メンズ向けファンデーションの選び方|肌質や紫外線対策など5つの観点で解説

カミソリ
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近年、男性の間でもファンデーションの使用が一般的になりつつあります。しかし、自分に合った製品を選ぶには、肌質や紫外線対策など、考慮すべきポイントがいくつかあります。今回は、メンズ向けファンデーションの種類や選び方を5つの観点から詳しく解説します。ファンデーション選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

メンズ向けファンデーションの種類

メンズ向けファンデーションにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や使い方が異なります。ここでは、代表的なメンズ向けファンデーションの種類とそれぞれの特徴を紹介します。

リキッドファンデーション

リキッドファンデーションは、水分・油分・粉が混ざった液状のファンデーションです。乳液のようなサラッとしたテクスチャーで、初めてファンデーションを使う方でも扱いやすいのが特徴です。

薄づきにしたり重ね塗りしたりと、仕上がりの調整がしやすいため、自分の好みや場面に合わせた使い方ができます。みずみずしく自然なツヤ感のある肌づくりが叶うので、ナチュラルな印象を保ちたい男性に特におすすめです。

厚塗りを防ぐためには、少しずつ伸ばしながら、指やメイクスポンジなどでなじませることがポイントです。また、テカリが気になる場合は、油分を吸着してくれるフェイスパウダーを重ね塗りすることで、サラサラの肌を目指せます。

クッションファンデーション

美容大国・韓国発祥のクッションファンデーションは、リキッドファンデーションをスポンジに染み込ませたアイテムです。ファンデーションを含んだスポンジをパフに取り、肌にタップするように使用します。

リキッドのみずみずしさとパウダーのサラサラ感を両立させているため、自然な仕上がりながらもテカリを抑えることができます。また、化粧下地は不要、手が汚れない、といったことから時短アイテムとしても人気があります。

忙しい朝や外出先での化粧直しにも便利なので、メイクに時間をかけたくない男性にもぴったりのアイテムです。

パウダーファンデーション

パウダーファンデーションは、パウダーをプレストした最も手軽なファンデーションです。ふんわりとナチュラルな軽い仕上がりが特徴で、メイク初心者の男性でも失敗が少なく使いやすいアイテムです。

余分な皮脂や汗を吸収することでテカリを防ぎ、肌表面をサラサラに保てるため、特に脂性肌の方におすすめです。コンパクトで持ち運びにも便利なので、昼間の化粧直しにも最適です。

ただし、皮脂が多く分泌されたり汗をかいたりすると崩れやすいという欠点もあります。長時間のメイクキープを目指す場合は、汗に強い下地やフェイスパウダーを併用するとより効果的です。

クリームファンデーション

クリームファンデーションは、こってりと濃厚なテクスチャーで肌にぴったり密着するタイプのファンデーションです。高いカバー力を発揮して、ニキビ・シミ・クマなどをしっかりカモフラージュできます。

保湿力に優れ、なめらかなツヤ肌に仕上がるので、乾燥肌の方におすすめです。特に冬場や乾燥しやすい環境で過ごす男性には、肌の乾燥を防ぎながらカバー力も得られる理想的なアイテムといえます。

クリームタイプは少量でもしっかりとカバーしてくれるアイテムが多いので、厚塗りにならないように少量ずつ塗っていくことがポイントです。指の腹を使って優しく肌になじませることで、ナチュラルな仕上がりを実現できます。

メンズ向けファンデーションの選び方

メンズ向けファンデーションを選ぶ際には、自分の肌質や肌の悩み、肌の色などに合わせて選ぶことで、肌を美しく見せるだけでなく、肌トラブルを防ぐことにも役立ちます。ここでは、メンズ向けファンデーションの選び方のポイントを詳しく解説します。

「肌質」に合わせて選ぶ

肌質によって選ぶべきファンデーションのタイプは異なります。自分の肌質を正しく把握して、それに合ったタイプを選びましょう。

乾燥肌の場合|リキッドやクリームタイプ

乾燥肌の方は、保湿成分が配合されたリキッドタイプやクリームタイプのファンデーションがおすすめです。肌にうるおいを与えながらカバーしてくれるので、乾燥による粉ふきやつっぱり感を防いでくれます。

脂性肌の場合|パウダータイプ

脂性肌の方は、余分な皮脂を吸収してくれるパウダータイプのファンデーションが適しています。サラサラとした仕上がりになるため、テカリやベタつきが気になる方に最適です。

混合肌の場合|部分によって使い分け

混合肌の方は、Tゾーンは脂っぽく、頬や口周りは乾燥しやすいという特徴があります。そのため、部位によって異なるタイプのファンデーションを使い分けるのがおすすめです。Tゾーンにはパウダータイプ、乾燥しがちな部分にはリキッドやクリームタイプを使うと良いでしょう。

敏感肌の場合|低刺激タイプ

敏感肌の方は、無香料・無着色・アルコールフリーなど、肌への刺激が少ない低刺激タイプのファンデーションを選びましょう。「敏感肌用」や「低刺激」と表記されている商品がおすすめです。

「肌の悩み」に合わせて選ぶ

肌の悩みによっても、選ぶべきファンデーションのタイプは変わってきます。自分が何を改善したいのかを明確にしましょう。

ニキビ跡やクマなど気になる部分をしっかり隠して肌を綺麗に見せたい人は、カバー力の高いファンデーションが適しています。これらは肌の凹凸や色ムラをしっかりと隠してくれます。

青髭・顔のくすみなどをカバーして自然な肌色に補正したい人は、BBクリームがおすすめです。BBクリームは、美容液成分や日焼け止め効果、化粧下地などの役割が一本になったもので、ファンデーションよりは薄づきでカバー力が低めです。自然な仕上がりが好みの方に向いています。

肌のテカリが気になる人は、サラサラの質感にしてくれる「皮脂吸着パウダー」配合のものを選ぶと良いでしょう。これにより、長時間テカリを抑えることができます。

青髭を目立たなくしたい方は、「HENSON SHAVING」の一枚刃カミソリもぜひご検討ください。精密構造により、肌へのダメージを抑えつつ綺麗に深剃りできるため、青髭が目立ちにくくなります。また、オールメタルのため、耐久性や耐食性が高く、長くご使用いただけます。

なお、青髭に悩んでいる方はこちらの記事も参考にしてください。

髭を剃っても青い原因と6つの対策!青髭をなくして好印象に!

「肌の色」に合わせて選ぶ

ファンデーションは自分の肌の色に合ったものを選ぶことが重要です。特に首の色に合わせるのがコツです。

首の色よりもファンデーションが明るかったり暗かったりすると、顔と首の境目が目立ち、不自然な印象を与えてしまいます。自然な仕上がりを目指すなら、首の色と顔の色をそろえることを意識しましょう。

メンズ用ファンデーションは多くが2~3色展開なので、その中から首の色に近いカラーを選ぶと良いでしょう。迷った場合は、少し暗めのものを選ぶと自然な仕上がりになります。

「紫外線対策」で選ぶ

紫外線を浴びてしまうと肌が乾燥しやすくなり、老化や肌トラブルを起こすこともあります。肌の健康を考えるなら、紫外線対策は欠かせません。

ファンデーションで紫外線対策もしたい場合は、SPFやPAの表示がある紫外線カット機能付きのファンデーションがおすすめです。これにより、別途日焼け止めを塗る手間を省くことができます。

日焼け止めを塗った上からファンデーションを塗るとベタつきが気になったり、メイクが崩れやすくなったりすることもあるため、一度に済ませられる紫外線カット機能付きのファンデーションは便利です。

「落としやすさ」で選ぶ

メンズファンデーションには、クレンジングが必要なもの・洗顔料や石けんのみで落とせるものがあります。どちらを選ぶかは、ライフスタイルや好みによって異なります。

クレンジングを使うのが面倒に感じる人は、「洗顔料で落とせる」という表記があるものを選ぶと良いでしょう。特に初めてファンデーションを使う方や、メイク初心者の方には、洗顔料のみで落とせるタイプのほうが取り入れやすいかもしれません。

ただし、カバー力が高いものほどクレンジングが必要になる傾向があるため、カバー力と落としやすさのバランスを考慮して選ぶことが大切です。

まとめ

ファンデーションにはリキッド・クッション・パウダー・クリームといった種類があり、それぞれの特徴を理解し、自分の肌質や悩みに合わせて選ぶことが大切です。また、肌の色や紫外線対策、落としやすさも考慮することで、より快適に使用できます。

初めてファンデーションを使う方は、扱いやすくナチュラルな仕上がりのリキッドやクッションタイプから試してみるのも良いでしょう。肌の悩みをカバーしたい方は、カバー力の高いクリームタイプやBBクリームを検討してみてください。自分に合ったファンデーションを選び、清潔感のある肌を目指しましょう。

関連記事:「【初心者向け】メンズメイクに必要なもの15選!ベースメイクからリップメイクまで紹介

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