メンズも日焼け止めを毎日塗るべきなのかと疑問に感じていませんか。しかし、今紫外線ケアを怠ると10年後・20年後の肌に跳ね返ってくるため、日常的に対策しておくのをおすすめします。
今回は、メンズが日焼け止めを毎日塗るべき理由や塗り方のコツについて紹介します。
メンズも日焼け止めを毎日塗るべき理由
肌へのダメージを考慮するなら、メンズも日焼け止めを毎日塗ることをおすすめします。ここでは、メンズも日焼け止めを年中・毎日使用すべき理由を3つ紹介します。
紫外線は年間を通して降り注いでいるため
真夏や炎天下でのレジャー時しか日焼け止めを塗らない方は多いかもしれません。しかし、紫外線は日差しが強い日や夏だけでなく1年中降り注いでいます。
気象庁のデータによると、紫外線は7~8月ごろにピークを迎えるものの、5月・6月・9月も数値が高く、真夏とあまり変わりません。また、空全体を薄雲が覆う日でも快晴時の約8~9割の紫外線が降り注ぎます。雲の状態によっては快晴時よりも紫外線が強くなることもあるため、曇りの日も油断できません。
また、屋外にいるときは太陽からの「直射光」のほか、地面からの「反射光」や空気分子などに散乱される「散乱光」による紫外線も浴びています。上からだけでなくあらゆる方向から紫外線を浴びるため、帽子や日傘だけでは防ぎきれないのです。
以上のことから、肌へのダメージを防ぐためには年間を通して日焼け止めを毎日塗る必要があります。
出典:気象庁「日最大UVインデックス(観測値)の年間推移グラフ」
紫外線は窓ガラスもすり抜けるため
紫外線は窓ガラスもすり抜けるため、外出しないからといって日焼け止めを塗らないと肌にダメージを与えてしまいます。
窓際でPC作業や読書などをしている間も紫外線を浴びるため、一日中部屋のなかで過ごす日でも日焼け止めを塗ることをおすすめします。
紫外線を浴びると肌の老化リスクが上がるため
長年紫外線を浴び続けると、シミやしわ、たるみなどの老化現象(光老化)も引き起こします。
シミができるメカニズムとしては、表皮の奥には、シミの原因となる黒色の色素(メラニン)をつくる細胞「メラノサイト」があります。紫外線を浴びると、肌細胞を守ろうと多くのメラニンが作られます。通常は皮膚のターンオーバーによって古い角質とともにメラニンが剥がれ落ちるため、肌の色はもとに戻ります。
しかし、紫外線を長年浴び続けるとメラニンが過剰につくられ、肌のターンオーバーが滞ってしまいます。その結果、メラニンがうまく排出されず肌内部に留まり、シミになってしまうのです。
シワ、たるみができるメカニズムとしては、紫外線を浴びると活性酸素が大量に発生します。肌内部の活性酸素が増えると、ハリや弾力を維持する「コラーゲン」や「エラスチン」を生成する細胞が衰えてしまいます。その結果、弾力が衰えてシワやたるみが増え、肌の保水力も失われて老化が進んでしまうのです。
活性酸素は、紫外線を浴びてからわずか数十秒~数分のうちにつくられるため、通勤や通学などの短時間でも紫外線の影響を受けてしまいます。
毎日塗る日焼け止めの選び方
毎日使うからこそ、機能性と使用感の良さを兼ね備えた日焼け止めを選ぶことが重要です。ここでは、3つの視点から日焼け止めの選び方を解説します。
テクスチャーで選ぶ
ストレスなく毎日使える日焼け止めを選ぶためには、つけ心地や触り心地、肌にのせたときの質感といった「テクスチャー」をチェックしましょう。
塗りやすさ重視ならジェルやローション、ミルクタイプ、手軽さ重視ならサッと吹きかけられるスプレータイプがおすすめです。スプレータイプの日焼け止めは髪に使える種類もあるため、顔だけでなく髪や頭皮も紫外線ダメージから守れます。
一方、しっかり紫外線をカットしたいなら、ムラなく塗れるクリームタイプが向いています。ただしクリームタイプは重めのテクスチャーのため、べたつきが苦手な方には清涼感があるジェルがおすすめです。
SPF・PAで選ぶ
日焼け止めのUVカット効果は、SPFとPAで示されます。SPFとは、肌の炎症やシミの原因となるUV-B(紫外線B波)から守る指数を指し、10~50+(51より大きい)の数字で示されます。
一方PAとは、シミやしわ、たるみの原因となるUV-A(紫外線A波)から肌を守る指数のことを指し、「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階で示されます。
SPFの数値が高いほど、PAの+が多いほどUVカット効果が高くなりますが、強力な日焼け止めは肌への負担や刺激も強くなるため、シーンに応じた使い分けが重要です。
【シーンに応じたSPF・PAの目安】
・通勤や通学など:SPF10~30程度・PA++
・日焼けする機会がある軽めのレジャー:SPF30~50・PA+++
・炎天下でのレジャー:SFP50+・A++++
スポーツ時や外回りの多い営業職の方は、ウォータープルーフタイプや皮脂吸着パウダー配合など、汗や水に強く崩れにくい日焼け止めがおすすめです。
成分・機能で選ぶ
肌への負担や刺激を抑えるためには、日焼け止めの成分や機能にも注目しましょう。日焼け止めによっては乾燥を招くことがあるため、保湿成分が配合された商品を選ぶのがおすすめです。
セラミドや植物エキス、ヒアルロン酸、コラーゲン、アデノシンリン酸、スクワランなど成分が配合された商品なら、UVケアと同時にスキンケアもできます。肌にうるおいを与えることで使用後にツッパリ感やカサカサを感じにくく、快適に過ごせます。
また、紫外線吸収剤、合成香料、パラベン、シリコーン、鉱物油などの成分は肌に刺激を与える可能性があるため、なるべく配合されていない商品を選ぶのがおすすめです。
肌荒れしやすい方は、紫外線散乱剤が配合された敏感肌向けの日焼け止めを選んで肌へのダメージを軽減しましょう。男性はメイクをしていない方が多いため、石鹸で落とせるタイプがおすすめです。石鹸で落とせる日焼け止めなら、クレンジングによる肌への刺激を抑えられ、男性も手軽に使用できます。
【パーツ別】日焼け止めの正しい塗り方
日焼け止めは、正しい方法で使用しないと本来の効果が十分に発揮されません。ここでは、UVカット効果を最大限に高める日焼け止めの塗り方をパーツごとに解説します。
顔|重ね塗りで効果持続
洗顔後に化粧水と乳液で肌へ水分を補給したら、額・鼻先・左右の頬・顎の5か所に「大き目のパール粒」ほどの日焼け止めを置きます。日焼け止めの量が少なすぎると効果が弱くなり、多すぎると肌の油分が増えて肌トラブルを招く可能性があるため、適量を守りましょう。
日焼け止めを顔の5点に置いたら、中指や薬指で顔の中心から外側に向かって丁寧になじませます。顔全体塗り終わったら、もう一度同じ量の日焼け止めを重ねます。鼻や頬、額などの出っ張っている部分は日焼けしやすいため、しっかり重ね塗りしましょう。このひと手間によって塗りムラを防止でき、UVカット効果が持続しやすくなります。
首・鎖骨周辺|下から上に向かって塗り広げる
首・鎖骨付近も紫外線のダメージによってシワやたるみが発生しやすい部位です。10円玉硬貨大の日焼け止めを手のひらにとり、親指以外の4本の指で下から上(顎)に向かって塗り広げましょう。
首や鎖骨の前側に塗るときは上を向きながら、後ろ側(うなじ)を塗るときは下を向くと塗りやすくなります。肌を強くこすらず、やさしくマッサージするように塗るのがコツです。
腕・足|手のひら全体でたっぷりと重ね塗りを
腕や足は塗る面積が広いため、日焼け止めを直接肌の上に出して塗り広げます。塗りムラができないよう、線上にたっぷり出してから丁寧になじませましょう。手のひら全体を使って円を描くように塗り広げるのがコツです。一度塗り終わったら重ね塗りをして、塗り残しがないようにしましょう。
まとめ
メンズの肌トラブルを予防するためには、日焼け止めによるケアだけでなく毎日の髭剃りによる肌負担を減らすことも重要です。
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