髭剃りと洗顔の適切な順番は?剃り残し・カミソリ負けしやすい方必見!

カミソリ
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身だしなみに欠かせない髭剃りですが、髭剃りと洗顔は「どっちを先にすべきか」悩む方も多いのではないでしょうか。
特に剃り残しが気になる方や、カミソリ負けしやすい方は、適切な順番を知れば肌荒れ知らずのツルツル肌を手に入れられます。

本記事では、髭剃りと洗顔の適切な順番をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

髭剃りは「洗顔→シェービング→保湿」の順番が基本!

髭剃りと洗顔の順番は「洗顔→シェービング→保湿」が基本です。

先に洗顔を行うべき理由は、以下の3つです。

・肌を傷めにくいから
・剃り残しのないツルツル肌に仕上がるから
・清潔にすると肌荒れを防げるから

そもそも髭は体毛のなかでも特に硬く、乾いた状態では同じ太さの銅線に匹敵するほどの硬度を持ちます。

そのため乾いたまま剃るとカミソリの刃に引っ掛かりやすく、カミソリ負けしたり、傷ができたりするリスクが高くなります。

また、洗顔前にカミソリを使用すると、不衛生であることも問題です。

朝・夜を問わず顔は汚れや雑菌が付いているため、そのまま剃ってしまうと雑菌を塗り広げることになり、傷口や毛穴から菌が侵入して肌荒れにつながってしまいます。

そうすると、カミソリに雑菌が繁殖して、不衛生な状態が続く懸念もあります。

洗顔は髭に水分を与え柔らかくする効果も期待できるので、滑らかに剃りやすくなります。ツルツル肌に仕上げやすいだけでなく、肌への負担も抑えられるため一石二鳥です。

清潔にして肌の健康を保ちつつ、カミソリを衛生的に保つためにも、髭を剃る前に洗顔をしましょう。

洗顔後は、シェービング剤をたっぷり顔に塗ってから髭を剃るのが基本です。シェービング剤には、刃を滑らせるスムーサーとして役立つため、肌を傷付けにくくなります。

シェービング剤が少なければ、肌へのダメージが大きくなりやすく剃り残しも目立つようになるので、まんべんなくたっぷりと使用することが大切です。

髭が目立つ部分はもちろんですが、髭が生えていなくてもカミソリの刃が当たる可能性がある部分はしっかりと塗り込みます。

シェービング後は、必ず保湿して乾燥を防ぎ、雑菌の繁殖を抑えましょう。化粧水や保湿クリームなどで潤いを与えることで、カミソリ負けを防ぐ効果も期待できます。

シェービング剤を使わない場合は「シェービング→洗顔→保湿」

電気シェーバーでシェービング剤を使用しない場合は「シェービング→洗顔→保湿」の順番で行いましょう。

基本的にシェービングクリームやフォーム、ジェルなどを使用した方が、肌への負担低減や剃り残しを軽減できます。

しかし、電気シェーバーを使用する場合は、カミソリとは違いシェービング剤がなくてもカミソリ負けすることなく髭を剃れます。

シェービング剤を使用せずに電気シェーバーで剃る場合、先に洗顔してしまうと柔らかくなった髭を捉えにくくなり、上手く剃れなくなるかもしれません。

そのためシェービング剤を使用せずに電気シェーバーで剃るなら、洗顔はシェービング後に行いましょう。

ただし電気シェーバーのメーカーによって、推奨されている使い方は異なります。

カミソリと同じく洗顔前を推奨するメーカーもあれば、洗顔前もしくは洗顔中を推奨するメーカーもあるため、取扱説明書や公式ホームページなどを確認して、メーカー推奨の使い方を確認すると安心です。

電気シェーバーを使用する場合でも、髭剃り後の保湿は忘れずに行いましょう。

髭剃り・洗顔の順番でよくある疑問まとめ

毎日行うにもかかわらず、正しい方法を知る機会が少ない髭剃り。髭剃りと洗顔の順番について、ほかにも多くの疑問点があるでしょう。

そこで髭剃りや洗顔の順番について、よくある疑問をまとめてみました。

Q.洗顔フォームで髭剃りを(髭剃りと洗顔を同時に)してもいいの?

洗顔フォームをシェービング剤の代用として、洗顔と同時に髭剃りを行うのはおすすめしません。

もし洗顔フォームで代用したい場合は「泡立ちが良く弾力がある、低刺激、洗浄力が強過ぎない」を基準に選ぶと良いでしょう。

カミソリの刃による肌への負担を軽減するためにも、泡立ちの良さは絶対条件です。

アルコール配合量が多いものや洗浄力が高過ぎるものは、シェービングフォームの代用としては不向きなので注意してください。

洗顔料とシェービング剤を使いわけるのが面倒な方に向けて、シェービングクリームとして使える洗顔フォームも販売されているので、代用するなら専用商品を買うのがおすすめです。

ただし体質によっては、専用のシェービング剤を使用すべき場合もあります。具体的に、以下のような特徴に当てはまる方は洗顔フォームを使った髭剃りは控えましょう。

・髭が濃い
・毛量が多い
・極度の乾燥肌もしくは敏感肌

なぜなら洗顔フォームはあくまで洗顔のために作られているため、洗浄能力に重きが置かれており、シェービング剤に含まれる以下のような効果は期待できません。

・カミソリの滑りを良くして肌との摩擦を軽減する
・髭を柔らかくしてスムーズに剃りやすくする

そのため髭剃り中にカミソリの刃が髭に引っかかって、肌トラブルのリスクが高くなってしまいます。

Q.洗顔を先にしても髭が剃りにくい気がする…どうすれば良い?

先に洗顔しても髭が剃りにくい場合は、ぬるま湯で洗顔するのがおすすめです。

冷たい水より温かいぬるま湯の方が、髭に水分が行き渡りやすく膨張させる効果があります。さらに毛穴を開かせる効果もあるため、髭が剃りやすくなります。

また洗顔後に、ホットタオルで顔を温めるのも効果的です。

髭に水分と熱が加えられることで、より柔らかくなってスムーズに剃りやすくなるため、肌を傷めることなくツルツルに剃りやすくなります。

ホットタオルの作り方は簡単で、清潔なタオルに水を含ませて軽く絞ったら、ラップで包み電子レンジで30秒ほど加熱するだけです。

髭が剃りにくい場合は、ぬるま湯での洗顔や洗顔後のホットタオルを試してみてください。

Q.シェービング後に洗顔するとヒリヒリするのはなぜ?(電気シェーバーの場合)

シェービング後に洗顔するとヒリヒリするのは、洗顔時の摩擦や洗顔料の成分が刺激になっている可能性が考えられます。

シェービングは髭だけでなく、不要な古い角質や皮脂、皮脂膜なども一緒に削り取られるため、シェービング後の肌はデリケートな状態です。

その状態の肌では、洗顔による摩擦や洗顔料の成分が大きな刺激になりがちです。

洗顔後のヒリヒリが気になる場合、まずは洗顔方法を見直しましょう。

洗顔料をよく泡立てて、肌と手が当たらないよう意識して洗うことが大切です。必要な皮脂まで洗い流さないよう、洗顔時間は10秒~20秒が目安です。

洗顔後は、ぽんぽんと優しくタッチするように水分を拭き取って、少しでも刺激を与えないようにしましょう。

もし洗顔料が合わないと感じるのであれば、髭剃り後の肌をケアするための商品を試してみるのがおすすめです。

Q.クレンジングはどの順番でする?

クレンジングを行う際は、洗顔の前に行いましょう。

そのため「クレンジング→洗顔→髭剃り→保湿」(カミソリ使用時)となります。

クレンジングの役割は、メイク汚れを落とすこと。その後洗顔することで、汗や皮脂などの汚れとともに、肌に残ったクレンジング剤を落とします。

Q.髭剃りの順番でしてはいけないことはある?

髭剃り後に推奨できないこととして、マッサージやピーリングなどが挙げられます。

髭剃り後は古い角質が取れることで、肌のバリア機能が一時的に低下して乾燥しやすくなっている状態です。

肌がデリケートになっているので、マッサージやピーリングのような肌に刺激を与える行為をシェービング後に行うのは避けましょう。

まとめ

髭剃りと洗顔の順番を間違えると、剃り残しが多くなったり、肌荒れ・カミソリ負けといった肌トラブルにつながりやすくなったりするため、正しい順番を守って行うのが大切です。

基本的には先に洗顔してからシェービングし、仕上げに保湿します。電気シェーバーを使用する場合は、商品やメーカーによって異なるので取扱説明書を確認しましょう。

適切な順番で髭を剃れば、肌荒れ知らずのツルツル肌を目指せます。

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