスで磨く

3つの裏ワザを紹介するので、ぜひ試してみてください。

コンシーラーで隠す

男性用のコンシーラーやファンデーションなどは、スキンヘッドの青い部分を隠すのに役立ちます。

ひと口にコンシーラーといっても種類が豊富にありますが、なかでもスティックタイプは肌への密着性が高く、青い部分を隠しやすいためおすすめです。

スティックタイプのコンシーラーは、青髭のような濃く目立つ部分をカバーするのに適しており、スキンヘッドの青さを隠すのにも適しています。

特に、青みを打ち消すには、補色であるオレンジが効果的です。部位によって肌の色は微妙に異なるので、できるだけ使用したい部分の肌の色に合ったコンシーラーを使うと、自然になじみます。

ただし、男性は皮脂が多いため、場合によってはすぐに崩れてしまう可能性もあります。また、汗をかくと落ちてしまいやすいので、汗っかきな方や仕事・趣味で体を動かす方は要注意です。

日焼けする

日焼けで肌の色を濃くすることで、皮膚の下の髪が透けにくくする方法もあります。

スキンヘッドの青さは皮膚の下にある毛が透けるのが原因のため、色白の方ほど青さが強調されやすくなります。

反対に、色黒の方は青さが目立ちにくくなるので、日焼けで肌を黒くするのはスキンヘッドの青さ対策として有効です。

ただし、頭皮はほかの部位と比べて肌の代謝が早く、2〜3日ほどで元の肌の色へ戻ってしまいます。また、日焼けで色付いた肌を維持するためには、屋外で日焼けしたり、週に何回か日焼けサロンに通ったりする必要があるため、お金や時間がかかってしまうのもデメリットです。

屋外での仕事が多かったりアウトドアが趣味だったりする場合には、取り組みやすい裏ワザだといえます。

ワックスで磨く

頭をワックスで磨いて光沢を出すことで、青さをわかりにくくする方法もあります。

スキンヘッドにした頭皮へワックスを塗って磨くと、ツヤのあるきれいなスキンヘッドに仕上げられます。光の反射で青さがわかりづらくなるため、一時的には有効な裏ワザです。

まとめ

スキンヘッドが青く見える原因は、皮膚の下にある髪や毛根が透けて見えるからです。

肌が薄い方ほど透けやすく、毛量が多かったり髪が太かったりする方ほど、青さが目立ちやすくなります。

対処法としては、できるだけ毎日剃るのが有効です。また、時間が経って皮膚が硬くなれば自然と青さが目立ちにくくなるため、処理を続けながら根気強く待ちましょう。

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